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初めて猫を飼う方へ、猫をお迎えする前の8つの心構え。

仔猫
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綺麗で大きな瞳、プニプニの肉球、フワフワの毛並み、猫ってたくさんの魅力を持っていますよね。

そんな猫を飼って、好きなだけその魅力を味わってみたいと思っている人も多いはず!

ペットショップで探すか、近所で生まれた猫を貰うか、色々迷いますよね。

でもその前に、本当に猫を飼う事が出来るか確認しましょう。

飼ってから「こんな筈じゃなかった」と後悔し、手放してしまうなんてことはあってはなりません。

ここでは、猫を飼う前に知っておくことについて、まとめてみました。

目次

広い心を持って猫を飼おう

私は長年猫を飼ってきました。今も3匹の猫と暮らしています。

犬を飼っていた時期もあったのですが、犬と猫とでは根本的に違いますね。

もし「犬を飼った経験があるから、猫も飼えるだろう」と考えていたら、それはちょっと違うかも。

猫と暮らすって、思っている以上に大変かも知れませんよ。

飼い主さんの性格によっては、「絶対無理!」ってなることも充分考えられます。

飼ってから後悔しないために、これから書くことに目を通してみてくださいね。

猫って大変!と思うのは、どんな時?

癒しを与えてくれるイメージの猫ですが、そればかりではないんですよ。

猫を飼っている人が、「大変だな」と感じている事って大体同じです。

細かい事を挙げればたくさんあると思いますが、一般的に大変だと言われているのは次のような事です。

基本的に言うことを聞かない

猫は自分の意思で行動するので、犬のように飼い主の言うことを聞いてくれません。

やって欲しくないことがあっても、それを猫に教えるのは難しいです。

頭が悪いわけではなく、怒りながら教えると飼い主が居ない時にこっそりやったりします。

猫は、やりたいと思った事はやるんです。

猫の知能は、人間の3歳児くらいだそうです。

いたずら盛りの子どもと一緒なんです。

うちの猫も、棚の上の物を一つずつ落として、人間の反応を見て楽しんだりします。

カーテンをよじ登り、生地に爪痕をつけたりもします。

好ましくない行動が見られたら、それをやめさせるしつけをするよりも、出来なくするにはどうしたら良いかを考えた方がずっと早いです。

そういう思考回路の人じゃないと、猫と暮らすのが苦痛になってしまうかも知れません。

抜け毛が多い

猫種にもよりますが、換毛期の抜け毛は結構厄介です。

特に長毛種の場合、こまめなブラッシングが必要でしょう。

怠ると毛玉が出来たり、毛球病になったりします。

我が家の猫達は長毛ではありませんが、それでも換毛期には毎日ブラッシングしています。

毎日やっていても、どんどん抜けてきます。

これを大変と思うかどうかは飼い主さん次第ですが、気持ち良さそうにしている顔を見ると私は嬉しくなってきます。

夜中に鳴いたり走り回る

中には、夜中に鳴いたり走ったりする猫もいます。

冬などは、布団に入りたくて飼い主を起こすこともあるでしょう。

勿論、個体差があります。

うちの場合は、朝まで静かにしてくれる猫の方が多かったです。

夜中に鳴く猫も居ますが、私の布団に入れて撫でている内に寝てしまうので問題は無いです。

壁や家具で爪とぎをする

これはもう、猫なので仕方がないです。

猫は、「ここは壁だから爪を研いではいけない」なんて考えません。

市販の爪とぎグッズを設置してあげれば、殆どの場合解決しますよ。

それでももし壁で爪とぎをされたら、余程その場所が気に入っているのでしょう。

その部分に保護シートを貼ったり、爪とぎグッズを立てに設置すると良いでしょう。

猫の爪は獲物を捕まえるための大事な道具であり、身を守るための武器でもあります。

生きて行くために爪の手入れをしっかりする必要があるので、爪とぎを止めさせる事は出来ないと考えておきましょう。

どこにでも、いきなり吐く

猫は、たまに毛玉を吐き出します。

突然どこにでも吐くので、大切な書類などは出しっぱなしにしないようにしましょう。

そして、毛足の長い絨毯は避けた方が良いかも知れません。

うちの猫達も吐きます。

キャットタワーの上から吐いた事もありました。

吐く前に「ケホッケホッ」となるので避ける事は出来ましたが、いきなりなので驚きますよね。

毛玉だけでなく、食後に食べたものをそのまま出す事もあります。

これは一気食いをした時によく見られる嘔吐で、食後の吐き戻しに悩む飼い主さんは多いです。

うちの猫にも、食後に吐き戻しやすい猫がいます。

そのような猫ちゃんには吐き戻し軽減フードを与えたり、食べる量を調整してあげるようにしましょう。

医療費が結構かかる

病気にならなければエサ代くらいしかお金が掛からないのですが、体調を崩したらもう大変!

一回の通院で数万円ずつ掛かる事もあります。

特に手術では、驚くほどの金額が掛かります。

うちには療法食を食べている子がいるのですが、特別なフードは値段が高めです。

今はペット保険があるので、加入しておくと安心かも知れませんね。

ただ、適応されない場合などもあるので、詳細な内容をしっかり確認して把握しておきましょう。

抱っこが好きな子ばかりではない

抱っこされるのが嫌いな猫もいます。

うちの猫も、1匹そういう子がいます。

すごく甘えん坊で、いつも私の後をついて歩き、夜も一緒に寝ているんですが、何故か抱っこをさせてくれません。

もし抱っこをしたいのなら、ラグドールのように抱っこが好きな猫種を選ぶと良いでしょう。

長期の旅行は難しい

旅行をする場合、2泊が限度でしょう。

ペットホテルに預けるという手もあるのですが、猫の場合環境が変わると食べなくなる子が多いです。

最後に

猫を飼う前に知っておいて欲しいことを、まとめてみました。

猫は、膝の上で大人しく撫でられているだけではありません。

犬のように言うことを聞かないので、しつけはとても難しいです(殆ど無理です)。

抜け毛は多いし、夜中に鳴いたり走ったりもします。

爪とぎで家具を傷つけられる場合もあります。

飼ってから「こんなはずじゃなかった」と思わないように、敢えてデメリットを書きましたが、猫は本当に可愛いです。

私は毎日、猫達に癒されっぱなしです。

今回書いたようなことがあっても、おおらかな気持ちで受け止められる人なら、きっと猫との素晴らしい生活を送る事が出来るでしょう。

仔猫

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