ワカケホンセイインコというインコをご存知でしょうか?
緑色の体に赤いくちばしが美しく、お喋りをする時に目が点になるなど、顔に特徴があるインコだと言えるでしょう。
一時期、野生化の問題がニュースで話題にもなりましたね。
好奇心旺盛で甘えん坊なところがあり、ペットとして人気があります。
今回は、このワカケホンセイインコについてご紹介いたします。
ワカケホンセイインコの基本情報
インド、スリランカが原産国です。
オウム目インコ科の鳥で、パラキートと呼ばれる事もあります。
ペットとして世界中で人気があるのですが、同時に野生化して問題となっています。
外来種が野生化すると、日本の動物の生態系に悪影響が出る可能性があるからです。
日本では、関東地方を中心に野生化したワカケホンセイインコが発見されています。
標高2000mまでの森林やサバンナ、市街地など、生息域が広いです。
植物の種子や、果実、花を食べて暮らしています。
ワカケホンセイインコの体の特徴は?
体重 ・・・ 130g、全長 ・・・ 40cm
全長40cmと聞くと、とても大きな鳥をイメージしますが、尾羽が長いので思ったより大きな印象は受けないでしょう。
中型のインコです。
体は緑色がベースになっており、喉から首に黒い帯のような模様があります。
首の後ろには桃色の帯があります。
メスは模様があまり目立ちません。
クチバシは大きく、鮮やかな赤色をしています。
黒い目の周りは、白く縁どられています。
青や黄色、白色の個体もいますが、これらは値段が高いです。
鳴き声が大きいので、周囲への騒音が気になる場合は飼育をやめておきましょう。
ワカケホンセイインコの値段と寿命
ワカケホンセイインコの値段は、2万円~です。
ショップによって違うので、近くのお店に確認してみましょう。
寿命は25~30年と、大変長寿です。
飼育する際には最後までお世話が出来るか、家族と相談しましょう。
ワカケホンセイインコの性格は?
神経質な面があるので、手乗りになっていないと噛みつかれることも。
大きなクチバシですので、噛まれるととても痛いです。
飼育する場合は、ヒナの内から育てるようにしましょう。
選ぶ時は、なるべく人に慣れている個体を選ぶと良いでしょう。
慣れると飼い主に甘えてくるようになりますよ。
家族で育てる場合、特定の人だけに懐かないように、みんなでお世話をすると良いでしょう。
最後に
野生化の話題で知られている、ワカケホンセイインコ。
神経質で人見知りをする、ちょっとクセのあるインコですが、慣れると甘えん坊な面を見せてくれます。
仕草が可愛らしく、ワカケダンスも見れるかも。
お喋りも上手ですが、飼育を考える時には、鳴き声が大きいという事を頭に入れておきましょう。
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