うさぎをペットにしている人はとても多く、犬や猫と同じく大人気の動物です。
まるでぬいぐるみのような、可愛らしい顔を見ているととても癒されますよね。
そんなうさぎの飼育を始めたら、最初の一週間が重要だという事をご存知でしょうか?
慣れない環境に来て過ごす最初の一週間は、うさぎにとってとても緊張するものです。
元々臆病でストレスが溜まりやすい動物ですので、飼い主の配慮がその後の健康を左右します。
それでは、お迎えしてからの一週間、どんな事に気をつければ良いかをお話していきましょう。
うさぎの選び方
どの種類を選ぶにしても、飼育初心者でしたら生後一か月のうさぎは避けた方が良いでしょう。
まだまだ幼いうさぎですので、体力も精神面も不安定です。
その状態で知らない環境に移されたら、そのストレスで死んでしまう事もあるんです。
良識のあるショップでは、生後2カ月以上のうさぎを販売しているものです。
お迎えする前に
うさぎを家に連れて来る前に、やっておくべきこと。
それは部屋の掃除です。あまりに汚い環境ですと、うさぎが病気になってしまいます。
掃除後にケージを設置し、寝床などもセッティングしておきましょう。
給水ボトルなど、ショップの配置と同じようにしてあげると落ち着くでしょう。
うさぎをお迎えする時、その子のニオイがついたものを貰っておくとうさぎが安心して過ごせますよ。
1~2日目の過ごし方
うさぎが来たばかりの頃は、ちょっとしたことがストレスの原因になります。
優しく声を掛けて近寄ったとしても、うさぎにとっては恐怖を感じるかも知れません。
そこで、2日間くらいはそっとしておいてあげることを、おすすめします。
勿論、エサや水、掃除などのお世話はしてあげてくださいね。
必要最低限の接触だけにして、あとは静かに過ごさせてあげましょう。
3~6日目の過ごし方
周囲の状態を観察し、家の人の声にも慣れてきた頃でしょう。
人懐っこい子なら、自分から寄ってきてスキンシップを図ろうとするかも。
そうでなくても、頭を撫でたりしてきっかけを作ってみても良いでしょう。
ですがまだ無理はしないように。ケージ越しに触るくらいにしておきましょう。
7日目以降の過ごし方
うさぎが来て一週間もすれば、ケージ越しに触られる事にもだいぶ慣れてくるでしょう。
そうなったら今度は、ケージの外に出して10分程度の散歩をさせてみましょう。
探索中のうさぎを追いかけたり、撫で回したりしないで下さいね。
うさぎが自分から寄ってくるのを待ちましょう。
部屋にあるコード類や小物など、齧られたくない物にはカバーをして置くことを忘れずに!
最後に
うさぎを飼い始めてからの一週間、どんな風に過ごせば良いかをお話してきましたが、いかがでしたか?
とてもデリケートで臆病な動物なので、飼い主側も慎重な配慮が求められます。
ちょっとしたことで体調を崩してしまうので、最初は神経質な程気を配ると良いでしょう。
うさぎが飼い主を信頼したら、自分から近づいてくるようになります。
そうなるまでは、無理に抱っこしたりするのは控えましょう。
一度懐くと、とても可愛いペットになりますよ。