美しい色彩が魅力のコザクラインコは、見ているだけでも癒されます。
実際に飼ってみると、その性格の可愛らしさにもっと魅了されることでしょう。
コザクラインコを飼うためには、いくつか必要な道具を揃えなくてはなりません。
ヒナから育てる場合の方法についても、ご紹介していきます。
ヒナから育てると、人間に懐きやすい
コザクラインコに限らず、ヒナから育てた鳥は人間に懐きやすくなります。
また、インコ同士で仲良くなってしまうと、人間を邪魔ものとみなす傾向があるので、1羽だけで飼うようにしましょう。
ただ、セキセイインコなどに比べると、懐きにくい所もあります。
一度懐けば、飼い主大好きの甘えん坊になりますので、とても可愛いですよ。
必要な道具って何?
大人から育てる場合、必ず必要になる物は以下の通りです。
鳥かご
活発なので、少し大きいサイズが良いです。
止まり木
足が大きいので、太い方が良いでしょう。
食器
かごに付属の物でOK!
暖房器具
アフリカの鳥なので、寒がる場合は温めてあげましょう。
餌
一般的なミックスの餌でOK!
青菜やボレー粉もあげましょう。
ヒナのお世話方法
ヒナから育てる場合は、大人とはかなり違います。
まず、飼育容器は水槽やプラスチックケースにしましょう。
そして、30℃くらいの温度をキープします。
ペット用のヒーターを利用すると良いでしょう。
ケースには新聞紙などを敷いておき、1日1回掃除をします。
ヒナ用の餌は、あわ玉+パウダーフードが7:3の割合がおすすめです。
好みもありますので、この割合はショップの人に聞いておくと良いでしょう。
栄養不足になるとその後の成長に大きく影響しますので、注意が必要です。
60℃くらいのお湯を入れて混ぜたら、10分くらいふやかします。
水中毒の危険がありますので、余分な水分は捨ててくださいね。
餌を与える時には、手の平にヒナを乗せてからスプーンを口に当てます。
餌が冷えていたら42℃くらいまで温めましょう。冷たいままであげると、体調を崩します。
1日3~5回くらい、「そのう」が膨れるまで与えましょう。
最後に
コザクラインコの育て方をお話しましたが、いかがでしたか?
ヒナから育てる場合は、とても手間がかかります。
毎回餌を作り、温度を確認して与えなくてはなりませんし、飼育容器も汚れやすいです。
ですが、大人になってから飼うよりずっと懐きやすく、一度懐いたら飼い主にベッタリな甘えん坊さんになりますよ。