2017年8月29日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「マツコの知らない納豆の世界」。そして、「マツコの知らない巨大看板の世界」の2本立てでした。その中から、「マツコの知らない納豆の世界」について、まとめてみました。
「マツコの知らない巨大看板の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、3500種類の納豆を食べた男、石井泰二さんです。
皆さんは、納豆がどれも、同じ味だと思っていませんか?実は現在、全国で数千種類販売されており、その味は全く違います!今回、日本で最も納豆を調べあげた石井さんの、納豆愛が爆発する!
スーパーで、目を向けて欲しい、絶品納豆から、衝撃の革命納豆まで、奥深い納豆の世界を、ご紹介します。
軽やかに登場した、石井さんが、まず皆さんに伝えたい事は、”納豆を振り回さないで欲しい”という事です。その真意とは?
10年前くらいに、テレビ番組で取り上げられ、大ブームになった納豆ですが、その期間は、すぐに終わってしまいます。そして、実は、その番組で伝えた事が、実は間違いだったので、在庫が大量に出てしまい、価格が暴落してしまったという、事件です。
それを聞いたマツコさんは、「デリケートな話をしますね」と、苦笑いし、「テレビ界の中の大事件のひとつ」と、思い当たる節があるようです。
石井さんが、納豆採集を始めたきっかけは、2002年に「新宿納豆」を食べたことからです。現在は廃業していて食べられませんが、衝撃を受けたほどだと言います。
現在は、”納豆ウィキペディア”を、作る毎日だそうです。
そんな石井さんの、初台での納豆ライフを、VTRで紹介しました。
やって来たのは、渋谷区・初台にある、石井さんの自宅です。早速お邪魔してみると、書斎には、納豆ラベルの記録を残している、コレクションファイルが、何冊も並んでいます。12年かけて集めた、3500種類のラベルが、保存されています。さらに、本棚には、納豆に関する本、約200冊以上が、所狭しと並べられていました。
石井さんの、納豆コレクションについて、奥様はどう思っているのか、聞いてみました。すると、実は奥様も、同じ量の納豆を、食べているのだそうです。仲のいいご夫婦ですね。
そんな二人の朝食に、お邪魔させてもらうと、朝は二つの納豆を食べ比べている石井さん。食べる前には、手製のレフ板を使用し、様々なアングルで撮影します。撮影を終え、ようやく朝食!かと思いきや…納豆の評価を、約10項目メモにとって行きます。さらに、定規を使って、豆の大きさを測定。そんな、約15分の納豆分析を終えてから、朝食がスタートしました。そりゃ味噌汁も冷めます!以上が、石井夫婦の納豆ライフです。
スタジオに戻り、石井さんが、納豆ウィキペディアを見せてくれました。色々な商品の情報や、三大納豆博士の紹介が、載っています。
納豆3大ブランド味比べ
まずは、石井さんが15年間、毎日納豆棚をチェックして、気づいた事は、主婦の80%が、棚の下段しか見ていないという事です。特売品や、見慣れた商品が、並んでいるゾーンです。
その中で、マツコさんがまず気になったのは、タカノフーズの「極小粒 ミニ3」、いわゆる”おかめ納豆”です。これをインテリアにしてもいいくらい、気に入っているという、定番のデザインですよね。
年間約18億パック食べられているそうです。多すぎて想像がつきません!
次に、石井参加紹介したのは、ミツカン「金のつぶ パキッ!とたれ におわなっとう」です。パキッ!とたれは、手が汚れなくて、革命的でした。
3つめは、あづま食品「美味だし」です。タカノフーズ、ミツカンとは、差が大きかったのですが、あづま食品は、国産大豆にこだわった事で、今非常に受けているそうです。
この3社の納豆を、食べ比べしてみます。
まずは、タカノフーズから。色が他より濃いかな?という印象です。一気にすするマツコさんは、「安定の味!」、「納豆と言えばコレ!」と、納得の美味しさのようです。
続いてミツカンは、あまり食べたことがないと言いますが、こちらも一気にすすると、「モダンな味」と表現。
最後に、あづま食品は、「お出汁が濃い」。そして、大豆が柔らかめだと話しました。
改めて、納豆の美味しさに気づいた、マツコさん。3パック一気にいくタイプだそうです。さすがです!
