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うずらってどうやって飼うの?うずらの特徴や飼育方法について。

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近年ウズラもペットショップで売られるようになってきました。

ウズラと言えば、スーパーの卵コーナーに並んでいる、小さな卵を思い浮かべることでしょう。

その卵を産んでいるウズラもまた、体の小さな可愛らしい鳥です。

丸っこいシルエットが愛らしく、ペットとして飼う人が増えています。

ウズラはなんと、江戸時代からペットとして飼育されていたそうですよ。

今回は、そんなウズラの特徴や飼育方法についてまとめてみました。

飼ってみたいと思っている人は、是非参考にしてみてくださいね。

目次

ウズラってどんな鳥なの?

キジ目キジ科ウズラ属に分類される、小さな鳥です。

大人になっても、体長20cmくらいです。

草原や農耕地に生息している渡り鳥で、春~夏は東北や北海道で卵を産み、寒くなると九州などの暖かい地方に移動します。

野生のウズラは、昆虫や植物の種を食べて暮らしています。

鳴き声が美しく、江戸時代の武士達はその鳴き声を競い合わせていたそうです。

日本人に古くから親しまれてきた鳥で、古事記や万葉集にも書かれている程です。

ただ鳴き声は美しいですが、声がとても大きいです。

窓を閉めていても外に聞えるので、うるさいと思われてしまうことも。

特にオスの鳴き声は大きいので、対策が必要になってきます。

ウズラは懐くかどうか気になる人も多いと思いますが、セキセイインコのように簡単には懐いてくれません。

とても警戒心が強くて臆病な鳥ですが、気長に接していれば懐いてくれることでしょう。

飼育する場合は、ヒナからの方が懐きやすいです。

上手くいけば、手乗りになることもあるそうです。

ウズラの寿命は。野生では10年くらいですが飼育下だと7~8年くらいです。

飼育下の方が長生きする動物も多いですが、ウズラの場合は野生の方が長生きするようです。

かなり臆病な生き物なので、人間との生活がストレスになる可能性もあるかも知れませんね。

また、メスの方がオスよりも2年くらい寿命が短いようです。

これはあくまでも平均的な数字ですから、勿論もっと長生きすることもあります。

単独飼育の方が、ストレスが掛かりにくい

ウズラを飼育する際には、単独飼育の方がストレスが掛かりにくいです。

ウズラのメスは、たくさんの卵を産みます。

生きている間に、大体340~380個くらい産むそうです。

寿命が短いのは、それが原因になっているとも言われています。

また、ペアの場合はメスがオスを追いかけまわしてしまったり、オス同士だとケンカをすることもあります。

ストレスを減らせば長生きする可能性が高まりまるので、単独飼育がおすすめです。

ウズラにはどんな種類があるの?

大きく分けて、ウズラの種類は次の2つです。

新世界ウズラ

樹上に暮らすウズラで、コリンウズラ、カンムリウズラ、メキシココリンウズラなどがあります。

飼育スペースには、高さが必要になってきます。

旧世界ウズラ

地上で暮らす種類で、ヒメウズラやヨーロッパウズラなどがあります。

ヒメウズラは体がとても小さいので、飼育しやすいです。

ウズラ飼育に必要なもの

ウズラを飼う前に揃えておきたいものを、まとめました。

飼育用ケージ

大人のウズラを育てる場合には、鳥かごとして売られている物を買えばOKです。

底の金網を外して新聞紙などを敷き、歩きやすくしてあげましょう。

高くジャンプすることがあるので、頭を怪我しないように天井にスポンジやエアクッションなどを付けると安心です。

ヒナから育てる場合は、ガラスの水槽が良いでしょう。

幅が30cmくらいのサイズがおすすめです。

砂浴びの場所

野生のウズラは砂浴びをすることで、汚れや害虫を落とします。

飼育しているウズラも砂浴びが大好き。

体が汚れていなくても、砂浴びをしたがります。

ウズラには、砂を食べ消化を助けるという特徴があります。

そのため、食べても大丈夫な砂を用意しなくてはいけません。

ペットショップで売っている、チンチラの砂浴び用の砂や焼砂が良いでしょう。

砂も汚れてくるので、2週間くらいで交換してあげましょう。

エサ

種類は少ないですがウズラ専用のエサが売られているので、それを用意しましょう。

卵を産むメスはカルシウム不足に陥りやすいです。

オスが居なくても卵を産みますので、カルシウム不足解消のためにサプリメントやカキの殻を与える良いですよ。

たまにオヤツとしてミルワームなどのムシ餌をあげると動物性たんぱく質の補給になりますし、ウズラも喜びますよ。

エサ、水の容器

100均で売っている容器でOKです。

ヒナの場合は水入れがひっくり返らないように、両面テープなどで固定してあげましょう。

プラスチック製だと軽くてひっくり返りやすいので、陶器製がおすすめです。

ヒーター

ヒナの場合は、体温調節が未熟なのでヒーターが必要です。

ペットショップで売られている、ヒヨコ電球がおすすめです。

または、下に敷くタイプの小動物用ペットヒーターでも良いでしょう。

消臭剤

ウズラはよく排泄するので、1日に2回掃除をすると良いでしょう。

こまめにケージを掃除していれば、ある程度の臭いは抑えられます

それでもウズラの臭いが気になる時には、ペット用の消臭剤を用意しましょう。

おすすめは、臭いの元から分解してくれる「カンファペット」です。

人間用の消臭剤は、ペットに害のある成分が配合されていることもあるので注意が必要です。

最後に

ウズラの特徴や飼育方法について紹介しましたが、いかがでしたか?

丸っこい体付きが可愛らしいウズラは、とても臆病で警戒心が強い生き物です。

それでもヒナの頃から愛情を込めて根気強く飼育することで、懐いてくれる可愛い鳥です。

飼育する際には単独飼育にした方が、ストレスが少なくなるのでおすすめです。

注意する点は、鳴き声が大きいことです。

窓を閉めていても外まで聞えるので、住宅地で飼育する場合には防音対策が必要となります。

また、飼育を始める前には、近所の動物病院がウズラも診察してくれるかどうか確認しておきましょう。

セキセイインコは診てくれてもウズラは診て貰えない場合があるので、注意が必要です。

懐けば手乗りになることもあるので、根気強く育ててみてくださいね。

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