2020年10月27日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は「味噌汁の世界」と「路線図の世界」の2本立てでした。
その中なかから「路線図の世界」についてまとめました。
「味噌汁の世界」は、こちらをご覧下さい。

出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん、国内外2000枚の路線図を集めた2人、西村まさゆきさんと井上マサキさん。
マツコさんは真面目そうな2人の顔を見て、「あら路線図顔!」とニンマリしていました(笑)。
番組ディレクターに「路線図って必要ですか?」と言われ、ショックを受けた2人…。確かに、スマホで乗り換えを調べてICカードで精算すれば、路線図を見ることはほとんどありません。
しかし実用性だけじゃない、見た目も美しくこだわりが詰まった路線図の魅力を、2人が紹介してくれます!
現実と違うからこそ面白い!都会の路線図
多くの路線を工夫して1枚に収めた路線図は、もはやファンタジーの世界。
実際とは違う、そこが魅力の路線図を2つ紹介してくれました。
大宮駅の先がT字に?JR東日本の東京周辺路線図
ファンタジー初級編。東京周辺の路線図は、端っこのほうが大変なことになりがち。
大宮駅の先は、宇都宮方面が右、高崎方面が左でT字になっています。実際の地図に沿って描くならY字になるのですが、スペースの都合上、右左に描かれているのです。
みなとみらいと馬車道の間に飯能?みなとみらい線
ファンタジー上級編。元町・中華街駅から横浜駅までの5駅が左側に大きく描かれ、そこからつながる4路線は、東西南北の概念が無視されひたすら駅名をつなげた状態。そのため、みなとみらいと馬車道の間に飯能駅があるというかなりのファンタジー具合です。
しかし、今はもう現実的な地理関係で描かれた路線図にリニューアルされているそう。
西村さん「こうやって消えていくんで、アーカイブしていかないと、僕たちが!」、井上さん「生き物なんで!」という2人。「だんだんめんどくさい人たちになってきた…」と困り顔のマツコさんでした(笑)。
大都会の複雑な路線を1枚に落とし込む見事さ!
東京は、JR、地下鉄、私鉄の路線が入り組んでいます。なかでも工夫が詰まった2つを紹介!
大江戸線を楕円にデザイン、東京地下鉄路線図
新しく開業した大江戸線を楕円にして存在感をアピールしている東京地下鉄路線図。
2人が注目したのは、ひょうたん型を点線で分けた形のJR新宿駅です。
大江戸線は新宿西口駅と新宿駅がそれぞれJR新宿駅に接続していますが、乗り換えることはできない(一度精算しないといけない)ので、それを表現するためにこの形状になりました。
青砥駅の分岐がカオスすぎる、都営浅草線のレインボー路線図
レインボー路線図とは、急行・各駅などの停車駅ごとに色分けされた路線図のこと。西武池袋線や南海電気鉄道もすごいですが、もっとすごいのが都営浅草線です。
普通、快速、通勤特急、特急、アクセス特急、快特の6種を入れつつ、京成線の乗り換えも加えたため、青砥駅のあたりは何が何だか分からない状態に…。
マツコさん曰く「としまえんのハイドロポリスのよう!」です。
イラスト満載で楽しい、全国ご当地路線図
地元愛&個性的なのが、地方の路線図。一本線ながらも、地元の美味しいものや名所がイラストで散りばめられた、愛すべき路線図です。
道南いさりび鉄道、琴電など、それぞれ工夫があります。マツコさんの地元、新京成線では梨園のイラストで盛り上がりました(笑)。
なかでも個性的なのが、銚子電鉄。なんと路線図が手書き!観光協会の女性が模造紙に手書きし、携帯でとった写真を貼り付けた路線図が、オフィシャルに採用されたものです。
パチンコ屋などのネーミングライツも、しっかり入っています。「もう売れるものは無い。売れるものは全部売った!」マツコさんと井上さんが被って言うほど、銚子電鉄の貧乏ぶりが現れた路線図なのでした(笑)。
最後に
確かに、スマホとICカードによって、路線図をしっかりと見る機会は減っています。
しかし今回の放送を見て、路線図には鉄道会社の愛と工夫が詰まっていることを知りました!
今度からは、じっくりと路線図を見たいと思います。
今回は「味噌汁の世界」と「路線図の世界」の2本立てでした。
その中なかから「路線図の世界」についてまとめました。
「味噌汁の世界」は、こちらをご覧下さい。

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