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個性派揃いのユーフォルビアを育ててみよう。ユーフォルビアの特徴と人気の種類について。

ポインセチア
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みなさんは、ユーフォルビアと呼ばれる植物をご存知でしょうか?

これはある特定の植物の名前ではなく、トウダイグサ属の総称として使われている呼び方なんです。

ユーフォルビアの仲間には様々な特徴を持つ植物が存在していて、なんと2000種以上もあります。

個性的な外見をしたものが多く、ちょっと変わった植物を育てたい人に人気があります。

見た目も特徴も種類によって全く違っているので、色んなユーフォルビアを集めて楽しむ人もいますよ。

ここでは、そんなユーフォルビアの中から、人気の種類を紹介していきたいと思います。

目次

ユーフォルビアについて

ユーフォルビアというのは、トウダイグサ科トウダイグサ属の総称です。

分布の範囲は熱帯~温帯に広がり、原種だけで2000種くらい存在しているそうです。

人気の高い多肉植物の中にもユーフォルビアの仲間はたくさんあり、個性的な姿のものが多いのが特徴です。

ユーフォルビアの内、約500種が多肉植物だと言われています。

多肉植物以外だと、ポインセチアやナツトウダイなどがあります。

種類によって姿や形が全く違っていますが、共通しているのは茎や葉、根を切ると白い液体が出る事です。

この乳液には毒があり、皮膚につくと炎症を起こすことがあります。

乾く前に水で洗い流すか、乾いてしまっていたら石けんで洗いましょう。

この毒は、草食動物に食べられないように、身を守るための進化だと言われています。

ポリクロマ種、キャラシアス種、キパリッシアス種などは耐寒性がある宿根草で、花壇に利用されたりしています。

常緑種もあるので、冬に花壇が寂しく感じたら植えてみると良いでしょう。

上に伸びるタイプや這うタイプなど生長の仕方も様々なので、植えたい場所に合わせて選ぶことが出来ます。

人気のユーフォルビアを紹介

ユーフォルビアには、とてもたくさんの種類があります。

今回はその中から、特に人気の種類を紹介していきますね。

オベサ

「なんだ、これは?」と思うような、まん丸の多肉植物です。

オベサも傷をつけると乳液が出て来ますが、それほど強い毒ではありません。

でも子どもやペットが絶対に口にする事が無いように、注意する必要はあります。

耐暑性も耐寒性も優れていて、育てやすい植物です。

冬は10℃以上をキープしてあげましょう。

オベサ

ハナキリン

育てやすい種類で、オベサに比べて生長が早いです。

寒さに弱いので、気温が10℃以下になったら室内に入れるようにしましょう。

3~12月までたくさんの花を咲かせ続けるので、花を楽しみたい人におすすめのユーフォルビアです。

枝には長いトゲがあるので、取り扱いには注意しましょう。

ハナキリンの品種はたくさん存在していて、ピンクや赤、黄色、白などの花色があります。

ハナキリン

ダイヤモンドフロスト

耐暑性のある低木で、春から秋まで小さな白い花を咲かせ続けます。

繊細な花は、美しいですが主張し過ぎないので、どんな花とも相性が良く合わせやすいです。

寄せ植えの名脇役と言えるでしょう。

暑さにとても強く、日本の夏も元気に乗り切ってくれます。

でも寒さには弱いので、冬は室内に入れましょう。

暖地なら、屋外で越冬出来ることもあるようです。

ダイヤモンドフロスト

ホワイトゴースト

白い幽霊と名付けらえたユーフォルビアで、その名の通り白い肌が印象的です。

くねくね曲がった形もユニークで、人気の高い多肉植物です。

丈夫で育てやすいので、初心者さんも問題なく育てられるでしょう。

日当りと風通しの良い場所で管理しますが、真夏の直射日光は強すぎるので遮光してあげましょう。

寒さに弱いので、10月くらいから室内に入れる準備を始めましょう。

ホワイトゴースト

ポインセチア

クリスマスシーズンに欠かせない、ポインセチア。

葉のグリーンと苞と呼ばれる赤い部分が、見事にクリスマスカラーとなっています。

ちなみにポインセチアの花は、真ん中の黄色い部分です。

12月に出回っているので、冬の植物という印象を持っている人も多いのではないでしょうか?

メキシコ原産の植物なので、暑さには強いですが寒さに弱いです。

ポインセチア

ゴルゴニス

かなり異様な姿をしたゴルゴニスは、「タコもの」と呼ばれているユーフォルビアです。

四方に広がって伸びる枝が、まるでメドゥーサの頭のヘビみたいに見えます。

丈夫で育てやすく、タコものの中で人気が高い種類です。

基本的に直射日光で育てますが、真夏は葉焼けをする可能性があるので遮光をしてあげましょう。

気温が5℃以下になったら、室内管理に切り替えるようにします。

冬の水遣りは月に1回くらいにして、乾かし気味に育てましょう。

ブラックバード

赤紫色の葉が印象的な、草花タイプのユーフォルビアです。

草丈40~50cmくらいで、寒さにも暑さにも強いです。

比較的新しい品種のユーフォルビアで、常緑なので冬でも葉を楽しめます。

ただ、あまりにも寒いと葉を落として休眠してしまいます。

蒸れるのが苦手なので、特に夏は風通しの良い場所で管理しましょう。

開花時期は春で、黄緑色をした花が咲きます。

ブラックバード

ホリダ

ユーフォルビアの中で、知名度も人気も高いホリダ。

日本でも昔から愛されてきた植物で、品種も豊富です。

大きなトゲがあるタイプは見るからにサボテンのようですが、こちらはトウダイグサ属の仲間であって、サボテン属とは別の仲間です。

模様が入るタイプや、小型のタイプなど色々あるので、コレクション性が高いのも魅力です。

育てやすいので、初心者さんにもおすすめです。

ホリダ

最後に

個性的な外見で注目されるユーフォルビアの特徴と、人気の種類を紹介しました。

ユーフォルビアはトウダイグサ属の総称であり、多肉タイプや草花タイプ、低木タイプなど、その特徴は多岐に渡っています。

そのためユーフォルビアを一口で説明するのは難しいのですが、共通する特徴は毒を持っているということです。

茎や葉、根から出る乳液は、皮膚の炎症を引き起こすことがあるので注意が必要です。

小さい子どもやペットが口にしないように、十分気を付ける必要があります。

それさえ気を付ければ、育てやすい種類が多いので初心者さんにもおすすめですよ。

ちょっと変わった植物を育ててみたい人は、是非参考にしてみてくださいね。

ポインセチア

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