フランス原産のシャルトリューという猫をご存知でしょうか?
シルバーの毛並みが美しく、少し青みがかっているのが特徴です。
温和な性格なので、初心者さんにもおすすめの猫ですよ。
気品溢れるシャルトリューについて、その歴史や特徴、性格をまとめてみました。
シャルトリューの歴史
神秘的な美しさを持つ猫、シャルトリュー。
その歴史は古く、11世紀のフランスにまで遡ると言われています。
また、元フランス大統領の愛猫でもありました。
第二次世界大戦の時には、ドイツ占領下であったパリで、作家のコレットがシャルトリューを飼育して愛国心を示したと言われています。
この逸話からシャルトリューは、「フランスの宝」とも呼ばれています。
16世紀以降の文献や絵画にも登場するほど、有名な猫なんですよ。
18世紀には学術名が決まっていることから、猫種として認められていたようです。
第二次世界大戦中に絶滅しそうになりましたが、フランスの愛好家により生き延びることが出来ました。
しかし、今度は毛皮が高額で取引きされるようになると、再び絶滅しそうになります。
もはや純粋猫種としての復活は出来なくなり、異種交配によって個体数を増やしたのです。
日本に入ってきたのは、1970年代です。
シャルトリューの体の特徴は?
体重 ・・・ 3~6.5kg、寿命 ・・・ 12~15年
丸い顔と美しい被毛が特徴のシャルトリュー。
密生した被毛により、見た目の印象はかなりモフモフしています。
青みがかったグレーは、光沢もあり気品に溢れています。
手触りはウールのように柔らかいです。
ロシアンブルーやコラットと共に、「ブルー御三家」と呼ばれています。
骨格がしっかりしており、逞しくガッチリとした体格をしています。
丸い顔に低めの鼻、瞳はまん丸でとても愛くるしい顔をしています。
いつも微笑んでいる顔をしているので、「微笑みの猫」とも呼ばれています。
瞳の色は、ゴールドやオレンジ、カッパーです。
シャルトリューの性格は?
とても穏やかな猫なので、初心者さんも安心です。
大らかな性格なところも、飼育しやすい理由でしょう。
鳴き声は小さめで、大人しいです。
人懐っこく、飼い主と一緒に過ごすのが大好きです。
攻撃性が無いので、多頭飼育に向いていますよ。
小さいお子さんがいる家庭にもおすすめです。
最後に
「フランスの宝」や「微笑みの猫」と呼ばれるシャルトリューについて、歴史や特徴、性格をまとめました。
モフモフの被毛は、青みがかったグレーでとても美しく触り心地も良いです。
穏やかで人懐っこい性格は、初めて猫を飼う人や子供のいるご家庭にピッタリでしょう。
物覚えも良く、しつけもしやすいですよ。
きっと素敵な家族になってくれることでしょう。
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