2017年8月29日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「マツコの知らない納豆の世界」。そして、「マツコの知らない巨大看板の世界」の2本立てでした。その中から、「マツコの知らない巨大看板の世界」について、まとめてみました。
「マツコの知らない納豆の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
近年、看板なしのおしゃれビルが、次々建設され、景観を守るという理由で、規制が強化された為、今巨大看板は、絶滅の危機にあるのです。そんな、失われゆく巨大看板たちを、世界遺産にしたいと訴える男がいます。それが、巨大看板ハンター・髙橋芳文さんです。自ら、看板会社を経営する傍ら、全国の巨大看板を探し続けているそうです。
そんな髙橋さんが、今回、後世に残すべき、素晴らしき巨大看板の世界を、紹介します。
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、巨大看板ハンター、髙橋芳文さんです。
まず髙橋さんは、訴えたい事があるそうです。それは、”今巨大看板が、絶滅の危機”ということです。
最近のおしゃれなビルは、看板を設置しないことが多く、看板の影響力が、少なくなってきたと話します。髙橋さんは、失われつつある巨大看板を、世界遺産にしたいと、力強く訴えましたが、マツコさんに一刀両断されたのでした。
高橋さんと、巨大看板との歩みとして、紹介されたプロフィールには、22歳の時に、やりたいことも無く手伝いをしていた、父親の看板製作施行会社に入社。
27歳の時に行った、社員旅行先の香港で見た、何枚も並ぶ巨大看板のスケールに圧倒され、魅了されたそうです。
現在では、巨大看板を求めて、全国を旅しているという、髙橋さんです。
まずは、髙橋さんの会社が設置した、巨大看板を見てみる事に。
一つ目は、「アイラブ歌舞伎町」という、2015年にビルの側面に設置された看板です。夜は赤いLEDにより、文字が点滅します。この看板は、外国人観光客にフォトスポットとして人気があるそうです。
二つ目は、JAXAへ納品した、飛び出す巨大看板で、壁をロケットが突き破る、迫力のある看板です。
2作品とも、写真に撮られることが嬉しいそうで、しきりにマツコさんに自慢していました。さらに年賀状にされたりしたら、もっと嬉しいでしょうね。
意外としらない巨大看板の真実
皆さんは、街を巨大看板で記憶していませんか?と、髙橋さんは問います。
マツコさんが思いつくのは、北海道札幌市・すすきの交差点の、「ニッカウヰスキー」や、大阪府大阪市・道頓堀の、「グリコサイン」だそうです。どちらも、とても有名ですよね。グリコは1935年から設置されていて、現在6代目です。今のものは、14万個のLEDを搭載し、非常に明るく鮮明です。
次に、髙橋さんは、渋谷の交差点の巨大看板の数々を、紹介します。見覚えのある、看板ばかりですが、写真でこれを1度全部無くしてみると…?スッキリはしますが、無機質で冷たい感じがします。髙橋さん曰く、巨大看板が沢山ある事で、熱量が上がり、多くの人で賑わう街になるそうです。確かに、巨大看板が沢山あったり、ネオンで光っていたりすると、街の活気を感じます。
髙橋さんが気になっていた謎の巨大看板
看板の聖地は、首都高だと話す髙橋さんに、マツコさんも共感します。そんな首都高の、髙橋さんが気になる謎の看板を、VTRに撮ってきてくれました。
霞が関から首都高に乗り15分、永福の出口付近を走行すると、巨大看板が見えてきます。それは、「きぬた歯科」の看板です。医院長の写真が、目を引きます。
そして、高井戸インターチェンジ付近では、再び「きぬた歯科」。さらに、平和島付近にも、またまた「きぬた歯科」の看板がありました!この様に、首都高の至る所で発見されたのです。
また、きぬた歯科がある八王子周辺には、様々なタイプの、巨大看板が見つかりました。実はこの、「きぬた歯科」の巨大看板は、200か所以上もあるのだそうです。多くの人の印象に残りそうですね!
