2020年8月25日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「ボリウッドの世界」と「平成レトロの世界」の2本立てでした。
その中から、「ボリウッドの世界」についてまとめました。
「平成レトロの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん、ボリウッド映画に20本以上出演した青森県生まれの女性、関本恵子(あやこ)さん。
ド派手なサリーにがっつりメイク、日本人には見えない出で立ちの関本さん(34歳)が登場すると「たまに青森ってぶっとんでおかしなことになる人がいるのよ!」と、マツコさんが驚きます(笑)
ボリウッドとはインド映画の中心地、ムンバイのこと。
かつての名前「ボンベイ」とハリウッドを組み合わせ、ボリウッドと呼ばれています。
高校卒業後、特にやりたいことがなかった関本さんはワーホリでオーストラリアへ。
インドに興味を持ち、20歳でボリウッド映画を見て衝撃を受け、22歳でインドに行ってダンスを習います。
26歳で運良くバックダンサーとしてボリウッド映画に出演。
20本の映画に出演したあと、日本に戻ってきました。
今、世界がボリウッド映画に夢中!メガヒットが続々生まれています。
20本のボリウッド映画に出演した関本さんが、ボリウッド映画の熱すぎる魅力を語り尽くします!
出演したら分かった!見たら元気になるボリウッド映画の魅力
「ボリウッド映画は単なる映画じゃない!見て元気になれるお祭りだ!」と主張する関本さん。
インドではカラオケやボーリングなどの娯楽施設が少なく、都市部の映画館は収入に対して高額で、家族総出で行くイベント的な存在です。
まず映画が始まる前に、全員が立ち上げあって国歌斉唱します。
そしてクライマックスでは紙吹雪を撒いたり、立ち上がってタオルを振ったりと、コンサート並みの盛り上がりに!
インド人の映画に対する情熱は、青森ねぶた祭のごとく激しいものなのです。
制作側の熱意もすごい!
制作費数十億超えは当たり前、撮影スタジオも東京ドーム145個分とギネス級のものまであります。
そしてボリウッド映画の一番の魅力といえば、華麗なダンスシーンです。
関本さん出演した映画で一番キラキラしたダンスシーン
2015年公開、冴えない男が好きな女性を助けるヒーロー映画「TEVAR」。
ダンスシーンは5分ですが、ダンスの制作費だけで3500万円!インド映画史上TOP6に入る制作費です。
関本さんは主人公の後ろのかなり映る場所に出演していました!
関本さんが見るだけで元気になる最高峰の作品
総製作費18億円の「プルーム兄貴、王になる」は2015年公開で日本でもヒットした作品。
音楽は今風のポップスで、5000人以上のダンサーが踊るシーンは圧巻です。
上空からの撮影も駆使した豪華絢爛な映像は、ダンスシーンだけでも見る価値あり!
1500時間以上の撮影時間をかけて20本の映画のダンスシーンに出演した関本さんですが、総出演時間はたったの2分…。
しかしダンサーのギャラは1日7000円(今はもっと上がって8500円程度)。
ボリウッド映画ダンサーは、大卒で初任給4万円程度のインドでは、かなりの高収入なのです。
関本さんがずっとインドにいたら、もっとすごいことになっていたかも?
「ムンバイを支配する女に…」と煽るマツコさんに、「あははは!」と大笑いする関本さんでした(笑)
ボリウッド俳優の真実
ボリウッドのトップ俳優は、誕生日には自宅の前に大勢が押しかけ、1日3回ベランダに出て手を振るという、まるで王族のような扱い。
それもそのはず、2017年世界の俳優収入ランキングでは、8~10位がボリウッドの俳優!40億超えの収入があるのです。
それ故、俳優の扱いも神レベルで、俳優の筋肉仕上がり待ちで6時間撮影が止まることもあるとか…。
ボリウッド俳優の条件はマッチョ!関本さんイチオシのイケメンボリウッド俳優リティク・ローシャン(46歳)は、ムッキムキの筋肉美の持ち主です。
彫り深い顔立ちでブルーの瞳、ハリウッド俳優のようにモダンな顔立ち。
ちなみに関本さんはリティクと共演経験ありで、日本人が珍しかったのか「そのダンスはどこで覚えたの?」などと声をかけられたのだそう。
「脈アリだったんじゃない~?」「そんなこと…」「バカなことしたわ、何、日本に帰ってきてんの!」と一喝していました(笑)
ダンスだけじゃないすごい衣装6選
ボリウッド映画は衣装もすごい!
「パドマーワト 女神の誕生」の結婚式の衣装は、重さ30kgで320万円!
そこで、インドではどのような衣装で踊るのか、関本さんが自前で用意した衣装がスタジオに登場!
殺しの女神カーリー
インドで人気の女神の衣装。
青いボディスーツにドクロの首飾り、大きな冠が特徴です。
誘惑のセクシー衣装
ボリウッド映画ではマフィアのボスをセクシーな女性がたぶらかすシーンがよくあります。
警察官の衣装
インド人が一番喜ぶ衣装は…なんと警察官の衣装。
サルマン・カーンという俳優がコミカルな警察官を演じ、インド人が大ハマリ!関本さんがイベントでポリスの格好をすると、インド人が大受けします。
「あんたはやっぱり、インドじゃない?インドで幸せを手にするタイプだと思うわ」(笑)とつぶやいたマツコさんでした。
最後に
ボリウッド映画の迫力に驚いた回でした。ちょっとレンタルで見てみようと、興味がわきました。
そして単身ボリウッドに飛び込んだ関本さんもすごい!青森女の情熱に驚きました。
どこかイベントで見かけたら、ファンになってしまいそうです!
今回は、「ボリウッドの世界」と「平成レトロの世界」の2本立てでした。
その中から、「ボリウッドの世界」についてまとめました。
「平成レトロの世界」は、こちらをご覧下さい。
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