2020年6月30日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「フレンチトーストの世界」と「黄色の世界」の2本立てでした。
その中から、「フレンチトーストの世界」についてまとめました。
「黄色の世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん、フレンチトーストに囚われすぎている料理人の宮田一輝さん。
宮田さんは中学生のときに男女でピクニックに行き、お弁当を女子に褒められてから料理の道に進みます。
20歳でパティシエになりましたが、先輩にまかないを作ったところ「お前のフレンチトーストはまずいんだよ」と言われ、ショックを受けました。
復讐の気持ちを原動力に(笑)フレンチトーストの食べ歩きを始め、10年で1000種を食べ歩きます。
宮田さんによると、フレンチトーストの決め手は食感のグラデーション。
外パリ中プル、外ふわ中とろ、などなど様々な食感のお店のフレンチトーストと、宮田さんがたどり着いた究極のレシピを紹介してくれます!
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食感のグラデーションがたまらない、絶品4店
グラデーションがわかりやすい逸品 CAFE AALIYA(カフェ アリヤ) フレンチトーストミックス(950円税込)
CAFE AALIYA(カフェ アリヤ)は新宿3丁目の老舗カフェ。
耳を落とした食パンを、中はふわっと、外はパリッと焼き付けてあります。
「こういうお菓子みたいね。めっちゃうまい、コレ」とマツコさんもご満悦です。
食感の秘密は、銅板で一気に焼き上げること。
宮田さんは食べ歩いたフレンチトーストを、外側パリパリ→フワフワ、内側プルプル→しっとりのチャートで分類しています。
そのチャートの中から、外パリ中プル、外フワ中プルという、まったく違う食感を極めた2つを紹介。
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外パリ中プル、シマダカフェの神楽坂フレンチトースト(プレーン)自家製苺コンポート(1,155円税込)
外側は焼きがしっかり入っていて、ナイフを入れると中はプリンのよう。
パンを24時間乾燥させて水分を飛ばしてから、24時間アパレイユ(卵液)に漬け込み、それを超高温のオーブンで焼き上げます。
「プリンにしよう、これ。プリンなの!」(笑)とマツコさんが言うぐらいプルプルです。
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外パリ中ふわ、鉄板フレンチトースト(800円税込)
「パンとエスプレッソと」は人気のベーカリーカフェで、渋谷、湘南、大阪などに店舗があります。
表面を鉄フライパンで焼き付けたあと、そのままオーブンで焼き上げることで、フワプルに仕上げています。
バターをたっぷり使った大人気の食パンを使い、甘さ控えめ。
トースト寄りの味で、蜂蜜との相性がバッチリです。
チャートに入れられなかった不思議食感 Bistro Rojiura(ビストロ ロジウラ)のフレンチトースト自家製ベーコンとブッラータチーズ(1,540円税込)
2014年からミシュランビブグルマンを6年連続で獲得した名店のフレンチトースト。
けっこうかための外側で、マツコさんからは「フレンチトーストではないわね」という感想が。
スイーツより食事よりの味付けで甘みがないので、メープルシロップをかけるとちょうどよい味になります。
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新食感の宝庫、フレンチトースト激戦区 台東区
台東区は昔ながらの純喫茶が多く、そこに近年リノベーションカフェが増え、様々な食感のフレンチトーストが食べられる聖地となっています。
中でも宮田さんが衝撃を受けた2店舗を紹介!
昔ながらの喫茶店友路有(トゥモロー)浅草店のフレンチトースト(500円税込)
外フワ中しっとり。薄めの生地はすっとナイフが通り、まるで卵焼きのよう。
素朴で昔ながらの食感に「コレでいい、これがいい!」とマツコさんも納得。
唯一無二、独特の食感グラデーション La VASARA CAFE&GRILLの浅草フレンチトースト ストロベリーミルク(990円税込)
身の詰まったブリオッシュをアパレイユに漬け込み、たっぷりのバターで焼いたあとオーブンへ。
アパレイユが流れ出ないように焼き上げているので、独特のとろとろ食感です。
「これはもう、ウォォォウォウってなる!」「…わかんねえか」と、マツコさんが言葉で表現できないほど新しい食感でした。
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復讐のためにたどり着いた究極の自作フレンチトースト
10年間1000種のフレンチトーストを食べ歩き続けた結果、何が美味しいのかわからなくなってしまったという宮田さん…。
かなり迷走しつつも、異なるタイプのフレンチトーストを2品、マツコさんに食べてもらうことになりました。
まず、ミルクティーをアパレイユにしたフレンチトースト。
「焼きぐらいはベストかも」…ただし味は紅茶そのもの。
「美味しいのよ、新スイーツとしてね」とフォロー。
次は、通常トッピングになるキャラメルとバナナをアパレイユに詰め込んだフレンチトースト。
「めっちゃバナナ」「食感はフレンチトースト、味は全然フレンチトーストじゃない」(笑)
先輩への復讐のためにフレンチトーストの食べ歩きを始めた宮田さん。
不安そうに「これでリベンジできますかね?」と聞くと「うーん、できないと思う」とバッサリ言われてしまいました(笑)
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最後に
フレンチトーストを出すお店はどこもおしゃれで、マツコさんは「こんなにおしゃれなの?怖くて入れない!」と連発していました(笑)。
1000種食べて生み出したレシピはどんなにすごいのだろうと思ったら、迷走しすぎてフレンチトーストではない味に行き着いてしまったというオチに驚いた回でした!
今回は、「フレンチトーストの世界」と「黄色の世界」の2本立てでした。
「黄色の世界」は、こちらをご覧下さい。
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