明日食べたくなる!スーパーの上段納豆
もっと美味しい納豆を食べるには、どうしたらいいか?それは簡単!バイヤーの冒険心があふれる、棚の上段を見て欲しいと、石井さんは語ります。
今回スタジオ後方に設置された冷蔵庫には、石井さんがセレクトした、沢山の種類の納豆が並んでいます。
その中の上段で、まずオススメしたのは、保谷納豆の「玉福来」という商品です。日本で一番、大豆の直径が大きい納豆で、豆に甘みがあるそうです。なかなか納豆にしにくい豆で、出来ていると言います。
次に紹介したのは、大豆本来の味を、最大限に引き出す、大力納豆の「国産大力納豆」(新潟県)です。新潟の老舗の納豆屋さんが作っています。被りと呼ばれる、表面の白い部分は、納豆菌が作ったうまみ成分で、これが多いほど、美味しいという訳です。
試食したマツコさんは、口に入れた瞬間に、うまい!と興奮していました。豆味が、濃いということです。やっぱり欠かせない、ご飯にかけて頂きます。新潟・魚沼の湧き水を使用しており、ご飯との相性も抜群だそうです。
次は、スーパーで買える最強ひきわり、かくた武田の「青森納豆 ひきわり」(青森県)です。ひきわりが苦手なマツコさん。今回で、見方が変わるかも?と期待を抱きます。
ひきわり納豆の発祥は、諸説ありますが、青森県と秋田県の県境と言われているそうです。
食べてみると、うまみをすごく感じると言います。発酵のうまみが、ダイレクトに伝わると、勢いよくかき込んでいました。
それにしても、よく食べるマツコさん。しかし、納豆だけを食べるのはハードだぞ!と、お味噌汁や漬物を要求していました。
続いての納豆情報は、最近石井さんが、気になる納豆スポットを、見つけたそうです。それは、「京王百貨店 新宿店」です。マツコさんもお気に入りの、このデパートでは、紀伊国屋が販売を担当し、納豆の品揃えを強化していると言います。国産大豆の納豆を中心に、常時30~35種類を揃えています。
そんな、京王百貨店の中から選んだ、石井さんオススメの納豆。
まず一つ目は、夏の朝食にピッタリな爽快感!登喜和食品「遊作納豆」(府中市)です。三角のパッケージに、たっぷり入っています。混ぜると力強い粘りが、どんどん増していきます。香りがとにかく良いそうで、マツコさんも、コレうまい!と喜んでいました。小粒で、しっかりとした歯ごたえを楽しめるとのことです。
納豆を入れている経木に、一つ一つ手作業で盛られています。「ありがとう遊作」と、マツコさんが感謝するほどの納豆、ぜひ食べてみたいです!
賛否両論!革命納豆
今までは、ご飯と食べるのが定番だった納豆。これからは、ご飯と少し距離を置いてみてもいいんじゃないかな?という考えで、賛否両論あって構いません!!納豆の概念をぶち壊す、革命納豆を、紹介していきます。
一つ目は、ご飯もご飯以外も驚くほど進む!加藤敬太郎商店の「特選 塩納豆」(山形県)です。1788年(天明8年)創業の、老舗中の老舗が作る、革命納豆とは!?納豆を、麹に漬けた一品です。納豆菌+麹菌で、菌まみれのその納豆のお味は?もちろんご飯との相性は、抜群ですが、さらに美味しくする、石井さんオススメの、アレンジメニューがあると言います。
それが、塩納豆の油揚げ包みです。油揚げの中に、塩納豆・チーズ・たくあんを入れ、フライパンで焼くだけで、完成です。美味しそう!食べてみた感想は、高級な味と表現していました。ビールに合うでしょうね!
二つ目は、いつでもどこでも携帯する納豆、川口納豆の「乾燥納豆」(宮城県)です。ペットボトルに入っていて、持ち運び出来る納豆です。ラーメンやパスタに振りかけるのが、オススメと言います。マツコさんは、ご飯にそのまま、ふりかけとして、かけて食べてみました。少しお醤油を垂らして、刻み海苔をかけたり、お茶漬けにしても、美味しそうです。ご飯にかけたのは、石井さんも初めてだったようで、その美味しさに、感動していました。
さらに、乾燥納豆を入れた、オムレツが登場。ベタベタしなくて済むので、作るのも楽ちんだそうです。とろとろの卵と納豆が、ベストマッチで、美味しそう〜。
続いて、三つ目は、女性だけの納豆屋さんが生み出した傑作、納豆BAR小金庵の「納豆バター」(大阪府)です。醤油・青紫蘇・ガーリックで味付けされた、ペーストを、焼いたバケットに塗って食べてみました。たっぷり塗ってから頂くのが、オススメだそうです。最初に石井さんが塗った量では、少なすぎてよく分からなかったみたいですね。
最後に
私も健康のためを思って、朝食によく食べますが、これからは、味にもこだわって、棚の上段もチェックしてみようと思います!
今回は、「納豆の世界」と、「巨大看板の世界」の2本立てでした。
「巨大看板の世界」は、こちらをご覧下さい。