2020年8月18日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「スイカの世界」と「仏像の世界」の2本立てでした。
その中から、「仏像の世界」についてまとめました。
「スイカの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん、250体以上の仏像を周遊する高校生・宮沢汰佳くん。
「こんにちは~はじめましてマツコさん!」とにこやかに入ってきたのは、サラサラストレートをおかっぱにした、性別年齢不詳の人物でした。
マツコさんも「仏像は今回置いておこうか」というぐらいの濃いキャラです(笑)
0歳で墓石にはしゃぎ、3歳で千住観音菩薩像に目覚め、4歳で十一面観音像に初恋をした宮沢くん。
女性的で優しい顔に男性的な逞しい体という、性別の枠を超えた十一面観音像が、自分のアイデンティティとリンクしてしまったのだそう。
高校生になった今は、全国の仏像巡りをしながら、仏師として300体以上の仏像を作り続けています。
そんな仏像愛あふれる宮沢くんが、家にも飾りたいおしゃれなインテリア仏像や、表情が印象的な歴史ある仏像を紹介してくれます!
家にも飾りたいおしゃれなインテリア仏像
現在、自宅に仏像をインテリアとして飾り、心の拠り所にする人が増えているそうです。
仏師が彫った仏像が、スタジオにずらっと登場。
20cmほどの小型の仏像は、リアルな筋肉の金剛力士像や、猫をモチーフにした仏像などで、3万円ほどから購入可能。
さらに1m以上の存在感ある仏像も登場。
仏師・加藤魏山の「慈」(700万円税別)は、写実的でエロスを感じる女性の像。
同じく加藤魏山の「示現・序」(500万円税別)は、北斗の拳かドラゴンボールかというほど、アニメ的な筋肉が印象的です。
松久宗琳佛所の「不動明王」(633万6000円税別)は赤い肌に赤い炎を背負って、カラフル。
どれも現代らしさと仏教感がミックスされた、インパクトのある仏像でした。
表情が堪らない、胸キュン仏3体
仏像の表情は無限大、誰でも理想の推し仏が見つかる!
全国の仏像から、宮沢くんが厳選した胸キュン仏3体を紹介してくれました。
思わず守ってあげたくなる、興福寺「阿修羅像」
怒った顔が阿修羅像ですが、興福寺の「阿修羅像」は眉をしかめた少年のようなお顔。
クライアントである光明皇后が自分の子供を幼い頃に亡くしており、その面影や理想の少年像などを反映して作られたと言われています。
ひたむきで真っ直ぐな瞳が心に刺さる、安倍文殊院「善財童子像」
どっしりしたお顔と後ろを振り返りながら速歩きしているスタイルが、ちょっとユニーク。
水晶で作られた瞳に、心惹かれる仏像です。
「多分インスタとかでこのポーズが流行る!」と断言する宮沢くんに、「可能性は秘めてる」と、納得するマツコさんでした。
美しさの中にあるツンデレ感にゾクゾクする、浄瑠璃寺「吉祥天女像」
遠くを見るツンとした瞳に、見下されている気持ちになります。
何段もヒラヒラした布地に、たくさんの飾りがついた衣装がまた豪華!
「結婚式でこの衣装を着たい!」と言う宮沢くん。
「まだまだ大変よ…」と、スタジオに来ていた宮沢くんのお母さんに同情するマツコさんでした…(笑)
必ず見つかる?自分と同じ顔の仏像を見つけるアプリ
マツコさんにそっくりだと言われているのが、兵庫県智禅寺「八臂宇賀神弁財天」。
このように自分と似ている仏像をAIで探すことができるサイトが、奈良大学の「Buddience」です。
「今まで聞いたAIの使い方で、一番ムダ」とディスりつつ、マツコさんの顔で実行すると…先程登場した「吉祥天女像」がマッチング!
「1000年前の美しさの基準」とズバッと宮沢くんがコメントすると、「1000年前かあ!1000年遅かったかあ!」と悔しがるマツコさん(笑)
ちなみに、ADの女子田村さんでマッチングしたところ、奈良中宮寺の菩薩半跏像がヒット。
漆箔仕立てで黒光りする仏像は、アルカイックスマイルをしながら右膝を立てています。
「ちょっとおしゃれすぎない?なにこれVOGEの表紙みたい!」と、もっさりした田村さんに思わぬスタイリッシュ仏像がマッチングされ、おどろいたマツコさんでした(笑)
最後に
お葬式や法事ぐらいでほぼ無縁の仏像の世界でしたが、現代風の仏像や、ユニークな仏像など、面白いものがあると知ってびっくりしました。
ジェンダーレスな強烈キャラの宮沢くんが将来どんな大人になるのか、そっちも楽しみな回でした!
今回は、「スイカの世界」と「仏像の世界」の2本立てでした。
その中から、「仏像の世界」についてまとめました。
「スイカの世界」は、こちらをご覧下さい。
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