ふさふさの尻尾と大きな体が特徴的な、メインクーンという猫がいます。
とにかく大きな猫で、世界で一番大きいとも言われています。
アメリカでの歴史がながいメインクーンは、水に強い分厚い毛も特徴と言えるでしょう。
ここでは、そんなメインクーンについて、特徴と性格をご紹介していきます。
メインクーンの体の大きさって、どれくらい?
メインクーンと言えば、猫の巨人とも言われるくらいの大型猫です。
大人になると体長が1メートルくらいになります。
体重は、オス6~8kg、メス4~6kgくらいです。
数字を見ただけで、かなり大きな体だということが分かりますね。
大人になるまでに、1~3年かかります。
メインクーンは子猫の時から大柄で、生後2か月で1.5kgくらいになる子もいます。
そして、生後半年で約4kgくらいになりますので、この時点で既に普通の猫の大人の大きさですね。
大体1年で成猫と同じ大きさになりますが、3年くらいは緩やかに成長が続く場合があります。
ギネス記録に載ったことも!
メインクーンは、その体の大きさでギネス記録に認定された事があります。
2017年時点で、イギリスのルドというメインクーンが世界最大の猫として認定されています。
体長118.3.cmというのですから、小学生低学年くらいの大きさですね!
メインクーンは、どんな性格なの?
体が大きく迫力のある猫ですが、性格は穏やかで人に懐きやすいと言えます。
同居の動物たちとも上手くやっていけますし、人間の赤ちゃんとも仲良くしてくれるでしょう。
頭が良いので、しつけをしやすいです。噛み癖をやめさせるしつけも、しやすいでしょう。
性別による違いもあります。
他の猫と同じく、オスの方が温厚な性格をしていて人と一緒にいるのが好きです。
メスの方が、一人で居ることを好む傾向にあります。
飼育するなら、十分なスペースが確保出来るか確認しましょう
メインクーンは性格的には飼育しやすいと言えます。
ただ、やはり体が大きくなりますので、スペースは広めに確保してあげる必要があります。
食事の量も多くなりますので、その点も考慮して飼うかどうか決めるようにしましょう。
また、長毛で毛の量も多いです。毎日のブラッシングが必要になることも、頭に入れておきましょう。
最後に
今回は、世界一大きな猫であるメインクーンについて、特徴や性格をお話しました。
かなり大きな猫なので、飼育するためには十分な生活スペースが必要となります。
また、ブラッシングも欠かせませんので、忙しい人には向いていないでしょう。
ですがそれさえクリア出来れば、温厚で賢くしつけがしやすいので、飼い易い猫です。
きっと素敵な家族になってくれることでしょう。