2020年5月12日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は過去に放送された身近だけど知らなすぎる世界として、エスカレーター、換気扇、室外機、電柱の世界をまとめた構成でした。
知ると乗るのが楽しくなるエスカレーターの世界
2016年12月27日放送。
東大卒、日本唯一のエスカレーター専門サイトの管理人、田村美葉さんが、厳選した7基を紹介してくれました。
大阪梅田のスカイビルのトンネルエスカレーター(東芝)
建物から飛び出し、外が見えるガラス張りのトンネルにエスカレーターが設置され、展望台へと続いています。
夜は青色にライトアップされ、田村さんは夜景よりも青く照らされたエスカレーターが美しいと言います。
マツコさんは「本格的な病で…」(笑)と苦笑いです。
バブリーエスカレーター 横浜ランドマークプラザのスパイラルエスカレーター
螺旋階段状のスパイラルエスカレーターは、世界でも三菱電機しか作っていません。
世界で48カ所、半分は日本にあります。
全部バブル期に作られたそうです。
世界一のラグジュアリー感、上海新世界大丸のスパイラルエスカレーター
デパートの吹き抜けに飛び出す形で設置され、昇り龍のよう。
1つのビルに12基あるのは世界でもここだけ!
名古屋駅前は、激レアエスカレーターが集結するレアスポット!
全照明型エスカレーターとは、ハンドレールを支える欄干パネルが全面白く光っているタイプ。
1950年代に誕生、今は作られていません。
プレートが激レア!名鉄百貨店本店のエスカレイヤー
名鉄百貨店本店には、エレベーター前に「OTIS ESCALAIRE(エスカレイヤー)」と記されたプレートがあり、かなりレアです。
さらにヤバい!手すりが床下まである垂直落下型手すり
名鉄百貨店には他にもレアなエレベーターが!手すりが床下まで伸びた、斬新なデザインのエレベーターです。
「すごいオシャレ!」と、マツコさんも興奮します。
すごく短いエスカレーター、川崎モアーズ
5段分程度の高さしか無い、世界一短いエレベーターが川崎モアーズに!
しかし「ちょっとメジャーすぎますね」と、田村さんのツボではないようです(笑)。
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知ればより生活が快適に!換気扇の世界
2016年12月28日放送。
人生を換気扇に捧げる鍼灸師、村上淳一さんが、機能別に厳選した4台を紹介してくれます。
団地妻の味方、爆風を起こす強力回転!UFH-20AB1(東芝)
5階建て団地を想定した、強力モーター。
図書館にいる気分になれる、静音モデルFY-25AQ-D(National)
リビング用で風量控えめ、シャッターは換気扇の風圧で開き開閉音も静か。
しかし、強風が吹くとガシャン、ガシャンとうるさく、マツコさんは「うーーーーん…」と静音モデルなのにと納得がいかない様子。
目に入れても痛くない、可愛すぎるボディUFW-15X(東芝)
換気扇の色は時代と共に変わり、かつて、オレンジ色の羽が流行った時期がありました。
あまりの可愛らしさに村上さんは、遊び用、保管用、実用(自宅トイレに設置)と3つも購入済み!
マツコさんもそのポップな配色に「買おっかな」と思わずつぶやいていました(笑)。
化石のような最強のレア機種、E-20LH2
箱を開けてびっくり、「ちょっとまて!これお前んちの実家のやつじゃない?」
番組プロデューサーの実家の換気扇と同じでした。
しかもマツコさんと同じ、72年式。
「換気扇でここまで感動するとは思わなかったわ」と、感動したマツコさんでした。
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知られざる便利機能が満載、室外機の世界
2018年12月4日放送。
室外機という地味な絵面に「これはゴールデンに耐えうるの?」と不安なマツコさん。(笑)。
室外機の大切さを知ってほしい、エンドケイプさんと真魚さんが、3大メーカーそれぞれから、便利機能3選を紹介!
Panasonicノンストップ霜取り室外機
室外機に霜がつくと効率が落ちるため、通常は霜を取るために室内の熱を室外機に吹き込みます。
しかしPanasonicの機種では、エネチャージという湯たんぽに熱を蓄え、常に霜取りを行っているので効率が落ちません。
DAIKEN保湿機能つき「うるるとさらら」
室外機についている乾燥剤が水分を集めて、それをヒーターで集めて水分子だけを室内に送り、加湿してくれます。
エンドケイプさんは「変態テクノロジーがすごいんです!」と、興奮しながら語ります(笑)。
三菱電機、寒冷地に強いズバ暖室外機
寒冷地では室外機が雪に埋もれるので、効率が落ちます。
粉雪防止素材を使いつつ、高性能エンジンでズバッと強力に部屋を暖めます。
さらにエンドケイプさんは、室外機のある景色を鑑賞するのも大好き。
シンガポールや湯島(東京)など、マンションの壁に室外機がびっしりと並ぶ、ユニークな写真も紹介してくれました。
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空を見上げるとそこにある日本の原風景、電柱の世界
2019年2月19日放送。
3歳から電柱にハマり27歳ですがまるで少年のように純朴そうな青年です。
須賀さんが一番好きなのは歴史を感じる電柱。
レトロな電柱、ベスト4を紹介してくれました。
日本最古のコンクリート電柱(函館)
函館は火事が多く、木ではなくコンクリートで電柱を建てる必要がありました。
現在の丸い電柱と違い、現場でセメントを流し込んで作った四角柱です。
昭和初期の木製電柱(足尾銅山)
国策で鉱山や工場が合った場所はいち早く電化が進み、木製の電柱が設置されました。
足尾銅山には、今も多数の木製電柱が残っています。
木製のH電柱(富岡製糸場)
こちらも、足尾銅山と同様に、木製電柱が残っています。
さらに、どうしても知ってほしい電柱パーツとして「碍子」を紹介。
碍子メーカー大手、日本ガイシさんはマツコの知らない世界のスポンサーで、広報さんがスタジオに来ていました。
日本ガイシは非公開の碍子博物館を所有、須賀さん憧れの場所です。
マツコさんが口利きをすると「是非お越しください」との返答に、須賀さんは「うれしいです」とニコニコでした!(笑)。
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最後に
身近すぎて逆に知らない、マニアックな世界を集めた回でした。
紹介してくれる人々もかなりのマニア、個性が強い人ばかりで、マツコさんもタジタジでした!
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