今、日本ではたくさんの猫が飼育されています。
猫カフェも増えてきており、空前の猫ブームだと言えるでしょう。
そんな中、飼育されている猫の寿命が伸びてきているという話を耳にします。
一体、今の飼い猫の寿命ってどれくらいなのでしょうか?
今回は、猫の寿命について探っていこうと思います。
それと併せて、長生きの秘訣についてもお話します。
伸び続ける、飼い猫の平均寿命
飼育されている猫の平均寿命って、ご存知ですか?
私が猫を飼い始めた頃は、室内飼いでは10年くらいでした。
でも今現在、室内飼いだと平均で16年生きると言われています。
平均寿命がこんなに伸びた背景には、動物医療の目覚ましい進歩が挙げられるでしょう。
また、飼育に関する知識や情報をインターネットで簡単に調べられたり、キャットフードの品質が向上したということもあります。
飼い猫の寿命が伸びているのに対し、野良猫の平均寿命は相変わらず3~4年。昔と殆ど変わっていません。
飼い猫でも、外に出る猫の場合は完全室内猫よりも、平均寿命が2年ほど短いようです。
このことから、外の世界の過酷さが伺われますね。
長生きしてもらうには、どうしたらいい?
今は20年生きる猫も、そう珍しくなくなりました。
私が知っている中にも、20歳まで生きた猫が何匹かいます。
是非、自分の家の猫達にも長生きして欲しいものですが、それにはいくつか秘訣があるようです。
毎日の食べ物に気をつける
やはり健康の基本は、毎日の食事にあります。
安価なキャットフードには、よく分からない材料も使われていますので、あまりおすすめ出来ません。
ただ、そういったフードでも長生きする猫ちゃんはいますので、一概には言えませんが。
食べ物で一番気をつけなくてはいけないのが、人間用の料理をあげないことです。
食卓に寄って来る猫に、思わず何か食べさせたくなる気持ちも分かります。
でも人間用に味付けされた料理は、猫にとっては必要以上の糖分や塩分が含まれています。
また、人間には健康食材であるタマネギが、猫には毒物となります。
美味しいオヤツであるチョコレートも、猫にとっては毒なのです。
人間と猫は食べる物が違いますので、中毒には特に注意が必要でしょう。
遊んでストレス解消
完全室内猫は、運動不足が心配です。
適度に体を動かしていないと、肥満になってしまいます。
是非キャットタワーなどの運動設備を用意してあげてください。
また、時間がある時は飼い主がおもちゃで遊んであげると良いでしょう。
猫は単独行動の動物とはいえ、あまりに放置していると寂しがります。
構ってもらえない事もストレスになりますので、仕事で忙しくても猫と遊ぶ時間を作ってあげましょう。
猫の様子を観察する
病気かどうかの判断には、健康な時の状態を知っておく必要があります。
それには、日々の猫の様子を見ておくことが大切!
特にトイレのチェックは、健康状態を知る大事な手掛かりとなります。
食欲や水の減り具合も、気にかけておきましょう。
定期的な健康診断
動物病院で、年に一回の定期検診を受けておくことをおすすめします。
うちの猫達は、毎年3種混合ワクチンを打ちますので、その時についでに血液検査もしてもらってます。
うちのかかりつけの病院では、2匹目以降は割引がききますので、多頭飼育の方はそういった病院を探してみても良いかも知れませんね。
最後に
猫の寿命についてお話をしてきましたが、いかがでしたか?
今の飼い猫の平均寿命は、16年とのこと!随分長くなりましたね。
可愛い愛猫に、少しでも長く一緒にいてもらうためには、日ごろから食事や健康状態に気を配る必要があります。
ストレスも大敵ですので、適度な運動を心がけましょう。