みなさんは、猫の尻尾と言えばどんな尻尾をイメージしますか?多くの人が、まっすぐ長くユラユラ揺れているのを想像することでしょう。
ですが、猫の中にはまるでお団子のように丸い尻尾を持つものもいるんです!
そのような猫は「ジャパニーズボブテイル」と呼ばれており、海外で人気を集めています。
今回は、ハローキティのモデルにもなった猫種「ジャパニーズボブテイル」について、ご紹介していきたいと思います。
ジャパニーズボブテイルの特徴
一言で言えば、尻尾が短い猫です。長さとしては、8~10cmくらいで、日本では野良猫として見かけたりもします。
アメリカでは、なんと猫種として認められているんですよ。
尻尾はまっすぐだったり、クルンと丸まっていたりします。この丸い尻尾がジャパニーズボブテイルの可愛らしさのポイントです!
体重は2.5~4kgの小柄なタイプが多く、足と胴体は長い傾向にあります。
毛はショートもロングも有り。毛はからまりにくいので、お手入れの手間はそれほどかからないでしょう。
毛色
- ブラック
- ホワイト
- レッド
- ブルー
- クリーム
柄のパターン
- タビー
- ソリッド
- スモーク&シェーデッド
- パーティカラー
- キャリコ&バイカラー
- タビー&ホワイト
ジャパニーズボブテイルの歴史
その名の通り、元々日本にいた猫です。
1968年、日本に訪れたアメリカのブリーダーが、尻尾の短い猫を見つけてアメリカに持ち帰りました。海外では大変珍しかったため、繁殖を試みたのです。
そして、ショートヘアのジャパニーズボブテイルを作ることに成功しました。ところが、持ち帰った猫の中にロングヘアの血が混ざっていたようで、その後ロングヘアのジャパニーズボブテイルも繁殖開始。今ではCFAなど、北アメリカの登録団体全部に猫種として認定されています。
ジャパニーズボブテイルはどこで手に入る?
日本に元々いる猫で雑種でありますが、いざ探すとなると意外と大変です。
ペットショップやブリーダーは基本的に血統書付きしか扱っていないので、ジャパニーズボブテイルはまず居ないでしょう。
おすすめは、里親探しをしているサイトやポスターなどをチェックすることです。
お団子しっぽは可愛いので、「チャームポイント」として書かれていることがありますよ。
どんな性格?
優しくて温和な性格が特徴です。子供の相手もしてくれることが多いです。
そして好奇心旺盛で、よく遊びます。それは賢さの現れでもあり、周囲の状況をよく見て判断する能力を持っています。
可愛らしい声で鳴く、甘え上手な子が多いのも特徴です。
最後に
日本猫でありながら、日本では入手困難なジャパニーズボブテイル。
私の家にも里親募集サイトで出会ったお団子尻尾の猫がいますが、本当に可愛らしいです。
雑種ということで、日本ではわざわざ繁殖させるブリーダーがいないのが現状。
出来るだけ多くの里親サイトをチェックしてみましょう。
動物病院でも、里親募集のポスターが貼られていることがありますね。
まん丸なお団子尻尾。道でバッタリ見かけたら、何か良いことがあるかも知れませんね。