フワフワした羽毛と鮮やかな色、そしてさえずる声の美しさが人気のカナリア。
世界的にファンが多く、日本には江戸時代に入ってきました。
それ以来たくさんの人のペットとなっています。
今回は、ペットとしての歴史が大変長いカナリアの、特徴と飼育方法についてご紹介していきます。
カナリアってどんな鳥?
カナリアの原産地は、カナリア諸島やマデイラ諸島、アゾレス諸島です。
カナリアという名前の由来は、原産地に因んでいるのですね。
大人になると、体高は11~20cmになり、体重は15~20gです。
性格的な特徴としては、以下の2つが挙げられます。
警戒心が強く臆病
小柄な鳥ですので、やはり警戒心は強いです。臆病な性格なので、ストレスに注意しましょう。
一人で居ても大丈夫
あまり飼い主にベタベタしません。一人で過ごすことに強いので、時間がある時に遊ぶ程度で大丈夫でしょう。
懐くことは懐きますが、あまりスキンシップが好きではないようです。
いつも一緒にいたり、ベッタリ甘えるということはしない鳥です。
オスとメスの違いは?
カナリアは、オスとメスの区別がつきにくいです。
外見的な違いは、生後半年を過ぎてからでないと難しいでしょう。
オスの特徴としては、美しくさえずる事が挙げられます。メスとペアにすると、あまりさえずりません。
メスは殆ど鳴きませんので、アパートなどで鳴き声を気にする人に向いています。
カナリアの飼い方について
用意するもの
- 飼育ケージ
- 餌皿、給水器
- 止まり木
- 暖房器具
水は、水道水がおすすめです。カルキが入っているので、腐敗しにくいからです。
また、床材には新聞紙を利用している人が多いようです。
冬は保温用の電球やパネルヒーターを使用し、25℃くらいを保ちましょう。
エアコンで部屋全体を温めても良いですね。
餌は、カナリア用のミックスフードがおすすめです。
食べ過ぎてしまう事はないので、餌箱に多めに入れても大丈夫でしょう。
水浴びをさせましょう
カナリアはとても綺麗好きで、水浴びが大好きです。
いつも新鮮な水を用意して、水浴びが出来るようにしてあげましょう。
ケージ内の掃除が大変な場合は、浴室などで水浴びをさせても良いですね。
冬場は、体を早く乾かすために、離れた場所からドライヤーの風を当てると良いでしょう。
最後に
美しい体色と鳴き声が魅力のカナリアについて、その特徴と飼育方法をご紹介しました。参考になったでしょうか?
カナリアにはいろいろな種類があるので、コレクション性も高く人気のペットです。
専用フードもあるので、飼育道具を揃えるのは難しくありません。
あまり飼い主にベタベタしませんので、仕事で留守にする時間が多い人でも大丈夫ですよ。