ペットショップの鳥コーナーに行くと、セキセイインコや文鳥と並んで、ほっぺたに大きな赤丸模様があるインコがいませんか?
頭の上にはチョコンとトサカが立っていて、なんともユーモラスな顔をしています。
そのインコは、オカメインコと言うんです。
私も子供の頃に飼っていたので、見かけると今でも懐かしく思い出します。
オカメインコはとても穏やかで優しい性格。ペットとしておすすめなんです。
そこで今回は、オカメインこの特徴と性格についてご紹介していきます。
オカメインコって、元々どこの鳥なの?
今はペットとして有名なオカメインコですが、飼育されるようになったのは200年くらい前です。
それまではオーストラリアで群れを作って暮らしていました。
それをあるイギリス人が持ち帰り、ペットとしての歴史が始まったのです。
ちなみに日本に伝わったのは、明治末期。
地味な色だったため、あまり人気がありませんでした。
ですが今では品種が増えた事もあり、注目を集めています。
オカメインコって、どんな鳥?
オカメインコの特徴を挙げてみますね。
- 体の大きさ 35cm
- 体重 50~90g
- 外見 冠羽がある、頬に赤い丸模様(チークパッチ)、尻尾が長い
- カラーバリエーションが多い
セキセイインコよりも随分大きいですが、それだけに存在感がありますよ。
大きな体ですり寄って来くる姿が、本当に可愛らしいです。
性格
温厚でよく懐く
オカメインコは、とても穏やかな性格をしています。
私の家にいたオカメインコも、温厚で甘えんぼうな性格でした。
人間が大好きで、カゴから出すといつも誰かにくっついていました。
他のインコとも仲良く出来るので一緒に飼えますが、同居のインコに虐められないように気を配ってあげてくださいね。
デリケート
静かで落ち着いて環境を好む、とても穏やかな鳥です。
ですから、大きな音がすると物凄く驚いてパニックに陥ります。
酷いとケージの中で飛び回り、骨折や出血につながることも!とにかく落ち着かせてあげてください。
寂しがり屋
元々群れを作る鳥ですから、1羽では寂しく心細い思いをしています。
あまりにも寂し過ぎる状態が続くと、問題行動が出る場合があります。
突然大声で鳴いたりするのがそうです。
2羽で飼うのが難しかったら、なるべくお留守番の時間を短くしてあげましょう。
最後に
オカメインコについて、その特徴や性格をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
体が大きいのにとても甘えん坊なところが、本当に可愛らしいです。
お喋りも上手で、教えるといろいろお話してくれますよ。
飼い易いのも魅力ですが、とても寂しがりやな一面があるのでその点は気を配ってあげてくださいね。