美しい色が特徴で、人間によく懐く文鳥。
昔からペットとして定番の小鳥ですよね。
体が小さく、鳴き声も比較的小さいので近所迷惑にならず、安心して飼うことが出来るのも魅力です。
たくさんの人に愛されている文鳥を、あなたも飼ってみたいと思いませんか?
今回は文鳥の飼育方法と、飼育する時に注意するポイントをお話をしていきます。
飼育に必要な道具
飼育を始めるにあたり、次のものを準備しておきましょう。
鳥かご
1羽に1つ、用意してください。
床が30~40cm四方、高さは35~45cmくらいが理想です。
エサ入れと水入れ
文鳥は、食べる時に餌を飛び散らせます。
ですから、蓋つきの物がおすすめです。
止まり木
鳥かごに付属のものがあれば、それでも大丈夫です。
ちなみに文鳥は、12mmくらいの太さが止まりやすいですよ。
上下2本、つけてあげると運動になって良いでしょう。
水遊び用の器
水浴びが好きなので、専用の器を用意してあげましょう。
これが無いと、小さな飲み水の器で水浴びをします。
巣箱
ヒナの場合、箱があった方が落ち着いて眠れます。
大人のメスだと、巣箱によって発情してしまう場合があります。
餌
一般的に売られている、混合シードを与えましょう。
これの他に、青菜やボレー粉も与えてください。
菜差し
副食として青菜を与える必要がありますので、菜差しがあると便利です。
手乗りにするならヒナから!
文鳥を飼うなら、やはり手乗りにしたいですよね。
そのためには、ヒナから育てることをおすすめします。
飼い主さんの手で餌を食べさせることで、ヒナは飼い主さんを親のように慕うようになります。
この期間に信頼関係をどれだけ築けるかによって、その後の懐き方に差が出てきます。
飼う時に注意するポイントは?
- いきなりたくさんスキンシップをせず、少しずつ慣らす
- 温度変化に弱いので、温度管理をしっかりする。
- 自分で食事が出来るようになるまで、ヒナには「さし餌」を与える。
- 同居の動物に虐められないように気をつける。
- 放鳥の時は、窓を閉めておく。
- 先の尖った物を向けない。
- 爪切りをする。
- 年を取ったら、止まり木を低くする。
最後に
小さくて美しい鳥、文鳥。その飼育方法や注意すべきポイントについてお話をしましたが、参考になったでしょうか?
文鳥は鳴き声も小さく、場所もあまり取らないので飼育しやすい鳥として人気が高いです。
ヒナから育てることで、飼い主さんにとてもよく懐くようになります。
文鳥を飼うと決めたら、愛情をたくさん注いであげましょうね。
きっと良いパートナーになってくれますよ。