2020年2月18日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「写真アプリの世界」の単独構成でした。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、写真アプリで盛って盛って盛りまくって人類を救いたい女子高生の、ひかりんちょさんと久留栖るなさんです。
ピンクのメッシュを入れたロングヘアのひかりんちょさんは、緑のパーカータイプのワンピースを着て、ラフな格好です。そして久留栖るなさんは、肩より下ぐらいのセミロングで、シックな黒っぽいワンピースを着ています。
「こんにちわー」と登場するなり、「えっテンション上がるんだけど~」「やば~い(笑)」
とマイペースの2人。逆にマツコさんは「私すごいテンション下がるんだけど…」と、現役JKにビビっている様子。怖いもの知らずの令和の女子高生が、写真アプリでマツコさんを恐怖に陥れます!
ひかりんちょさんは小3でスマホを買ってもらい、久留栖さんは小5でiPod touchを買ってもらい、ハマります。ひかりんちょさんはインスタでかわいい子探しをするのが趣味で、そこで久留栖さんを見つけて連絡をとったことから2人は出会いました。
ひかりんちょさんは高校1年生で静岡に、久留栖さんは高校3年生で北海道に在住していますが、2人とも普通に東京に用事があってその時に会ったりしているのだそうです。
その話を聞いたマツコさんは、「無理して近くで仲の良い人を見つけなくても、こんな離れてても気の合う人が見つけられれば、いろんなことが解決しそう。これはもう敵わないわよ」と、令和の女子高生に感心します。
ナチュラル盛り派、別人盛り派
ナチュラル盛り、別人盛りという言葉を聞いて、マツコさんは「つけ麺か?」とつっこみます(笑)。
久留栖さんがナチュラル盛り実演の為に、マツコさんとツーショットで自撮りをしようとすると、マツコさんが「汚いことするのよ~かわいい子がよくやるのよ!」と嫌な顔をしますが、最後には「やりたいようにやってくれ!」と観念した様子(笑)。
SODAというアプリを使い、まずフィルターで全体を明るくし、顔と鼻を小さくします。
あえて肌をキレイにみせる加工は0のままにすることで、スマホで撮ったままのようなリアル感に!
言われなければ、今日はよく写ってる、ぐらいのさりげない盛りが完成。
マツコさんは「これぐらいはブログやってる芸能人みんなやってんな!」と鋭いつっこみをいれました(笑)。
別人盛りはひかりんちょさんが教えてくれます。SNOWとBeauty Plusを使って加工した写真に、どこを加工してあるかマツコさんが当てようとします。
「目でしょ」「あと鼻がやっぱり」「輪郭をちっちゃくした?」と次々当てますが、残りがわかりません。実は、肩のラインを小さくして華奢な感じにしていたのでした。ひかりんちょさんは「やばい!公開処刑!」とその違いに自分でも笑ってしまいます。
超便利!シチュエーション別アプリ
ここでは、あっとおどろくアプリをご紹介します。
まずは…JKは天気も理想通りにしたい!「PICNIC」。ついさっきTBS前で撮った小雨模様の写真も、PICNICを使えば晴天や満点の星空、雪の空まで、自由自在です!
ひかりんちょが「天気の子もびっくり~みたいな。ふふっ」と言うとマツコさんが「女子高生でもこういうつまわないダジャレ言うのね」と冷静につっこみました(笑)。
次は…顔もよし、天気もよし、それでも気になる余計な映り込みを消すアプリ「Touch Retouch」が登場。その場でマツコさんとスタッフが写った写真を撮り、アプリでスタッフをなぞるだけでスタッフを消してしまいました!
さらに…映えない料理なんてインスタにのせられない!「Foodie」。ここでは2人がずっと撮りたかった韓国マカロンがスタジオに登場。大きめのカラフルマカロンにかわいいデコレーションをした、今話題のスイーツです。
今は画面から被写体がはみ出るぐらいがオシャレなんだそう。
マツコさんが撮った写真と久留栖さんが撮った写真を比較すると「こっちのはポップ」「私のは田舎のホテルのビュッフェの案内みたい」と少しがっかりしていたマツコさんでした(笑)。
令和の女子高生が一番撮りたい!エモい写真
もう「映える」は古い!今の女子高生は何でも「エモく」するのが流行っているのだとか。エモいとはエモーショナル、つまり心が動かされることですが、女子高生は「エモい」を懐かしさやレトロで哀愁を感じるという意味で使っていました。
写真や動画を「エモく」できるアプリとして、「NOMO」というインスタントカメラ風アプリや「VHS cam」という昔のVHSのような荒い動画を撮影できるアプリを紹介してくれます。
マツコさんは2人が野茂投手やVHSビデオを知らなかったことに愕然とします(笑)「ベータVHS戦争を知らない?」と言うと、「何ですか?」「ベジータ?」と返されてしまいました(笑)。
ひかりんちょさんが「VHS cam」でマツコさんを撮影すると、画面の粗さに「めっちゃいい!これ!」と、マツコさんも大喜びでした。
最後に、2人がマツコさんを最大にエモく撮影します!まずエモいアイテムとして、クリームソーダが登場。持ってきた女性ADさんに「忘れてた、一番エモい人」と絡むのも忘れません(笑)。
クリームソーダを前に頬杖をつき目線を落としたマツコさんの写真をNOMOで撮影し、鼻を小さく2重あごを小さく、目をタレ目に加工すると、哀愁漂う写真の出来上がり。マツコさんも思わず100いいね!をつける仕上がりでした。
最後に
今どきの女子高生はアプリで写真を加工するのが当たり前で、写真詐欺だ!と責める風潮はまったくないことにおどろきます。
アプリの性能もすごく、こんな大変な加工が簡単にできる技術もすごいな~と感心しました。
そして今回の一番の見所は、怖いもの知らずの女子高生VSマツコさん!
しかし最後には、女子高生とマツコさんの感性が近いことがわかり、仲良くなっていました!
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