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人気のパクチーを栽培しよう!パクチーの特徴や栽培方法、おすすめレシピについて。

パクチー
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ここ数年、日本で人気が高まっているパクチーは、元々海外の香味野菜です。

セリ科特有の香りが人気で、サラダやスープ、鍋など手軽に料理に取り入れられるのも魅力ですね。

その上、健康や美容に効果的な栄養素がたっぷり!

そんなパクチーを、自宅で栽培して好きな時に食べられたら幸せですよね。

そこで今回は、パクチーの特徴や栽培方法、おすすめレシピを紹介していきたいと思います。

目次

パクチーって、どんな植物なの?

セリ科コエンドロ属に分類される、一年草です。

地中海沿岸からエジプトが原産です。

日本ではここ数年で人気が高まり名前が知られてきましたが、実は平安時代から日本にあったと言われています。

エスニック料理に使われているイメージが強いですが、世界中で使われている食材です。

見た目はイタリアンパセリに似ていて、ギザギザの葉っぱが特徴的です。

パクチー

パッと見ただけだと、見分けがつかないかも知れないくらいそっくりです。

パクチーというのはタイ語で、英語ではコリアンダーと呼ばれています。

日本では、生のものをパクチーと呼び、乾燥させたものをコリアンダーと呼んでいることが多いです。

そのため、パクチーとコリアンダーを別の物だと勘違いしている人も居ますが、同じ植物なんです。

パクチーは、葉や茎だけでなく、根や種まで食べられるんですよ。

コリアンダーというスパイスに使うのは種の部分で、チキンやカレーの風味づけに役立ちます。

健康効果も絶大で、体内に溜まってしまった金属を排出する作用があります。

解毒の薬草として使われていた時代もあるそうです。

パクチーが嫌いな人も多いのは、どうして?

日本でも大人気となったパクチーですが、その一方で「大嫌い」と言う人も存在しています。

好きな人と嫌いな人がハッキリ分かれる食材と言えるでしょう。

どうして嫌われてしまうのか、考えられる理由を挙げていきますね。

和食に使われないから

パクチーを和食に使うことは殆どないため、日本人には馴染みが無い食材だと思われます。

慣れない香りに対して拒絶反応が出てしまったりします。

クセが強い

パクチーの香りは、かなりクセがあります。

クセが強すぎて、受け入れられない人にとっては「絶対無理!」となるのでしょう。

結構青臭い匂いがするので、カメムシのにおいという人もいます。

カメムシ草と呼ばれることもあるくらい、似たようなにおいがします。

実際パクチーには、カメムシのニオイ成分と同じものが含まれています。

脳が認識しない

「OR6A2」という遺伝子を持っている人の脳は、パクチーの香り成分(アルデヒド)を食べ物だと認識しないそうです。

この場合は、どんなに頑張ってみても、食べることは難しいでしょう。

パクチー栽培のポイント

パクチーは苗から育てれば、それ程難しくはありません。

初心者さんでも、元気に育てることが出来る野菜ですよ。

栽培環境

日当りが好きな植物なので日なたがおすすめですが、少しくらい日陰でも育ってくれます。

乾燥が苦手なので、水やりを忘れないようにしましょう。

水は好きですが、雨などで葉に泥が跳ねると病気になることがあります。

泥ハネが気になるようでしたら、ワラを敷いておくと防ぐことが出来ます。

土、肥料

蒸れが苦手なので、水はけの良い土を使うようにしましょう。

肥料は、葉が黄色くなってきたら追肥をすると良いでしょう。

苗の植え付け

パクチーの根は、直根性です。

このタイプの植物は移植を苦手とします。

根に触らないように気を付けながら植え付けましょう。

大きな苗を買った方が良いように思いますが、大きいと根付くのに時間が掛かります。

なるべく小さな苗を買った方が良いでしょう。

切り戻し

パクチーの葉は、放っておくとどんどん固くなって風味が落ちます。

そのため、収穫するのは若い葉です。

いつも若い葉を収穫できるように、定期的に切り戻しをするようにしましょう。

時々収穫をしていれば、それが切り戻しを兼ねることになります。

花を咲かせないようにする

パクチーの花はとても可愛らしいので、たくさん咲かせたくなってしまいます。

ですが、花が咲くと種を作るためにエネルギーを使ってしまいます。

花を咲かせないように、どんどん摘み取っていくと新しい葉が出て来ます。

花を楽しむ株と、収穫をする株を分けておくと良いでしょう。

収穫をしよう

パクチーの収穫は、草丈が20cmくらいになったら行います。

茎が固くなってしまう前に、外葉から摘んでいきましょう。

種を収穫する場合は、花が咲いた後に実が茶色くなるまで放っておきましょう。

パクチーのおすすめレシピ

パクチーを使った、おすすめレシピを紹介します。

収穫したパクチーで作ってみてくださいね。

パクチーブッラータ

チーズとの相性が最高で、いくらでも食べれますよ。

材料

  • パクチー 15g
  • レモン 1切れ
  • ブッラータ 70g
  • ナンプラー 小さじ1
  • ごま油小さじ2
  • 白コショウ お好みで

作り方

  • 茎をみじん切りにし、葉は冷水に浸けてパリッとさせたら水分を取る。
  • 茎、ナンプラー、ごま油を混ぜる
  • ブッラータに葉を乗せたら、2を掛けて出来上がり。
  • コショウとレモンはお好みで。

パクチーとイカのオイスター炒め

ニンニクが効いて、食欲をそそります。

材料

  • パクチー 1~2株
  • スルメイカの胴 1杯分
  • ニンニク 2片(粗みじん切り)
  • 赤唐辛子 3本
  • サラダ油 大さじ1

タレ

  • オイスターソース 大さじ1
  • 醤油 大さじ1/2
  • 砂糖 小さじ1/2
  • 酒 大さじ1/2

作り方

  • 胴のワタと軟骨を取ったらよく洗い、1cmの輪切りにする。
  • フライパンでニンニクを炒め取り出したら、赤唐辛子を炒める。
  • そこにスルメイカを加えて、色が変わったらタレの材料を加える。
  • 最後にパクチーを入れてサッと熱を加え、ニンニクを振りかけて完成。

最後に

パクチーについて、特徴や栽培方法、おすすめレシピを紹介しましたが、いかがでしたか?

パクチーは独特な香りがあるため、好き嫌いがハッキリ分かれる食材です。

好きな人にとっては、自分で栽培したいくらい美味しく感じるようです。

パクチーには健康や美容に効果的な成分が豊富に含まれているので、好きな人は積極的に摂取すると良いでしょう。

今回おすすめのレシピを紹介しましたが、わざわざ調理しなくても、サラダに添えたりスープの具材に追加するなど、毎日の食卓に手軽に取り入れることも出来ますよ。

是非、自分の育てたパクチーを食べてみてくださいね。

パクチー

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