飼っている猫の体で、少し毛が薄い部分やハゲてしまっている部分を見つけた事はありませんか?
人間でも、そういった症状に悩む人は多く、大抵「ストレス」が原因になっているようです。
猫にもストレス性のハゲってあるのでしょうか?
または、何か病気が潜んでいる可能性もあるのでしょうか?
飼い主としては、気になるし心配ですよね。
そこで今回は、猫の薄毛やハゲの原因についてお話をしていきます。
ハゲには病気が隠れているかも!?
フサフサで柔らかい猫の毛。冬は暖かく、触っていても気持ちが良いですよね。
そんな猫の毛が薄くなってしまったり、ハゲてしまったりした場合、何か原因があるはずです。
抜け毛の時期にはたくさん毛が抜けますが、いくらなんでもそれでハゲてしまう事はありません。
部分的にハゲている場合は、他の原因が考えられます。
何かの病気のサインかも知れないので、獣医さんに相談してみた方が良いでしょう。
猫がハゲてしまう原因
それでは、猫の体が部分的にハゲてしまう原因について、具体的にお話してきましょう。
アレルギー体質
近年、食物アレルギーの子供が急増していますが、猫にも食物アレルギーを起こす子がいるんです。
原材料が不明の安いキャットフードを食べている場合、アレルギー症状が出ることがあります。
高価になってしまいますが、プレミアムフードに切り替えることで改善する事もあります。
ちなみにうちの猫は、アレルギー用の療法食を与えています。これは獣医さんが勧めてくれたものです。
ハゲではなく嘔吐の症状があったのですが、このフードに切り替えたら治まりました。
寄生虫がいるかも
皮膚に炎症がある場合、寄生虫の可能性もあります。痒くてグルーミングばかりするようになり、その結果ハゲてしまうのです。
感染症
カビなどが原因となっている場合があります。特徴として、ハゲている部分の肌が赤くなっています。
カサブタが見られる場合もあります。
ホルモンバランスが崩れている
左右対称に薄毛になっていたりハゲている場合、ホルモンの異常が考えられます。獣医さんに相談してみましょう。
ストレス
この場合は、皮膚に湿疹やカサブタは見られません。ストレスのために、過剰にグルーミングをしてしまうのが原因で、猫が舐め易い部分(お腹など)がハゲてしまいます。ストレスの原因を取り除けば治まります。
ハゲは治る!
ハゲてしまっても、その原因が無くなればまた毛が生えてきます。
まずは原因を探る必要があるので、動物病院で受診してみましょう。
最後に
猫の体の毛が薄くなったりハゲてしまう原因って、色々なものがあるんです。
健康な猫であれば、ハゲるということはありませんので、そういう部分を見つけたら何か異常があると思いましょう。
原因が分かれば、それを解決することでまた毛が生えてきます。
怖いのは病気が潜んでいる場合です。
病気の早期発見のためにも、ハゲを見つけたら動物病院へ行くことをおすすめします。