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うさぎも健康診断を受けた方が良いの?うさぎの健康診断の必要性と内容について。

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飼っているウサギの健康状態って、気になりますよね。

普段からよく観察していても、気付かないところで病気が進行していたりもします。

そこで病気の早期発見のためにも、定期的に健康診断を受けることをおすすめします。

ウサギの健康診断って、一体どんなことをするのか気になりますよね。

そこでここでは健康診断の必要性と、一般的な健康診断の内容を紹介していきたいと思います。

目次

健康診断の必要性について

ウサギにも健康診断は必要です。

飼い主さんが毎日健康状態を観察していても、ウサギは表情が少ないので痛かったり苦しかったりしても分かりにくいんですよね。でも病院で定期的にチェックして貰うことで、飼い主さんが見落としていたことに気付くかも知れません。

病気の早期発見に繋がるので、もし迷っているのなら是非健康診断を受けてみましょう。

定期的に病院に行くことで、獣医さんに体を触られることに慣れさせることも出来ます。

また、ちょっと気になることなど、獣医さんに質問する機会も出来ますよ。

健康診断は、2~3カ月に1回行っていれば安心でしょう。

爪切りをして貰うついでに、健康診断もしてもらう感覚ですね。

犬や猫は1年に1回という場合が多いですが、ウサギはもっと寿命が短いのであまり間隔を開けずにチェックして貰うと安心です。

ただ、とても怖がりな子の場合は、ストレスにやられてしまうことも考えられます。

様子を見て間隔を広げても良いでしょう。

同じ理由で、生後1年を過ぎた頃から健康診断を受け始めれば良いでしょう。

その辺りは、獣医さんと相談しながら進めていきましょう。

健康診断では、どんなことをするの?

ウサギの健康診断ってどんなことをするのか、前もって知っておくと安心出来ますよね。

そこで、健康診断の内容について紹介していきたいと思います。

病院によって若干内容が違うかも知れませんが、基本的に以下のようなことをチェックします。

まずは身体検査を行います。

これは獣医さんによる、触診、視診、聴診です。

同時に体重や体温チェックもします。

触診や視診では、次のようなことを確認していきます。

触診や視診での確認内容

口の状態のチェック

ウサギにとって、口の中のチェックもすごく大切です。

ウサギのチャームポイントでもある、大きな歯。

咬み合わせが悪かったり歯が曲がって伸びてしまったりすると、上手に食事が出来なくなってしまいます。

また、あごの状態をチェックしたりもします。

骨が変形していないか、腫瘍は出来ていないかなど、確認していきます。

目や鼻のチェック

目の充血や汚れなど、症状が無いかどうかチェックします。

ウサギも結膜炎になったり、涙嚢炎や白内障といった病気にもなります。

鼻は、詰まっていたり鼻水が出ていないかを調べます。

どちらも気になることがあったら、獣医さんに伝えてよく見てもらいましょう。

耳のチェック

耳が垂れているタイプのウサギだと、耳の病気になりやすいです。

外耳炎や寄生虫の感染が無いか、よく調べて貰いましょう。

ウサギは耳の病気から、斜頸という症状が出たりもします。

耳の様子で気になる事があったら、獣医さんに相談してみましょう。

足の裏のチェック

ウサギの足の裏は、脱毛しやすい場所なんです。

ソアホックと呼ばれるもので、特に室内飼育のウサギはこの症状が出やすいです。

酷くなると炎症を起こしてしまうので、早めの対処が必要となります。

外で飼育されているウサギには、ソアホックはあまり見られないそうです。

聴診での確認内容

聴診では、次のような事を確認します。

  • 心臓の音
  • 心拍数
  • 呼吸の音
  • お腹の音(消化したものが腸内を移動する時の音)

血液検査、便・尿検査での確認内容

身体検査以外では、次のような検査をします。

血液検査

血液を採取して行う検査なので、ウサギにとってはちょっと負担になります。

ですが、とてもたくさんの情報を得られるので、定期的に調べて貰うと安心です。

血糖値、肝機能、腎機能、脂質代謝、白血球数など、いつもの数値と大幅に変化していないかチェックします。

病院という環境はいつもと違うので、その時だけ数値が基準から外れてしまう事もありますが、それは獣医さんの判断に任せれば良いでしょう。

便・尿検査

排泄物から分かる情報も色々あります。

便は持って行きやすいですが、尿は少しコツが必要ですね。

オシッコをしそうな感じになったら、おしりの下にトレーを敷いて、スポイトで採取するのも良いでしょう。

健康診断のついでに、爪切りも!

ウサギの爪切りに慣れている人なら良いのですが、苦手な人は健康診断の時に爪切りもして貰いましょう。

爪が伸び過ぎてしまうと、絨毯に足を引っかけたり、自分の体を傷つけたりしてしまいます。

歩き方も不自然になったりと、いろいろ問題が起きてしまいます。

ウサギ用の爪切りはペットショップでも手に入るので、獣医さんにコツと教えて貰って練習してみても良いですね。

爪には血管が通っています。切り過ぎない程度に切りましょう。

足には長い毛が生えているので、爪が見えにくくなっています。

可能なら二人で行うとやりやすいですが、病院でも切って貰えるので無理はしないようにしましょう。

家で出来る健康チェックは?

飼い主さんが毎日家で出来る健康チェックは、次の通りです。

  • 食欲があるかどうか
  • ウンチの様子がいつもと違っていないか
  • おしっこの様子がいつもと違っていないか

元気そうだとついつい健康チェックを怠りがちですが、実は元気な時の状態を知っておくことが重要なんです。

少しでも早く異変に気付ければ、それだけ治療の期間も短くて済みます。

是非、毎日の健康チェックをしてみてくださいね。

最後に

ウサギの健康診断について、必要性や内容をお話しましたがいかがでしたか?

病気の早期発見のためにも、定期的に健康診断をしておくと安心ですよ。

健康診断では、触診、視診、聴診、血液検査、便・尿検査などを行います。

飼い主さんが普段気になっていることがあったら、相談してみましょう。

家で毎日出来る健康チェックは、食欲の有無や排便排尿の様子です。

異変に気付くためには、元気な時の状態を把握しておく必要があるので、毎日の健康チェックを習慣にすると良いですね。

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