2017年5月23日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回のテーマは絶品パン弁当の世界と、駅メロの世界です。
出演者はマツコ・デラックスさん、お弁当に人生を捧げた主婦、4回目の登場の野上優佳子さん。そして150曲以上の駅メロを再現できるサラリーマン松澤健さんです。
マツコの知らないパン弁当の世界
ここでは、中学1年生から30年間お弁当を作り続けているという主婦の上野さんが、今おしゃれでスピーディーに作れると話題のパン弁当のアイデアレシピなどを紹介しました。
今売れるお弁当本は、痩せるおかずがキーワードだという上野さん。
豆腐の和風ハンバーガーを手作りし、マツコさんが試食しました。バンズはお豆腐と鶏のひき肉でヘルシーに作られています。生姜が効いていておいしいそうです。私もレシピを覚えて作ってみようかな。
そして、最近はキャラ弁が劇的に進化しているそうで、本当はお二人とも否定派だそうですが、最新キャラ弁が紹介されました。
一般の主婦が作ったその中身は衝撃的でした。進撃の巨人の顔が再現されたものや、グロ弁と呼ばれるゾンビのような顔を模したもの。クオリティは高いと思いますが、食べたいとは思いませんね。試食したマツコさんでしたが、味は確かなようでした。
最後には、マツコさんの顔を再現したキャラ弁が登場しました。これは、ちょっと可愛いと思ってしまいました。マツコさんも思わず「冷凍保存します」と、食べるのがもったいないほどの完成度の高い作品でした。あまりの嬉しさに、反対派だったマツコさんもキャラ弁を受け入れ始めたようです。
続いて、野上さんが絶品のアイデアレシピとちょっと変わったお弁当箱を紹介しました。
最初は、「焼サバサンド」です。トルコで多くの人に愛されているというサンドイッチで、バゲットの中に焼サバとたまねぎやトマトを挟んだものです。疑っていたマツコさん、食べてみるとおいしいそうですがもっと味がはっきりしているといいかなと言っていました。バゲットに柚子胡椒を混ぜたバターが味の決め手のようです。付け合わせに作ってきたという春野菜たっぷりのスパニッシュオムレツはおいしそうでした。
続いては、「ハムとチーズのフレンチトースト」でした。名前からしておいしそうですね。アスパラやブロッコリーなどの野菜を素焼きし、その間にたまごと牛乳、塩を混ぜたものに玄米パンを浸し、スライスチーズとハムを乗せます。その上に素焼きの野菜を乗せてもう1枚チーズを乗せ、フライパンで焦げ目がつくまで焼けば完成だそうです。フードマンという縦にも置ける薄型のお弁当箱に入れて試食です。チーズが溶け、玄米パンに味が馴染んでおいしそう!
ここで野上さんは、おかずの多い県ランキングをご紹介。1位は島根県、2位は山形県、3位は富山県など、日本海側に農業県が多い為品数が多いのだそうです。逆にワーストは群馬県や千葉県。沖縄県などでした。
そして次に紹介したのは、「タルタルフィッシュフライサンド」です。コンテナランチという、900mlも入る大容量のお弁当箱に入って登場しました。ボリューム満点の見た目です。コッペパンに残り物のアジフライや野菜を挟み、タルタルソースで仕上げるパン弁当だそうです。からしバターをパンに塗るのがポイントのようで、とってもおいしそう!
最後は、「エスニック風ポケットサンド」です。厚切りサンドに切り込みを入れて焼き、ささみやなますなどを挟み、からしバターやオイスターソースで味を決めます。隠し味にピーナッツバターを入れるそうですが、意外と相性が良さそうでした。野上さんがプロデュースした美濃焼のお弁当箱に入れて、いざ試食です。エスニックな味に驚きのマツコさんでした。
どれも簡単そうで、おいしそうなものばかりでした。
マツコの知らない駅メロの世界
ここでは駅メロをこよなく愛する松澤さんが、曲を完全再現したり、駅メロの知られざる魅力などをご紹介しました。
松澤さんが好きな駅メロを早速再現していましたが、マツコさんも聞き覚えのある曲がいくつもあったようです。全ての曲にちゃんとタイトルがあるのには驚きました。
さらに、松澤さんの作曲した駅メロが実際に採用された経験があるそうで、夢のある話ですね。「ピアノマン」というタイトルがつけられたその曲はシンプルで耳馴染みのいいメロディーでした。
駅メロは車掌さんがスイッチでON/OFFを切り替えているそうで、そのスイッチの部品を購入して持参してきた松澤さん。押し心地がいいそうですが、中々触れるものでもないのでその感触が少し気になってしまいました。
続いて松澤さんは、山手線の駅メロ全25曲をご紹介しました。多くの人が利用する山手線では有名な駅メロがたくさん使われているようで、マツコさんがよく利用していたという秋葉原駅の「小川のせせらぎ」という曲を生演奏していましたが、利用していた当時とはまた違ったようです。
「せせらぎ」と「春」という曲が26年以上使われているヒット曲だそうで、私も聞き馴染みがありました。
今まで駅メロは耳コピで再現していたという松澤さん。というのも駅メロの楽譜というのが今までなかったそうです。それなら作ってしまえと「鉄のバイエル」という楽譜集を出版したそうです。JR-SHシリーズを立て続けに演奏し、聞いたマツコさんもわかる!と声を上げていました。東京駅で流れているものが多いそうなので、私も聞いたことがありました。
中でも、使用ホーム数No.1の駅メロが「Water Crown」という曲だそうです。これを聞いたマツコさんは印象に残る曲のトップクラスだと言っていました。
最後に松澤さんは駅メロの聖地、新宿駅を紹介しました。ホームが多く、中々全てを聞くことができませんが、忙しい方におすすめの回り方を伝授しました。
まずは、3番線「遠い青空」という曲です。始発ホームなので、旅立ちをイメージしたそうです。続いては、16番線「airly」です。新宿駅の顔のホームなので、ぜひ押さえてほしいところだそう。そして、6番線「see you again」です。成田エクスプレスなどが停まるので旅立ちを連想させ、締めにはこの曲がおすすめだそうです。どれも割と軽快なテンポの曲でした。
さらに松澤さんは、12番線の「木々の目覚め」という曲がお気に入りだそうですが、あえて隣の13・14番ホームで聞くのが好きなのだそうです。確かにとげとげしさがまろやかになった雰囲気を感じました。
最後に
パン弁当はどれも手軽でおいしそうで、作ってみたくなりました。
駅メロは馴染みのある曲もあり、奥が深いんだな~と感じました。