カラフルな羽色と可愛らしい仕草で、私たちを癒してくれるインコ。
そんなインコは、昔からペットとして人気がありますよね。
よく知られているセキセイインコは小柄で丈夫でよく懐き、初心者さんにおすすめです。
寿命が長かったり、大型だったり、鳴き声が大きいなど、飼育難易度の高いインコも集めてみましたよ。
どんなインコを飼おうか迷っていたら、是非参考にしてみてくださいね。
セキセイインコ
体長18~23cm、寿命約10年。
ギネスブックには、30歳まで生きた記録もあります。
インコと言えば、セキセイインコを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
世界中で大人気のペットで、色や模様のバリエーションが5000品種以上もあるそうです。
小柄でカラフル、教えれば人間の言葉も覚えます。
長文も覚えるので、住所や昔話を教える人も多いですよ。
飼い主にもよく懐き、ケージから出して一緒に遊ぶことも出来ますよ。
ボタンインコ
体長13.5cm、体重35~50g、寿命約10年。
目の周りが白く縁どられた、とても美しいインコです。
ルリコシボタンインコやキエリクロボタンインコなど、種類も豊富です。
人によく懐きますが、噛む力が強いので子どもがいる家庭では注意が必要でしょう。
甘えん坊なので、構って貰えないと大声で鳴いたりすることもあります。
神経質な面もあり、ストレスが溜まると毛引症(自分で羽を抜いてしまう)が見られることも。
マメルリハ
体長12cm、体重30g、寿命10~20年。
羽色が美しく小柄なインコで、手乗りにすればよく懐きます。
羽色はノーマルカラーのグリーン以外にも、ブルーやイエローなどバリエーション豊富です。
あまり鳴かないインコですが、飼い主を呼ぶ時に大きな声を出すことがあります。
よく遊びよく食べ、飼い主によく甘える可愛い性格をしたインコです。
糞の水分が少ないので、掃除がしやすいのも飼い易さのポイントとなっていますね。
オキナインコ
体長29cm、体重100g、寿命約15年。
中型のインコで、緑色と灰色がノーマルカラーです。
品種改良が進んでおり、様々な色が増えてきています。
頭が良いので、言葉以外にも輪投げやバスケットなどの芸を覚えたりします。
大人しい性格をしていますが、縄張り意識が強い個体は噛む事があります。
放鳥の時には移動空間を増やし、縄張り意識を薄めてあげると良いでしょう。
寂し狩り屋なので、長時間留守にする家には向いていないです。
コガネメキシコインコ
体長30cm、体重100~120g、寿命約20年。
黄色とオレンジ色をした鮮やかなインコで、とても人気があります。
遊ぶことが大好きで、飼い主によく懐きます。
噛む力が強いので、噛み癖がつかないように気を付けましょう。
また、鳴き声が大きいので集合住宅には向いていません。
コンゴウインコ
体長50~100cm、寿命約50年。
色彩鮮やかな大型のインコで、鳴き声もかなり大きいです。
広い飼育スペースが必要な上に、寿命も50年という長さなので、簡単には手が出せないインコです。
性格は犬のようだと言われており、とてもよく人に懐きます。
知能が高いので言葉も良く覚えますよ。
万が一噛まれてしまった場合、数針縫うケガをする事でしょう。
噛む力がかなり強いので、お客さんが来る時などはケージに入れておきましょう。
電源コードなども齧られてしまうので、部屋の中を整理しておきましょう。
ペットとして飼育している人もいますが、動物園などで飼育される事が多いインコです。
ヨウム
体長30~35cm、体重300~500g、寿命約50年。
とても頭の良いインコで、鳥類でトップクラスの頭脳を持ちます。
言葉を覚えるのは勿論、その意味を理解して使う事も出来るようです。
見た目も名前もオウムに似ていますが、インコの仲間です。
寿命がとても長いので、飼育するには子どもや孫とも話し合いが必要かも知れませんね。
飼い主が先立ち、施設に預けられることになった鳥って結構多いんです。
知能が高いので、居なくなった飼い主を呼び続けることもあるそうです。
寿命について、よく検討してから飼育を始めましょう。
コザクラインコ
体長15cm、体重40~60g、寿命10~15年。
たくさんのカラーバリエーションがあり、どのカラーもとても美しいです。
言葉はあまり覚えませんが、鳴き声はとても大きいです。
愛情深いインコで、英語では「ラブバード」と呼ばれています。
ペアで飼育すると仲良く過ごす姿に癒されることでしょう。
パートナーが居ない場合は、飼い主にたっぷりの愛情を注いでくれますよ。
そのため、飼い主が子供や他のペットと仲良くしているとヤキモチを妬いたりします。
また、構ってあげる時間が少ないと寂しがります。
自分の毛を抜いたり、攻撃的になったりなどの問題行動に繋がります。
オオハナインコ
体長35~40cm、体重400~500g、寿命30~40年。
オスとメスで色が違っており、オスはラウムグリーンとスカイブルーで、メスはブルーとワインレッドです。
どちらも大変鮮やかな色をしています。
性格は、オスの方がおっとりしていて懐きやすいです。
メスは神経質な傾向にあるので、オスほど落ち着きがない傾向にあります。
頭が良いインコなので、言葉をよく覚えはっきりした発音で喋ります。
大型インコにしては、鳴き声はそれほど大きくありません。
ただし響くことは響くので、早朝など鳴かれたら困る時間帯には部屋を暗くしておきましょう。
サザナミインコ
体長16cm、体重45~55g、寿命約12年。
中型のインコで、羽毛には複数のカラーがあります。
丸っこい体にクリクリした大きな目が魅力的です。
温厚な性格をしていて、動きがゆっくりで噛むことも滅多にないです。
普段の鳴き声は小さめですが、呼び鳴きをする時はよく響く声を出します。
籠ったような鳴き声なので、言葉を覚えてもはっきりと発音するのが苦手です。
音楽や口笛が覚えやすいようです。
最後に
人気のインコを、難易度に関係なく紹介しましたが、いかがでしたか?
小型から大型のインコまで紹介しましたが、インコの中には50年くらい生きる種類あります。
飼育する前に、寿命の確認をしっかりしておきましょう。
また、鳴き声が大きなインコや広いスペースを必要とするインコもいます。
見た目だけではなく、それぞれの特徴をしっかり把握する必要がありますね。
インコを飼育するのが初めての場合は、小柄で丈夫なセキセイインコなどがおすすめですよ。
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