オス猫を飼っていると、去勢手術の必要がある場合もあるでしょう。
全身麻酔での手術なんて、飼い主からしたら心配ですよね。
危険はないのでしょうか?また、手術費用はどれくらい必要になるのでしょうか?
ここでは、猫の去勢手術の時期や費用、危険性についてお話をします。
去勢手術って必要なの?
今やペットとして犬を上回る人気ぶりの猫は、たくさんの家庭で飼育されています。
殺処分ゼロに向けた運動も盛んになっており、一度保健所に入っても飼ってくれる人が見つかるケースが少なくありません。
その一方で、多頭飼育で崩壊してしまったニュースもよく耳にします。
崩壊とは、飼っている猫が繁殖に繁殖を重ね、増え過ぎて世話が出来なくなった状態を言います。
その様子はとても悲惨なもので、そういったことは避けなければなりません。
繁殖を防ぐ手段として、オス猫には去勢手術が勧められています。
その他にも、病気のリスクを減らしたり、発情期にかかるストレスを軽減したりするなどのメリットがあります。
また、攻撃性が抑えられるので、他の猫とのケンカが少なくなるでしょう。
デメリットとしては、繁殖をする事が出来なくなります。
もし子供を残したいと考えているなら、きちんと計画を立てましょう。
それから、肥満にもなりやすいです。
これは個体差が大きく、我が家のオス猫は太りませんでした。
メリットとデメリットを比較してみると、メリットの方が大きいと言えるでしょう。
特に多頭飼育では、去勢手術の必要性が高いです。
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去勢手術の時期と費用について
時期
去勢手術をするのは、生後6か月前後です。
このころから性成熟が始まり、発情の行動が見られるようになるからです。
費用
動物病院によって違うので相場を書きますが、手術費用は大体10000~20000円のようです。
この他に、手術前後の診察代などで5000~10000円くらいかかるでしょう。
野良猫は半額で手術をしてくれる病院もあります。
病院によって違うので、事前に確認しておくと良いでしょう。
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手術の内容や、全身麻酔のリスクについて
去勢手術は、陰嚢の皮膚を1cmくらい切り、精巣を引き出して摘出するものです。
10分くらいで終了する、簡単な手術です。
全身麻酔をしますが、健康状態が良ければ安全性は高いです。
私の周りでも、失敗した話を聞いた事がありません。
麻酔薬も進歩していますし、過剰に心配をしなくても大丈夫でしょう。
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最後に
猫の去勢手術についてお話をしましたが、いかがでしたか?
生後半年くらいの子猫に手術を受けさせるなんて、とても不安だと思います。
ですが、その後の猫の生活を穏やかなものにするために、必要なものでもあります。
もし繁殖を考えているのであれば、きちんと計画を立てて崩壊しないように気を付けなくてはなりません。
手術内容はシンプルなもので、短時間で済みます。
そのため、日帰りということも多いようです。
過剰に心配することはありませんが、不安でしたら納得いくまで獣医さんとお話をしましょう。
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