まるでヒョウのような模様をした、野生的な猫がオシキャットです。
キリッとした目つきや長い尻尾、大きな耳などの、美しい外見に魅了される人が多く人気の猫種です。
サテンのような毛質も人気がありますよ。
とても凛々しく気品を感じるオシキャットについて、歴史や特徴、性格を紹介していきます。
オシキャットにはどんな歴史があるの?
1964年、アメリカミシガン州のブリーダーの交配によって誕生しました。
元々は、シャムみたいなポインテッドを持つアビシニアンを作るつもりでした。
しかし生まれてきたのは、スポット模様の子猫たちでした。
その後、スポット模様を交配によってもっと濃くしていきました。
そしてアメリカンショートヘアを交配させて、オシキャットが誕生しました。
1986年にTICA、1987年にCFAに公認されました。
オシキャットの体の特徴は?
体重は、オス5~7kg、メス3~5.5kg。
最大の特徴であるスポット模様が、まるでヒョウを思わせます。
大変ワイルドな外見と、筋肉質でガッチリした体つきがとてもカッコイイと人気です。
ヤマネコのような雰囲気も持っていますが、ヤマネコの血は混ざっていません。
頭部はクーガーフェイスと呼ばれており、丸みがあります。
被毛は、短く細いです。
サテンのような光沢があり、手触りが気持ちいいです。
毛色は、ブラウンスポット、シナモン、ラベンダー、ブルー、チョコレート、フォーン、シルバー、エボニーシルバーなど、12色あります。
オシキャットはどんな性格なの?
まるで犬のようだと言われているオシキャットの性格について、まとめてみました。
人懐っこい
人間が大好きで、知らない人に対してもフレンドリーです。
お客さんが来た時など、撫でて欲しくてその人に近づいたりします。
賢い
オシキャットは頭が良く、しつけがしやすいです。
犬のようにリードを付けて散歩したり、投げたものを取ってきたりします。
水を怖がらない子が多いのも特徴的です。
体を動かすのが好き
運動量が多く、遊びが大好きです。
一人遊びではなく、一緒に遊んで欲しがるタイプです。
走り回るスペースや、上下運動が出来るキャットタワーを用意しましょう。
甘えん坊
寂しがり屋で甘えん坊です。
飼い主のそばを離れない子も多いようです。
そのため、お留守番が多い家ではストレスが溜まってしまうでしょう。
寂し過ぎて病気になる子もいるので、仕事が忙しい人には向いていません。
最後に
野生的な外見と甘えん坊の性格が魅力のオシキャットについて、歴史や特徴、性格を紹介いたしました。
まるでヒョウのような模様がカッコイイだけでなく、フレンドリーな性格も人気の秘密です。
子供がいる家庭や、他にも動物がいる場合でも安心して飼えますよ。
鳴き声も小さめですし、とても飼い易い猫なのですが、寂しがり屋で留守番が苦手です。
ペットとの時間を取れるかどうか、よく考えてから飼育を決めましょう。
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