高い知能を持つことで知られているヨウムは、ペットとしても人気です。
インコの中で大型の部類であるため、飼育にはそれなりにスペースが必要となります。
また、頭が良いので気難しいのではないか、飼うのは難しいのではないか、と気になりますよね。
そこで今回は、ヨウムの特徴や性格についてお話をしていきたいと思います。
飼ってみるかどうかは、これを読んでから決めても遅くありませんよ。
是非参考にしてみてくださいね。
ヨウムってどんな鳥なの?
体重は300~500g、体長が30cm以上もあり、インコの中では大型です。
随分大きな体をしているので、オウムと間違われる事もあるくらいです。
ですが、頭に冠毛がないことから、インコの仲間なんですよ。
体の色は薄いグレーで、風切羽根が黒く、顔は白いです。赤い尻尾がチャームポイント。
低湿地の森林や高地の森林に生息しており、種子や果物を食べて暮らしています。
最大の特徴は、その知能の高さでしょう。
なんと人間の5歳児くらいの知能があるというのですから、相当頭の良い鳥です。
それだけの知能があるのですから、当然お喋りが得意です。
モノマネをするだけではなく、その意味を理解して会話を成立させることも出来るのです。
スキンシップだけでなく、会話でのコミュニケーションも可能なんてすごいですよね!
そして、人間のように反抗期が2回あるのも特徴と言えるでしょう。
とても激しく自己主張するので、知らないとビックリします。
時期は個体によって様々なようです。
どんな性格をしてるの?飼いやすさは?
鳴き声はオウムのような雄たけびがないので、比較的静かな方です。
しかし、電話やサイレンなどの大きな音を真似することもあります。
本気の鳴き声は結構大きいですし、爪が鋭いので気をつけないと怪我につながります。
そして、知能が高いこともあって神経質です。
ストレスが溜まると、自分の羽根を引き抜く「毛引き症」を引き起こしてしまうのです。
このようなこともあって、決して飼い易い鳥とは言えないのです。
ですが性格的には大人しく、人間によく懐いてくれますのでコミュニケーションを十分に楽しむ事が出来ますよ。
数を数えることも出来ますし、色や形の認識にも長けています。
ペットと一緒に遊びたいという人に向いていると言えます。
最後に
大型のインコであるヨウムについて、特徴や性格をご紹介しましたがいかがでしたか?
ヨウムはとても高い知能を持っているので、芸を覚えさせたり会話を楽しむことが出来ます。
その反面、神経質な面もあるのでストレスを与えないように、十分気をつけなくてはなりません。
お世話も決して簡単ではないということを、しっかり頭に入れてから飼うかどうかを検討しましょう。