2020年1月21日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「深海魚の世界」と「流木インテリアの世界」の2本立てでした。
その中から、「深海魚の世界」についてまとめました。
「流木インテリアの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。570種の魚をペットにしてきた令和のお魚王子、鈴木香里武(かりぶ)さん。
鈴木さん登場で、びっくりしたのはその出で立ち。白いセーラー服に白いズボン、肩までの金髪にきれいなパーマがかけられていました。王子らしい涼し気な目元が素敵です。
マツコさんも思わず「どうしてこんなことになっちゃったの?」と、キャラの濃さにニヤつきます(笑)。
もう12年もこの格好をしているそうで、マツコさんに「一言でいうと変態ですね」と断言されていました(笑)
さらに香里武という名前は本名で、なんと明石家さんまさんが名付け親だそうです。
鈴木さんの両親がテレビ関係の仕事をしていてさんまさんにお世話になっていた関係で、新婚旅行のカリブ土産を持っていったところ「子供の名前はカリブでええやん!」と言われ、香里武になったそう。
可愛すぎる深海魚
深海魚は黒くて怖い!ではなく、可愛くて美味い!であることを伝えたいという鈴木さん。
自分が飼ったことのある魚から、可愛い深海魚を紹介してくれました。
まずはアカグツというアンコウの仲間を紹介。
丸くて赤い体にトゲトゲがついてパッと見はグロいのですが、泳ぐのが苦手で4つのヒレで海底をヨチヨチと歩く様子が可愛い!ということでした。
マツコさんは「なんで泳ぎを頑張らなかったの?」と、アカグツにつっこみます(笑)
さらにヒカリキンメという魚がスタジオに登場。真っ暗にしたスタジオで、チラチラとホタルのように光るヒカリキンメをしばし鑑賞しました。
マツコさんは「これ家で飼ったらいいわね~」と、お気に入りの様子。
さらにスタジオが明るくなると、「暗闇から一気の香里武いいわね!」と鈴木さんのことも褒めます(笑)
そして鈴木さんがライフワークとしている「岸壁幼魚採集」の密着VTRが流れました。
沼津港の岸壁で、普通の魚捕り網だけで、深海魚の幼魚が採取します。
沼津港のある駿河湾は日本で最も深く、深い海が港の近くにあるので、海流に巻き上げられた深海魚の赤ちゃんが表層までやっくるそうです。
気温2度の中、3時間程網をすくい続け、タチウオ・カニ・ダルマガレイなど20種の幼魚を採取することに成功しました。
超絶美味しい深海魚
マグロやサンマなどの漁獲量が減る中、水産省が推奨するのは今まで食べていなかった深海魚など未利用魚の活用。令和の今、深海魚が注目です!
よく食べられている深海魚として、キンメダイ、キチジ(キンキ)、マダラ、アンコウ、アカムツ(ノドグロ)を紹介。
深海はエサが少ない過酷な環境なので、省エネで動きません。しかし動かないと魚は沈んでしまい、かといって浮き袋は水圧で潰れるので、脂を蓄えて浮力を確保します。その脂が、食べたときの美味しさにつながっているのです。
まずはカレイを超える究極の煮付けとしてヒウチダイが登場。
マツコさんは「歯ごたえも残ってて、ホクホクする。脂っぽい魚が苦手な人でも大丈夫!」とべた褒めです。
沼津ではアブラゴソと呼ばれ、漁師が最も美味しいと認める高級魚なのだそうです。
さらにアオメエソ、通称メヒカリと呼ばれ、青く光る目が特徴的な魚のフライが登場します。
沼津市戸田で作られた深海の塩をつけて食べると「めっちゃ美味い!」と大好評でした。
最後はタイを超える白身魚、トウジンが出てきます。とんがった深海魚っぽい口が特徴です。
マツコさんが味見すると「タイより万能感がある」と、バターにも醤油にも合うので可能性を感じる魚とのことでした。
激レア癒やし系
実は「フィッシュヒーラー」をやっている鈴木さん。学習院大学で、魚を見るとなぜ癒やされるのかを研究しているのだそうです。
疲れたマツコさんを癒そうと、とっておきの癒やし系深海魚としてメンダコをスタジオに持ってきてくれました。
メンダコは8本の足の間に膜があり、フワフワとクラゲのように泳ぎます。羽ばたくような動きと赤い色に癒やし効果があるのだそうです。
しかしマツコさんは「私これでも癒やされるけど、何気に香里武でも癒やされる~」と、鈴木さんを見つめていました。
最後は、マツコさん、メンダコ、鈴木香里武さんという、とても珍しい3ショットで終わりました(笑)。
最後に
よく食べる魚の中にも深海魚が多く、びっくりしました。マツコさんも美味しそうに食べていましたね。
ぜひいろいろな深海魚を食べてみたいです。
さらに、鈴木香里武さんというすごいキャラの登場で、深海魚の奥深さと共に、世の中の奥深さも知りました。
芸人じゃなくてもいろいろなキャラの人がいるもんだな~と感心します!
今回は、「深海魚の世界」と「流木インテリアの世界」の2本立てでした。
「流木インテリアの世界」は、こちらをご覧下さい。
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