2020年2月25日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「しゃばしゃばカレーの世界」と「春モンブランの世界」の2本立てでした。
その中から、「春モンブランの世界」についてまとめました。
「しゃばしゃばカレーの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして年間500種のモンブランを食べ歩く里井真由美さん。
里井さんは春色の着物を着た美人ですが、なんと年齢はマツコさんより上だそう。
幼少期蒸し栗を食べ過ぎて「脳みそが栗!」と自称する里井さんに、マツコさんが「ほぼ思考はないわね」とつっこみ(笑)。
大学生で読者モデルになって芸能界入り、Vシネマ作品などに出演しますが、鳴かず飛ばずでモンブランだけが心の支えになったそう。
そして30代で有名企業に入社して、全国を回るモンブランの食べ歩きが始まりました。
里井さんなりのモンブランの魅力とは、「週刊誌の袋とじ」!?中身の驚きがたまらないのだそう。マツコさんは「たとえに年齢が出てる~」とニヤリ(笑)。
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中を開けたらびっくり!2020年進化系モンブラン
最近のモンブランは、中に何かを忍ばせるのが流行り!厳選したモンブラン2選を紹介してくれました。
まずはフォルムと配色が生み出す妖艶な断面が魅力、日比谷「デリーモ」のほうじ茶マロン600円(税抜)。
里井さんはマイナイフを持ち出し、ナイフをお湯で温めてからモンブランを真っ二つにします。断面を見るための入刀儀式です。
里井さんがお使いの「ライヨール」のステーキナイフは、こんな感じ。
丸いフォルムのチョコムースの中にカシスジュレが入っていて、その上に細く絞り出されたクリームが乗っています。
里井さんが「シェフの技とエロスが入っている」と表現すると、マツコさんが「営業妨害じゃないかしら」とつっこみます(笑)。
ここでマツコさんは「この番組にこういうキャラがもう1人いたような気がする」と気が付きます。その人とは、包装紙の世界、お菓子箱の世界に登場したフリーアナの堤信子さん!里井さんは、涙を流して笑っていました(笑)。
もう1つのモンブランは、宝探しのような断面が美しい「ロイヤルパークホテルSweet&Bakery粋」のモンブラン480円(税抜)です。
渦巻き状のマロンクリームが美しく、上にカットされた栗が乗っています。このようにトップに何かのせるのは日本人シェフの特徴だそうです。
里井さんが「あ、ああ~」と言いながらカット。上に乗った栗の半分が、中に隠されていました。
マツコさんが「よくわかりましたね」と感心すると、「ちょっと入れた時に、あ…いるな…ってのがわかる」と答えます。「それがさっきの…熟女AVみたいな」とカットするときの声につっこみを入れました(笑)。
中は洋栗、外のクリームは和栗とマスカルポーネを使い、味は「意外と古い味がする」とのこと。ホテルの年齢層を踏まえた味のようです。
モンブランの定義とは
実はモンブランの形は、フランスとイタリアで違っています。フランスでは日本でもおなじみの、細いクリームを丸いフォルムに絞り出した形。しかしイタリアでは細いクリームをウネウネと重ね、その上に三角形の生クリームが乗っています。
モデルは同じアルプスの最高峰モンブランですが、フランスから見ると山頂がなだらかなのですが、イタリアから見ると尖った形なのです。
里井さんが「マツコさんにとってモンブランってどういう…」と聞くと、「栗じゃなきゃいけないって思ってたけど、違うんだ。アレ、形なんだ!」「知らないことが多いわ、47にして~」と感慨深げにしていました(笑)。
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衣裳をかえればセクシーさ倍増!季節限定モンブラン
日本の四季を表現した鮮やかなモンブランが続々登場!里井さんイチオシをご紹介します。
東急大井町線、等々力駅の「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」の峠モンブラン600円(税抜)は、自転車好きのシェフが峠をイメージして作りました。ロールケーキのように棒状に作り、カットされた状態で出てきます。
これが衣替えすると、渋めの色合いから一気に華やかに!イチゴが乗って赤いフランボワーズパウダーがかかり、中にはよもぎの葛が入っています。
六本木ヒルズ「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」のモンブラン600円(税抜)は、クリームを螺旋状の三角錐に盛り付けた、完全美とも称される美しさが魅力。
春の衣替えをすると、鮮やかなピンクに!春のモンブランあまおう700円(税抜)は、中にあまおうが丸々1個入って、ライチのババロアとイチゴとフランボワーズのジュレが重なり、それをイチゴとフランボワーズのクリームで覆っています。
里井さんがその美しさをこれでもかと強調すると、マツコさんは例のフリーアナ堤さんを思い出して「ゴリ押ししてくる感じも似てるわ」とポツリ(笑)。
最後のモンブランは、パティスリーカメリア銀座の遠藤泰介シェフ自らが持ってきてくれました。おしゃれパーマをかけたイケメンパティシエです。
通常はチョコチップをあしらった可愛らしいモンブラン。衣替えモンブランを見ると、マツコさんが「何だこのやろう」「まったくちょっと目を離したスキにこんなお前…モンブランとマカロン合体させやがって!」と悪態をつきました(笑)。
フランボワーズのジュレを挟んだマカロンに栗の甘露煮をのせて、ピスタチオペースト入りのマスカルポーネクリームをたっぷりと重ねています。
マツコさんが食べてみると「今っぽい!」という味。しかし「マカロンにマロン入れるってのはだめ?」そのほうが栗味を求めるおっちゃんおばちゃんもOKと、指摘していました。
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最後に
日本で独自の進化をとげ、四季折々の装いになったモンブラン。ぜひ食べてみたいですね!
マツコさんはモンブランの定義は栗味ではなく形だと知り、びっくりしていました。
里井さんと堤さんのキャラかぶりイジリも楽しかったです!
今回は、「しゃばしゃばカレーの世界」と「春モンブランの世界」の2本立てでした。
「しゃばしゃばカレーの世界」は、こちらをご覧下さい。
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