では、一体なぜ、そんなに多く出しているのか!?ということで、髙橋さんが実際に、きぬた歯科へ、突撃取材しました。心踊らせながら、医院長とご対面。やはり、看板で見たままの、きぬた歯科の医院長です。
最初に、なぜきぬた歯科のある、八王子以外の地域にまで、看板を出しているのか、聞いてみました。ちょっと分かりにくい説明でしたが、要は八王子以外にも、熱い思いを届けるため、という事でした。
また、出来た看板は必ず自分の目で見に行き、そこで、自分の顔写真と対面し、お互いを高め合うという、不思議な決め事があると話した医院長に、髙橋さんには、通ずるものがあったようです。
きぬた医院長の、最終的な目標は、ニューヨークのタイムズスクエアに、日本語の巨大看板を設置することと、熱く語りました。
髙橋さんも、熱い思いに共感したようで、最後は二人でガッチリと握手を交わして、VTRは終了しました。
感想を求められたマツコさんは、きぬた医院長は、”想像を遥かに超えたヤバイ人”と、表現していました。熱量は、すごく伝わりましたけどね!
地域を彩る巨大看板
絶滅の危機にある中、いつまで残っているか分からないので、見てもらいた巨大看板があると、髙橋さんが紹介してくれました。
お店の名前よりも、衝撃重視で、人の心に残る、インパクト巨大看板があります。
例えば、大阪府・道頓堀にある「串かつだるま」は、社長の凄んだ表情を、全面に表現している看板です。
そして、東京都・上野にある「フェスティバルゴルフ」は、ゴルフボールがカベにめり込んでいる看板で、直径は約2メートル!人々は目を奪われます。
そんな中、髙橋さんが後世に残したい、インパクト重視の巨大看板があります。それは、福井県坂井市にある、えちぜん鉄道三国港駅近くの「越前 蟹の坊」の、越前蟹がインパクトのある看板です。看板というか、まさに蟹そのもの!と言った感じ。このリアルさを出すことが出来たのは、水槽の中にいる蟹を、3Dスキャナーで撮影し、よりリアルなカニを再現したからだそうです。本当にリアルで、躍動感溢れる看板でした!
続いて、人々が目を奪われて仕舞う、困惑巨大看板です。
東京都・八王子にある「エスエストラスト」の看板。”わたしより、信号を見て。”と、印象に残るキャッチコピーです。
静岡県の痔の専門医院「マイクリニック大久保」の看板には、”-痔 END-”と、こちらもユニークな看板なのでした。
そんな中、髙橋さんが後世に残したい、思わず二度見してしまう困惑巨大看板があります。それは、高知県高知市にある、「カーパルコ長崎屋」の”カステラは売っていません”という、巨大看板。カステラで有名な、長崎屋と同じ名前ということで、このデザインになったそうです。マツコさんは、オススメする意図が、よく分からなかったようで、髙橋さんとはセンスが合わないと話しました。
巨大看板一緒に見に行きませんか?という、髙橋さんの誘いも、さらっと受け流していました。
最後に、紹介するのは、人の表情をありのまま映す、人物巨大看板です。
例えば、東京都・赤坂見附にある、「アパホテル」の巨大看板。”私が社長です!!”がお馴染みの、社長のお顔が、印象的です。
茨城県・水戸市の駅前にそびえ立つ、パチンコ店「ビックマーチ」の看板には、タレントで、イメージガールの鈴木奈々さんが、大きく写っていました。
そんな中、髙橋さんが後世に残したい、人物巨大看板を紹介してくれました。
それは、東京都・四ツ谷4丁目にある「後藤麻衣の心配ないさぁ~!!」の看板のです。ラジオ番組の宣伝のための看板で、メインパーソナリティーの後藤麻衣さんと、芸人の大西ライオンさんが写っています。マツコさんにもお馴染みで、よく見かけるそうですが、1回もラジオは聞いたことがないそうです。
マツコさんも、どこか1箇所建てようかな?と、迷った様子で終了しました。
最後に
私の住む街は、田舎なので、あまり巨大看板は見かけません。巨大看板をたくさん見ると、都会だな〜と感じる、一つのポイントになっているかも知れません。いつか、道頓堀のグリコサインを生で見てみたいです!
次回は、「秋の鉄道旅行の世界」です。絶品!絶景!な風景が、紹介されます。
さらに、秋の夜を楽しむ「虫の音の世界」も!お楽しみに!
今回は、「納豆の世界」と「巨大看板の世界」の2本立てでした。「納豆の世界」は、こちらをご覧ください。