飼っている猫がくしゃみをしているのを見たら、どこか体調悪いのではないかと気になりますよね。
実際に猫のくしゃみには、色々な病気の可能性が隠れています。
とは言っても、くしゃみをしているから必ず病気というわけではありません。
今回は、気になる猫のくしゃみについて、その原因と考えられる病気についてお話します。
猫のくしゃみは、大きく分けて3つ
猫のくしゃみには、大きく分けて3つの場合があります。
1つ目は、埃や強い臭いのせいです。
人間と同じで、鼻の中に何か入ってムズムズした時にくしゃみが出るのです。
それほど珍しいことではなく、私も飼い猫がくしゃみをしている姿は何度も見た事があります。
突然連発でくしゃみをするので驚きますが、その後ケロッとして普通に過ごしていれば、病気の可能性はないでしょう。
2つ目は、アレルギーの可能性です。
ハウスダストが原因となるアレルギーは、猫にもあるんです。
くしゃみと一緒に鼻水も出ます。
3つ目は、病気の可能性があるくしゃみです。
何回もくしゃみしているのに治まらず、何日も続いたり、熱や鼻水などの症状がある場合には病気科も知れません。
[cc id=8792]
くしゃみで考えられる病気
くしゃみで考えらる病気には、次の5つがあります。
鼻炎
アレルギーや空気の乾燥などで、鼻炎になる場合があります。
サラサラした鼻水が出ます。
副鼻腔炎
猫も副鼻腔炎になることがあります。
鼻が詰まったり、鼻筋が膨れて見えたりします。
猫クラミジア感染症
子猫に多く、目ヤニも一緒に出ます。感染力があるので、他の猫から隔離しましょう。
猫カリシウイルス感染症
熱や鼻水という症状も出たら、この可能性があります。
子猫に多く、空気感染や接触感染をします。
猫エイズウイルス感染症
体液での感染が多く、くしゃみ、下痢、嘔吐などの症状が見られます。
[cc id=8790]
どんな検査をするの?
心配でしたら、病院を受診することをおすすめします。
その時にする検査は、主に次のものです。
血液検査
アレルギーなのか、風邪なのかといった判断が出来ます。
アレルギー検査では、90種類もの物質が対象になっています。
X線検査
副鼻腔炎かも知れない時には、レントゲンで確認します。
[cc id=8791]
予防方法はあるの?
掃除を小まめにすることで、くしゃみの原因となるほこりを除去出来ます。
ハウスダストが多そうなソファーやじゅうたん、部屋の隅を念入りにしましょう。
また、病気の予防のためにはワクチン接種が有効です。
うちの猫は完全室内飼育ですが、夏は網戸越しに外の猫が覗いて来ることもあるので、一応3種混合ワクチンを接種しています。
[cc id=8863]
最後に
猫のくしゃみについて、その理由をお話しましたがいかがでしたか?
猫がくしゃみをする理由は、人間と同じです。
鼻に入った埃を出すための生理的なくしゃみと、副鼻腔炎や猫風邪など病気のくしゃみ、そしてアレルギーによるくしゃみがあります。
埃によるくしゃみなら、すぐに治まりその後は平然としています。
判断が難しい場合には、動物病院に行ってみることをおすすめします。
コメント