猫のチャームポイントって、たくさんありますよね。
ヒゲも、その中の一つではないでしょうか。
猫によって色も長さも違いますし、大きくカールしたヒゲなどもあり、なかなか個性的です。
もっとよく見ると、そのヒゲ、横にピーンと伸びてるだけではないんです。
実に様々な角度に動いています。
もしかしたら、猫の気持ちと何か関係があるのでしょうか?
ここでは、猫のヒゲと気持ちの関係についてお話をしていきます。
猫のヒゲの種類と役割
猫のヒゲは口元以外にもたくさんあるんですよ。
眉上毛、頬骨毛、上唇毛、下唇毛、口角毛、足の毛が、そうです。
この内、最も目立つ上唇毛は、24本くらいあるそうです。
そしてこれらのヒゲは、平衡感覚を維持したり、隙間を通る時に幅を確認したりします。
また、空気の流れによって物体との距離を把握することも出来るんです。
とても高度なセンサーとなっているんですね。
そんな猫のヒゲには、精神状態も表れているそうですよ。
ヒゲと気持ちの関係について、まとめてみました。
ヒゲが上を向いている
嬉しかったり楽しかったりした時に気分が高揚すると、ヒゲが上を向きます。
オヤツをもらう時や、ほめてもらった時などです。
根元から上がっていて、いかにも上機嫌といった感じがします。
同時に尻尾も立てている時は、飼い主に甘えたい気分です。
ヒゲが下がっている
逆に、ヒゲが下を向いている時もあります。
それは、猫がリラックスをしていることを表しています。
安心している時や睡眠中は、ヒゲを垂らしています。
また、退屈な時にもヒげを垂らしています。
ヒゲを下げたままウロウロしていたら、遊んであげると喜びますよ。
横に張っている
ヒゲが開き、横にピンと伸びている場合は、警戒しているサインです。
周囲の状況に対し、最大限の注意を払っている状態です。
センサー(ヒゲ)を研ぎ澄まして、わずかな情報も得ようとしています。
機嫌が良いとは言えない状態ですので、そっとしておく方が良いかも知れませんね。
ヒゲが前に向いている
猫のヒゲって、前に向かって伸びている時があるんですよ。
そんな時は、ワクワクしていたり遊びたい気持ちになっています。
遊んでいる最中は、ヒゲが前を向いていることが多いですよ。
ヒゲが後ろを向いている
後ろに向いたヒゲは、恐怖や警戒を表しています。
大きな音でビックリした時など、ヒゲが後ろに向けていたら怖がっているということです。
ただし、食事の時にヒゲを後ろに向けるのは、ヒゲが汚れないようにするためです。
最後に
猫のヒゲと気持ちの関係についてお話をしましたが、いかがでしたか?
いつも同じように見える猫のヒゲも、よく見ると色々な動きをしています。
その動きは、愛猫の精神状態を知る手掛かりになります。
猫の顔を見る時にヒゲに注目してみるのも、面白いかも知れませんね。
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