2017年5月30日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回はマツコの知らない水族館の世界。そして、次世代インスタントカメラの世界の2本立てでした。
出演者はマツコ・デラックスさんと、すべての水族館をまわり続ける男・中村元さん。そして、チェキカメラのカリスマ・米原康正さんです。
マツコの知らない水族館の世界
皆さんは、この日本が水族館大国なのをご存じだったでしょうか?
世界にはおよそ500館の水族館がありますが、そのうちのおよそ100館が日本にあるのだそうです。
今回はその中で、テレビ初登場から穴場まで、この夏絶対に行くべき水族館が登場しました!
キャラ強め中村さんは水族館プロデューサーとして活躍し、全国の水族館をまわっているそうです。
テレビで言えなかった水族館の真実
中村さんがマツコの知らない世界に出演して、本当に伝えたかったという水族館の真実を語りました。
水族館について調べて気付いたことは、誰も魚なんて見に来ていない!ということだそうです。さかなクンのような、あれ程までの魚好きは都道府県に2人くらいしかいないので、見ていない水槽が実は多いそう。確かにそうかもしれません。
入場して5分が興奮のMAXなので、最初の水槽に人が溜まりやすいということもなんだかわかる気がします。最初は隅々まで見て楽しんでやろうという気持ちですが、だんだん飽きてくるものなのかもしれません。
そこで中村さんが気付いた、人気水族館に共通するポイントが“水中にいる気持ちになれる!”ということです。
マツコさんも葛西臨海水族館のマグロの大水槽がお気に入りで、シンパシーを感じ、30分もぼーっと見ていられるそうです。“水塊(すいかい)”という水の流れや広さを感じられる水槽が大切なキーワードでした。
ここで中村さんはそんな水塊が美しすぎる水族館をご紹介しました。
マリンワールド海の中道
1つ目は、福岡県にあるマリンワールド海の中道です。
博多湾を背景にしたイルカショーが大人気のこの水族館で、おすすめの水塊が、うみなかCUBEというエリアです。真ん中の水の柱を中心に、360度水槽に囲まれ、まるで海の中にいるような錯覚を起こしてしまう水塊です。アザラシの動きで浮遊感を感じ、さらに臨場感を味わえます。
そして1番のおすすめが、太陽光がキラキラと降り注ぎ、海底にいるような体験ができる玄海灘水槽です。世界に一つしかない装置で、定期的に500lを放水し、玄海灘の荒波を再現しています。迫力のある仕掛けです。
加茂水族館
2つ目は、山形県の加茂水族館です。
50種類3万匹以上のクラゲを展示しており、ギネス世界記録にもなっています。
その中でおすすめの水塊が、クラゲドリームシアターという直径5m、世界最大のクラゲ水槽です。たくさんの水クラゲが浮遊することにより、水が感じられ癒しの大人気スポットになりました。ずーっと見ていられそうなほど神秘的です。
名古屋港水族館
3つ目は、愛知県にある名古屋港水族館です。
日本最大級の水族館で400億かけて作られたというから驚き!入っていきなりシャチが出迎えてくれます。挨拶するとお辞儀を返してくれました。可愛い!
ここで、おすすめの水塊が水中観覧席という横60m、奥行き30m、深さ12mの超巨大水槽です。こちらは、イルカショープールの水中部分で、パフォーマンスと共に大人気。水中の体験が濡れずにできるのが凄いところです。
さらに凄い水塊が黒潮大水槽です。一見普通の水槽ですが、マイワシのトルネードという集団の動きが見られる超貴重な水塊なのです。1匹1匹は小さいですが集団での動きを見ると力強さを感じます。
この夏絶対に行くべき水族館
水塊なんかなくてもお客さんがどんどん来るという、工夫を凝らした楽しい水族館や、テレビ初公開の新水塊のある水族館をご紹介しました。
竹島水族館
1つ目は、愛知県にある竹島水族館です。
廃業の危機から復活し、今や休日には行列をつくるというこの水族館の魅力は、種類豊富な手作りの解説です。館長自らが書いているというその内容は、“深海生物はおいしいのか?”や、“エビスダイはおいしいのです”といったユニークなものばかり。こう言うのって面白くてみんな好きですよね。
さらに、深海生物とのふれあいコーナーがあり、その種類も豊富で人気があるそうです。
館長は、36歳の若さというのも驚き!
サンシャイン水族館
2つ目は、東京都のサンシャイン水族館です。
言わずと知れた有名な水族館ですが、7月にオープンするという新水塊があるそうです。
その前に、中村さんが手掛けたおすすめの水塊をご紹介。それがラグーンという、10階にあるとは思えない幻想的な水槽です。実はそんなに大きい水塊ではないそうなのですが、奥を見えなくすることで向こうの方に続いているように感じるのだそうです。確かに奥行きを感じて広く見えます。
そしていよいよ、屋上にあるテレビ初公開の水塊をご紹介。
ペンギンが空を飛んでいるかのような展示です。水槽の向こうには街の景色が見え、非日常な空間で、水量は多くないようですが水槽がカーブを描くことで大きく見せているそう。気持ちよさそうに泳ぐペンギンがとっても可愛い!さすが名水族館プロデューサーの最新作でした。
マツコの知らない次世代インスタントカメラの世界
SNSの普及により、味のある写真が撮れるインスタントカメラが今ブームになっています。
そんなこの世界の案内人は、ギャル雑誌eggを作り上げ、AKB48やきゃりーぱみゅぱみゅなどの写真を手掛ける、チェキカメラのカリスマ米原さんです。
進化を続けるインスタントカメラの世界をご紹介しました。
チェキは、1998年で20万台を売り上げていましたが、2016年はなんと650万台にも伸びたそうです。
いま絶対使うべき!おすすめインスタントカメラ
米原さんおすすめの、進化したチェキが登場しました。
チェキ instax mini 90 ネオクラシック
1つ目は、チェキ instax mini 90 ネオクラシックです。
1枚のフィルムに2度シャッターを切り、違う写真を重ねることができるというプロ顔負けの写真が撮れるこのチェキ。2万円程と少し値は張りますが、面白い写真が簡単に撮れそうです。
ライカゾフォート
米原さんは2つ目に、ライカゾフォートを紹介しました。
あの!高級カメラメーカーのライカが発売したインスタントカメラです。
暗い中でも撮影ができるバルブ(長時間露光)モードを搭載しているということで、スタジオを暗くし、ペンライトで文字を書いて、それを撮影してみました。すると、インスタントカメラで撮ったとは思えない、きれいな仕上がりにマツコさんも感動していました。
Lomo‘Instant Automat
3つ目は、Lomo‘Instant Automatというチェキです。
クラシックなデザインがおしゃれなこのカメラは、レンズキャップにシャッターリモコンがついており、自撮りに最適だそう。フロントミラーで写りを確認できるのもうれしいところです。
Polaroid Snap
4つ目に紹介したのは、Polaroid Snapです。
小さいボディですが、1000万画素のプリンターを内蔵しており、撮った写真をmicroSDにデータ保存できちゃいます。また、シャッターボタンの長押しで1枚を4分割にできるなど機能も充実していました。
思ったよりも性能が良くて驚いたというマツコさん。インスタントカメラと言えば撮るだけのイメージでしたが、いろいろ機能がついて進化していますね。
最後に
水族館に、癒されたいです。
今回は、夏にぴったりの2テーマでした。