2017年5月9日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回はマツコの知らない日用品の世界。そして、フォントの世界の2本立てでした。
出演者はマツコ・デラックスさん、日用品の世界を紹介した髪型が個性的な河内宏仁さん、そして3000種のフォントを見分ける絶対フォント感の持ち主、須藤雄生さんです。
マツコの知らない日用品の世界
ここでは、全国520人の職人を訪ねた河内さんが選りすぐりの日用品をご紹介しました。
マツコさんにお土産を持参した河内さん。広島の宮島工芸製作所の丸柄ナナメ杓子という商品です。先端がナナメでご飯をすくいやすいそう。これは使いやすそうですね。
まず初心者は、グラスから入るべしと河内さん。マツコさんもたくさんいただいたという、SUS galleryのタイタネスタンブラービアという真空二重構造のチタンカップ。お値段も約25,000円と高価!
続いて世界初!という漆100%のグラス。漆六十〇のthinという商品です。いびつなデザインで、なんと紙コップを型にして漆を塗っていくそう。1日に0.05ミリの厚さしか塗れないので1ミリのグラスにするのに20日かけて作るそうです!丁寧な職人技です。
そして河内さんが一級品とおすすめしていたグラスが、鹿児島県の伝統工芸品、薩摩錫器でできた大辻朝日堂のロックグラスです。跡継ぎがおらず職人さんは引退してしまったそう。飲み口がガラスと全然違うようで、貴重なグラスですね。
次に、河内さんは一生使えるという日用品をご紹介。まず1つめは、包丁工房タダフサのパン切包丁です。映像で見ただけでも、切れ味が爽快で滑らかな切り口でしたね。私も切ってみたくなりました。
続いてご紹介したのは、山本勝之助商店の棕櫚ほうきです。昔ながらの製法で手作りしている、モダンでおしゃれなデザインです。素材の棕櫚には油分が含まれているため、ワックス効果があるといいます。まさに、一石二鳥。
3品目は、山只華陶苑のすり鉢JUJU mortierです。一般的なすり鉢は時計回りでしか擦れない中、このすり鉢は左右どちらの方向からも擦れる画期的な商品だそうです。左利きの私にはぜひ使ってみたい商品です。職人技は奥が深いですね。
マツコの知らないフォントの世界
ここでは身近だけど知らない、フォントの楽しみ方を数学教師の須藤雄生さんがご紹介します。
フォント一つで、イメージが激変してしまうと話す須藤さん。ブラックサンダーやアイスのMOWなどが、実際フォントを変えて売り上げがUPしたそうです。
須藤さんは高校時代から自転車でフォント探しを続けているそうで、わからないフォントはツイッターに写真を投稿し、仲間に尋ねていました。商店街がフォント探しの天国だそう。文字より先にフォントが入ってきてしまうなんて、疲れそうですね。
最後に
日用品の世界は、使ってみたいものがたくさんありましね。
一生物は、お値段もお高めですね。
それだけ、職人さんのこだわりが詰まっているのがわかりました。
フォントはマニアックでしたが、確かにイメージが変わるので私も注目して見てみようかなと思いました。