トンキニーズという猫をご存知でしょうか?
日本では、まだあまり知名度が高くないかも知れません。
小さな顔としなやかな尻尾、そしてミンクのような手触りの被毛が特徴の、大変美しい猫です。
活発でフレンドリーな性格なので、飼い易い猫と言えるでしょう。
それでは、トンキニーズの特徴や性格について紹介していきます。
トンキニーズには、どんな歴史があるの?
1930年にアメリカの軍人が、ミャンマーからアメリカに美しい猫を持ち帰りました。
そして、その猫とシャム猫を交配させました。
生まれた子猫を更に交配させた結果、最初のトンキニーズが誕生しました。
その後も交配を続けていると、美しかった毛色が薄くなってしまいました。
そのため、新しい品種として認めてもらえませんでした。
トンキニーズの繁殖家達の運動により、1967年に正式に認められたのです。
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トンキニーズの特徴は?
体重はオス3.5~5.8kg、メス2.8~3.8kg。
中型のセミフォーリンタイプです。
体付きは細身で、普通の猫より体重が軽めです。
平均寿命が15~17歳ということで、一般的な猫よりも長寿なのも特徴です。
シャム猫とバーミーズから作られた品種で、シャム猫のようなポイントが魅力です。
ミンクのような手触りの被毛も、人気の秘密。
毛色はナチュラル、シャンパン、ブルー、プラチナの4色があります。
ポイントの濃さは、シャム猫よりも薄めです。
目の色はブルーが多いですが、緑や黄色など色々見られます。
アーモンド型でとても美しい目をしています。
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どんな性格をしているの?
トンキニーズの性格は、シャム猫とバーミーズの性格を兼ね備えています。
好奇心旺盛でやんちゃ
とても好奇心旺盛で遊び好きなところは、シャム猫の性格が出ているのでしょう。
オモチャやキャットタワーを用意して、退屈しないようにしてあげましょう。
外の世界に好奇心が向くと、脱走してしまうこともあります。
戸締りに注意しましょう。
フレンドリーな性格
人間の家族や、同居の動物とも仲良く出来るのは、バーミーズの特徴です。
フレンドリーな性格をしているので、子供がいる家庭でも上手くやっていけるでしょう。
寂しがり屋
トンキニーズは人間にとてもよく懐きますが、それだけに寂しがり屋です。
長時間の留守番は、ストレスで問題行動が増えるかもしれません。
仕事が忙しくてあまり家にいない人には、向いていない猫です。
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気を付けることは?
活発で運動量の多い猫なので、運動不足に注意しましょう。
いつでも思いっきり遊べるように、キャットタワーなどを設置します。
投げたボールを取りにいく遊びも大好きです。
外を散歩させることも出来るのですが、逃げないように注意が必要です。
好奇心旺盛なので、トイレや洗濯機、浴槽の水に落ちないように気を付けましょう。
寿命が長いので、その点もよく考慮して飼いましょう。
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最後に
トンキニーズの特徴や性格について紹介しましたが、いかがでしたか?
トンキニーズは、ミンクのような滑らかな手触りの被毛と、美しい瞳を持った猫です。
筋肉質で細身の体形をしており、活発によく遊びます。
甘えん坊で寂しがり屋なので、留守番はなるべく短時間にしてあげましょう。
家族や同居のペットともフレンドリーに接してくれるので、きっと楽しく過ごせることでしょう。
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