神奈川県には、いくつかの七福神めぐりが存在します。
相模七福神もその中の一つで、県央地区で平成10年に作られました。
海老名市と座間市にまたがっており、それぞれの寺社では七福神の石のお守りも購入出来ますよ。
私も7つの石を集めましたが、色々な形があって選ぶのも楽しかったです。
それでは、相模七福神めぐりについてご紹介していきます。
相模七福神めぐりとは?
相模七福神めぐりとは、神奈川県の県央地区の寺社をめぐるものです。
以前は神奈川県の県央に七福神めぐりが無かったため、平成10年に決まりました。
最初は海老名市だけで計画していたのですが、それぞれ事情があって参加できない寺社も多く中止になりかけました。
しかし座間市が協力してくれたことにより、無事に相模七福神めぐりが誕生しました。
相模七福神めぐりは約35kmの距離を歩くことになります。
かなりの距離なので、二日はかかるでしょう。
車で移動すれば約三時間の道のりです。
市の重要文化財に指定されているお寺もあり、歴史を感じる散策も楽しめますよ。
御朱印受付期間は?
相模七福神めぐりは、お参りなら通年可能なのですが、御朱印色紙の受付期間は決まっています。
毎年1月1日~11日と、1月31日までの土日です。
時間は、9:00~16:00。
ただし、団体の場合は通年受け付けています。事務局への申し込みが必要となります。
御朱印用色紙は500円、御朱印は各300円です。
石のお守りは各寺社で販売しており、1つ300円です。
事務局
浄土寺:046-254-5365
妙元寺:大黒天
縁結びと福徳円満の大黒天が祀られています。
1310年に開山されました。
境内がとても広く寺格が高かったことから、相模の本門寺とも呼ばれていました。
大谷コミュニティセンターの前にあります。
本覚寺:毘沙門天
財宝富貴と交通安全の神、毘沙門天が祀られています。
弘法大師が開いた真言宗大覚寺派の末寺です。
正確な資料が無いそうですが、15世紀中半よりも以前に開かれたようです。
恩馬ヶ原バス停下車、徒歩7分。
増全寺:福禄寿
幸福と長寿の神、福禄寿が祀られています。
本尊の阿弥陀三尊と阿弥陀如来は、江戸時代に慈覚大師により作られたとされています。
動物供養塔があり、動物の霊が祀られています。
コミュニティセンター前または中新田バス停下車。
善教寺:布袋尊
1592年に創建された、阿弥陀如来を本尊とする歴史あるお寺です。
木彫りの布袋尊が安置されています。
子授観音もありますよ。
城山バス停から徒歩5分。
龍源院:弁財天
こちらの弁財天はかなり特殊な姿をしており、初めて見た時は驚きました。
本堂の裏に御朱印を書いて貰える場所があり、そのもっと奥の方に行くと小さな檻のようなものがあります。
横には、弁財天という旗が立っています。
中の石像を見ると、とぐろを巻いたヘビの頭に、お爺さんの頭が乗っています。
結構怖いです。
JR入間駅から徒歩7分。
浄土寺:恵比寿神
商売繁盛と家運隆昌の神、恵比寿様が祀られています。
現在の本堂は、1771年に再建されたものです。
JR入間駅から徒歩10分。
宗仲寺:寿老人
延命と長寿の神、寿老人が祀られています。
1603年に創建された、歴史あるお寺です。
座間市の文化財もありますよ。
JR相武台駅から徒歩5分。
最後に
神奈川県の県央地区にある、相模七福神めぐりについてお話をしましたがいかがでしたか?
海老名市と座間市には、大変歴史のあるおてらが多数あります。
七福神めぐりをしながら、歴史についての知識も身につくなんて嬉しいですよね。
交通機関や車を利用すれば、1日で周る事が出来ますよ。
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