インコは昔からペットとして人気のある動物ですよね。
特に、小柄でカラフルなセキセイインコは大人気!
目にする機会も多いと思いますが、インコの耳ってどこにあるか見た事ありますか?
どんな形をしているか、ご存知でしょうか?
そしてまた、インコの聴力ってどれくらいなのでしょうか?
今回は、インコの耳についてお話をしていきたいと思います。
インコの耳って、どこにあるの?
色々な動物を見ていると、耳に当たる部分は顔の上や横に飛び出してる場合が多いです。
ウサギやゾウなどは、とても分かりやすいですよね。
それは、インコの耳はどこにあるのでしょうか?
インコの頭は丸っこくて、耳に当たる部分が見当たりません。
でもちゃんと音は聴き分けているので、どこかにある筈です。
私が子供の頃、家にオカメインコがいて、或る日オカメインこのほっぺの赤丸部分をいじっていました。
その時気付いたのですが、なんとほっぺに穴が開いているではないですか!
ポッカリと空いた穴が子供心に衝撃的でしたが、後からそれが耳だと知りました。
インコの耳には、耳介がありません。穴が開いているだけなんです。
しかも羽で覆われているので、見た目では全く分からないのです。
インコは、高い音を聞き取れない
鳥類にはたくさんの種類がありますが、種類ごとの聴力検査結果はありません。
一般的なデータならありますので、それと他の動物と比較してみましょう。
- 鳥類・・・16~12000ヘルツ
- 犬・・・40~50000ヘルツ
- 猫・・・25~70000ヘルツ
- 人・・・16~20000ヘルツ
犬や猫、人間に比べ、鳥類は高い音域が聞こえにくいようですね。
人間には聞こえている高音が、鳥には聞えていないようです。
聞える音域が狭いのは、どうして?
鳥類は、聞き取れる音域が狭いです。
これには、ちゃんと理由があります。
鳥は空を飛ぶために、出来る限り体を軽くする必要があります。
そのために、耳の構造が簡単なものになっているのです。
人間の耳では3つの骨が必要となりますが、鳥類は1つの骨しかないのです。
聞える音域は狭いですが、聞き取る力は優れていますよ。
インコに言葉を教えると、とても上手に真似をしてくれます。
最後に
インコの耳についてのお話をしましたが、いかがでしたか?
鳥類は、体を少しでも軽くするために耳の構造が単純化されています。
そのためインコの耳には耳介がなく、ほっぺたにポッカリと穴が開いているだけの状態です。
聞える音域も狭いです。
ですが、聞き取る能力は優れていますよ。
インコがお喋り上手なのは、そのためです。
もし、インコを飼う機会があったら、色々話しかけて聞いている様子を観察してみると面白いですよ。
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