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窓が魅力の多肉植物、ハオルチア。その特徴と育て方、人気品種について。

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種類豊富な多肉植物の中には、ハオルチアという仲間が存在しています。

ハオルシアとも呼ばれており、「窓」と呼ばれる葉の先端部分が半透明なのが特徴です。

まるで宝石のように見える品種もあり、その美しさからコレクターも多いですよ。

ハオルチアの仲間は500種類以上もあり、初めての人だとどれを選べば良いのか困ってしまうかも。

そこでここでは、人気の品種を紹介してみたいと思います。

特徴や栽培方法もまとめますので、参考にしてみて下さいね。

目次

ハオルチアって、どんな多肉植物なの?

ツルボラン科ハオルチア属に分類される、南アフリカ原産の多肉章物です。

英名では「Haworthia」と書き、ハオルチアまたはハオルシアと読みます。

とても沢山の種類があり、元々はアロエの仲間とされていました。

1800年代にハルオチア属となり、アロエとは別に分類される事になりました。

ハオルチアの仲間は、コンパクトなサイズと葉先が半透明なのが特徴です。

その半透明の部分は「窓」と呼ばれ、日光を取りこむことが出来るようになっています。

品種によって見た目が随分違っていて、どれもユニークな形や模様をしています。

育てやすい品種も多く、コレクション性も高いのが魅力です。

ハオルチアの栽培のポイント

丈夫で育てやすいと言われているハオルチアですが、栽培するにはちょっとしたコツがあります。

それさえ覚えておけば、特に難しく感じる事はないでしょう。

まず、地植えではなく鉢植えが基本で、鉢は大きめのサイズが適しています。

小さ過ぎると根腐れするので気を付けましょう。

土は、水はけが良い多肉植物用か観葉植物用の培養土を使いましょう。

自分で混ぜる場合は園芸用の土に、赤玉土、川砂、鹿沼土、ピートモス、くん炭を同じ割合で混ぜるのがおすすめです。

鉢を置く場所は日当りと風通しが良い場所にします。

強い日差しで葉焼けをおこすので、直射日光の当たる場所はやめましょう。

ハオルチアの苗は、購入したらなるべく早めに新しい鉢に植え替えてくださいね。

その際、太い根だけを残して、古い根や下の方の茶色い葉は取り除くようにします。

植え付けたら、鉢底から水が出るくらい水を与えましょう。

普段の水やりは、春と秋の生育期にたっぷりとしましょう。

夏と冬は休眠期となるので、月に1~2回くらい与えれば良いでしょう。

ただ、エアコンを使用して一年中同じ気温の場合は、水も一年中同じように与えます。

肥料は、春と秋に液体肥料を少し与えれば十分です。

種類によって時期は違いますが、花が咲きます。

あまりたくさん咲かせると元気がなくなってしまうので、1~2輪咲いたら茎を少し残してカットしましょう。

残した茎は、しばらくすると茶色く干からびて引き抜けるようになります。

ハオルチアの増やし方

ハオルチアを増やすには、次の方法があります。

株分け

根元に小さな子株が出来たら、それを取り外して別の鉢に植えます。

根がついているので、上手く育つ可能性が高いです。

葉挿し

葉を挿しても増やせます。

春か秋が適期で、葉の切り口を乾かしてから土に軽く埋めましょう。

葉の向きは仰向けです。

水やりはしないで放っておくと、一か月くらいで芽が出てきます。

根が出たら土に埋めてあげましょう。

更に育ってきたら、新しい鉢に植え替えて3日後くらいに水を与えます。

人気の品種について

ハオルチアの中でも、特に人気の高い品種を紹介していきますね。

「軟葉系」と「硬葉系」の品種があるので、それぞれについて人気の品種を挙げていきます。

軟葉系の人気品種

オブツーサとは、ハオルチアの代表的な品種で、とても人気が高いです。丸っこい葉には、透明度の高い窓があります。まるで宝石の方に美しく、思わず見惚れてしまう程です。

意外と丈夫なのも、人気の秘密でしょう。

紫オブツーサ

形は通常のオブツーサと同じですが、葉の色が紫色っぽいのが特徴です。

よく日に当てると、紫が濃くなります。

通常のオブツーサよりも、窓が曇り気味です。

ベヌスタ

白っぽい産毛のようなもので覆われていますが、葉の先端にはちゃんと窓があります。

可愛らしい外見に惹かれて育て始める人が多いようです。

寒くなると紅葉することもあります。

竜鱗

葉先がとがり、カッコイイ雰囲気の品種です。

網目模様が美しく、窓の部分にも模様が入っています。

丈夫で子株が出やすいので、初心者さんにおすすめです。

硬葉系の人気品種

ビスコーサ

上に向かって伸びる品種で、生長は遅い方ですが子株が出やすいので増やしたい人におすすめです。

よく日に当てると、緑色が濃くなります。

鬼瓦

ゴツゴツした感じの葉が力強く、たくましい雰囲気を出しています。

比較的葉が大きめで、存在感がありますよ。

ニグラ

黒っぽくて硬い葉が特徴の品種で、ザラザラした触感をしています。

渋めの印象で、男性に人気があるようです。

生長速度が遅いので、じっくり楽しむことが出来ますよ。

よく日に当てて水やりを少なめにすると、株が引き締まります。

十二の巻

よく見かける品種です。

細長く伸びた葉には、白いストライプ模様が入っています。

コントラストが美しく、丈夫で育てやすいのでおすすめですよ。

子株が出やすいです。

天使の涙

なんとも素敵な名前が付けられている品種で、見た目も美しいです。

白くて楕円形の模様が入り、十二の巻きとはまた少し違った可愛らしさがあります。

ホームセンターなどではあまり見掛けない品種ですが、人気があります。

最後に

ハオルチアについて、特徴や栽培のポイント、人気の品種を紹介しましたがいかがでしたか?

まるで宝石のような繊細な姿をしたものから、無骨で渋い雰囲気のものまで様々な品種が存在しています。

ハオルチアの仲間は500種類以上あり、今回紹介した品種以外にも魅力的な品種がたくさんあります。

見た目が変わっているので特別な管理が必要なように感じますが、意外と簡単に育てられるんですよ。

ただ、そのためには今回紹介したコツを覚えておく必要があります。

直射日光を避けたり、水の与え方に気を付けたりすることで、元気に育ってくれることでしょう。

子株が増えやすい種類も多いので、増やす楽しみもありますよ。

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