大きな目と大きな耳が特徴的なウサギは、フワフワの毛並みと丸っこいシルエットから多くの人から愛されている動物ですね。
ウサギのどこが好き?と聞かれて、「しっぽ」と答える人が結構多いようです。
確かに、フサフサしていて可愛いですよね。
よく見ると、ウサギの尻尾が動いているのに気が付きます。
実はこの動き、犬と同じく感情を表しているそうです。
今回は、ウサギの感情を表す尻尾の動きをご紹介いたします。
ウサギの尻尾と感情には関係がある
よく、犬は嬉しいと尻尾を振る、という話を耳にすると思います。
犬の感情が尻尾に現れるのは、有名な話ですよね。
実はウサギも、犬のように尻尾で感情を表現するのです。
体全体の動きや様子とセットにして見ることで、更に感情を把握しやすくなります。
そんな尻尾の動きには、4つのパターンがあります。
それではそれぞれについて、ご紹介していきたいと思います。
[cc id=8863]
尻尾を振る
犬と同じく、嬉しかったり楽しいと感じている時には、尻尾を振ります。
ジャンプをしながら振って、全身で喜びを表現する場合もあります。
- おやつやご飯を貰う時
- 匂いを嗅いでいる時
尻尾が持ち上がっている
尻尾が上に上がっている時、ウサギは興奮状態にあります。
何かに好奇心を抱いている時にも、このような動きになります。
また、求愛する時や、敵に襲われ逃げる時にも、尻尾の裏を見せるという行動をとるようです。
尻尾が下に下がっている
これも犬と同じような動きで、尻尾が下を向いている状態の時には、怖がっていると考えられます。
または警戒している状態にあります。
うさぎはとてもデリケートで臆病な動物なので、このような動きをよく見かけるかも知れません。
- 知らない部屋に入った時など、慣れない環境にいる時
- 知らない人が遊びに来た時
尻尾に力が入らず、垂れ下がっている
警戒している時とは違い、フニャッとした感じで、ただ垂れ下がっていることがあります。
この場合は、とてもリラックスしていると言えます。
- 気牧草を食べている時
- 眠くてウトウトしている時
最後に
ウサギの尻尾による感情の判断方法について、4つのパターンでご紹介しましたがいかがでしたか?
飼っているウサギが、今どんな気持ちでいるのか、飼い主としては知りたいですよね。
そんな時、尻尾の動きは一つの手がかりになります。
ウサギは怖がりなので、結構ストレスを溜めがち。
もし尻尾を下に下げている状態が続くようなら、生活環境を見直してみると良いでしょう。
今回紹介した、尻尾の動きと感情について、是非参考にしてみて下さいね。