昔から多くの人に飼育されてきた文鳥。
小さい体で飼い主さんの後をついて回る姿は、本当に可愛らしいです。
そんな文鳥の寿命は7~8年。とても短いですね。
生きている間には、体調を崩すこともあるでしょう。
いつもと違った様子が見られたら、とても心配になりますよね。
そこで今回は、文鳥がかかりやすい病気についてお話をしていきたいと思います。
毎日の健康チェックと、定期的な爪切りを!
文鳥を飼い始めたら、少しでも長く一緒にいたいと思いますよね。
病気になったとしても、早く治してあげられるように、普段から健康チェックをしておくと良いでしょう。
文鳥を長く元気に生きてもらうためには、爪切りは必要なことです。
文鳥の爪は放っておくとどんどん伸びてきますので、定期的に切る習慣をつけましょう。
切らないでいると、指の変形にもつながる場合もあるのです。
爪切りは、動物病院でやってくれる場合もありますが、自分でも出来ますよ。
タオルを被せてあげ、リラックスさせてから切ります。
文鳥の爪には血管が通っていますので、深く切らないように注意!
文鳥がかかりやすい病気
文鳥にはかかりやすい病気がありますので、それらを挙げていきます。
気道炎
ウィルスや細菌、汚れた空気などが原因です。タバコも原因になります。
症状は、喉からプチプチという音が聞こえ、咳が多くなります。くしゃみや鼻水の症状も出ます。
卵づまり
原因は、カルシウム不足による軟卵です。また輸卵管の血行が悪くなることでも起こります。
症状は、産卵予定日なのに卵を出せずに、辛そうに羽根を膨らませている様子が見られます。
カルシウム不足が原因なので、副食をしっかり与えるのが予防策です。
栄養性脚弱症
原因は、カルシウムやビタミン不足です。若い鳥に起こりやすいので注意。
症状は、足の関節が曲がることです。そのため、上手に立てなくなります。
青菜やボレー粉をしっかり与え、栄養バランスを整えるのが予防につながります。
毛引き症
原因は、ストレスです。寂しい思いをしたり、欲求不満などでストレスが溜まっていませんか?
症状は、自分の羽根を自分で引き抜いてしまいます。
最後に
文鳥がかかりやすい病気についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
他にも文鳥がかかる病気はありますので、もし普段と違う様子が見られたら、動物病院で診察を受けてみて下さいね。
鳥は具合が悪いのを隠そうとします。敵に、弱っている事を悟られないためです。
ですから、もし気になる事があったら獣医さんに相談することをおすすめします。
いつも一緒にいる飼い主さんだからこそ気付ける、わずかな変化があるかも知れません。