2020年2月11日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「天津飯の世界」と「お祝儀袋の世界」の2本立てでした。
その中から、「お祝儀袋の世界」についてまとめました。
「天津飯の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。ご祝儀界に新風を吹き込んだ水引デザイナー長浦ちえさん。
はじめに長浦さんが、ご祝儀袋を4タイプに分けて紹介してくれました。
1つ目は、和風のベーシックタイプ。2つ目のリボンやバラを使ったファンシーなタイプは、20代の女性に人気だそう。3つ目、黒や紺色のモダンな男性向けのタイプが今増えているそうです。4つ目として、ベーシックな色合いながらも目を引くデザインのタイプ。
そして水引とは、和紙で作られた紐の名前なのだと教えてくれました。「あのデザインが水引だと思っている人が多いと思う!」とマツコさんも目から鱗です。
長浦さんは、福岡県出身の40才独身女性。22才のときに武蔵野美術大学を卒業し、23才で就職した会社で水引に出会います。23才で1年間パリに行き、日本人にしかない感性に気付いたそう。24才で帰国後、さまざまなご祝儀袋をデザインし、32才で独立します。
賛否両論を巻き起こした黒いご祝儀袋など、斬新なデザインを生み出しました。
フランスでの体験談を話すとき「こんなことあったっちゃけど…」とつい博多弁が出ると、マツコさんはすかさず「博多の女ってのはねー好きあらばねー、ちょいちょいかわいい方言を出してね~」と、突っ込んでいました(笑)。
春に使える!最新ご祝儀袋
一昔前は、マナー通り間違っていなければ何でもいいという扱いだったご祝儀袋。今は相手のことを思い浮かべ、個性あるものを選ぶ時代となりました。
マツコさんも「責任ある立場になってから、簡単にその辺ので…あ、ご祝儀袋ないって慌てて買って渡すものじゃないって、ストックするようになったもん」と、しっかりした考え方を持っていました。
まずは遊び心のあるカラフルなデザインを紹介。20代同士ならOKというラインナップです。その中からマツコさんが選んだのは、金色に大きな紅梅と白梅がデザインされた、ベーシックなご祝儀袋でした。
春に使うご祝儀袋には、梅結びという水引デザインのご祝儀袋がおすすめだそうです。
次は自分の立場ができてくる30代、40代向けのデザイン。ベーシックを抑えつつ、型押しした紙を使うなど素材に拘ったものです。
マツコさんのお気に入りは、シンプルな生成りの封筒に、赤と白の水引を大きな輪にして結んだご祝儀袋。
これが実は長浦さんがデザインしたもので、「あら博多女の作品だったの?!」「しくじったわー!!」と、悔しがっていました(笑)。
〇〇としても使える!進化系エコご祝儀袋
長浦さんが指摘するご祝儀袋の最大の弱点とは、「捨てにくい」ということ。
マツコさんがLDH(EXILEなどが所属する芸能事務所)の新年会に出席した際、自身もたくさんのお年玉を配りつつ、HIROさんからものすごいご祝儀袋をもらったという体験を教えてくれました。
そんな弱点を克服する新しいご祝儀袋の形として…布で作ったものが登場!
手ぬぐいになるもの、巾着になるもの。ガーゼ生地でベビースタイになるものは、出産祝いに最適です。
長浦さんがデザインしたものに、封筒から分離して小さな花輪として飾れる面白いご祝儀袋があります。
ご祝儀袋は通常、人と被りたくないものですが、これはむしろ人と被っていこう!大量に並べよう!という逆の発想で生まれたのだそう。
使用例として、開店祝いのカウンターや結婚披露宴の受付に、大量に並べた写真が登場。「ダサさも含めてかっこいい!」(笑)。とマツコさんがべた褒めでした。
また、水引部分を再利用する方法として、フォトフレームの装飾、リース、箸袋に飾るなどを紹介。
結婚式のご祝儀袋の水引をフォトフレームの装飾に使い、式の写真を飾るとオシャレですね。
マツコさんは、無地の紙袋を使ってプレゼントをするとき、水引をつけるとアクセントになって「困ったときにアリだわ!」と大賛成していました。
手作り水引でポチ袋作りにチャレンジ
最後に、長浦さんに教わりながら水引のあわじ結びに初挑戦しました。
あわじ結びの方法
- 水引の中央をしごいて柔らかくする。
- 右を上にして涙型を作る。
- 左側を丸めて輪を作り、左手で抑える。
- 下→上→下→上の順で通す。
マツコさんが作ったシンプルな1本紐のあわじ結びを袋に結びつけて、素朴で味のあるオリジナルポチ袋が完成しました!
最後に
最新のご祝儀袋は、カラフルでキュートなものからシックでモダンなものまで、バリエーションが豊かで驚きました!
次にご祝儀袋を買うときは、ぜひ参考にしたいです。
芸能界で確固たる地位にいるマツコさんならではの、ご祝儀袋への思いも知ることができた回でした。
今回は、「天津飯の世界」と「お祝儀袋の世界」の2本立てでした。
「天津飯の世界」は、こちらをご覧下さい。
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