2019年8月20日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「ドライカレーの世界」と「トンネルの世界」の2本立てでした。
その中から、「ドライカレーの世界」についてまとめました。
「トンネルの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニンニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、カレーを3000軒食べ歩いてドライカレーに行き着いた男、松宏彰さん。
マツコさんは、登場した松さんが被っている、ちょっと変わった帽子に目がいってしまい、変わった帽子ですねぇ~」と冷やかし(苦笑)。
水玉かな、と思いきや穴が空いている不思議な帽子でした。
早速本題のドライカレーについて。
ドライカレーと聞いてマツコさんが想像するのは、上に乗せるタイプ。
マツコさんは、「パク森カレー」や「珊瑚礁」などを中心に起こった、2000年代初頭のドライカレーブームの影響を受けているので、上乗せタイプを想像しますが、ちょっと前はチャーハン型が主流でした。
松さんも、もちろん「パク森」は知っていて、「昔は、レトルトでありましたよね~」と懐かしがります。
マツコさんが「成城石井で買うのよ」と言うように、成城石井はレトルトカレーの品揃えが多く、ドライカレーも比較的多く取り扱っているそうですよ。
そして「パク森」は現在名前が変わって、「ぱくぱくもりもり」になったとか!
そのネーミングに、マツコさんは「余計なお世話だと思いますが、“パク森”が良いと思う」と断言(笑)
松さんがどうしてドライカレーにハマったかと言うと、“仕事の嫌なことを忘れさせてくれる、最強の元気メシだから”だそうです。
映像クリエイターの松さんは徹夜も多く、徹夜明けにドライカレーを食べると、頭がスッキリしてストレス軽減になる、と言います。
マツコさんは、松さんのちょっと怪しい(?)雰囲気から、「黄色い粉しか手だしていませんよ!」と強調(笑)
マツコさんも雑誌の編集やっていた頃、同様に徹夜明けで更に仕事がある時は、「カレー行くか」という気分だったので、気持ちはよく分かるようです。
これまで、番組でも様々なカレーを食べては「カレーは飲み物よ!」と豪語してきたマツコさん。
そんなマツコさんに「普通のカレーより好き」と言わせた、ドライカレーの魅力を松さんが紹介してきます。
カレーを超える 絶品ドライカレー3選
松さんが思う、ドライカレーの魅力は3つあります。
一つ目は、「スパイスが密集していて、食べた瞬間に脳にガツンと来る快感」。
松さん曰く、ドライカレーは水分が少ないので、スパイスをダイレクトに感じられるそうです。
そして、ガツンとくる魅力を感じるには、ドライカレー激戦区の神宮前の店がおススメだとか。
神宮前には、村上春樹も通い、ファッションデザイナーのNIGO®さんがバイトをしていたという伝説のカレー店「GHEE」がありました。
惜しまれながら2005年に閉店したのですが、GHEEの元シェフが2016年に再オープンしたのが、「Blakes」。
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神宮前は音楽関係・映像関係の会社が多く、夜遅くまで働いている人が多いので、ドライカレーのお店が沢山あると、松さんは言います。
コピーライターの糸井重里さんも大のカレー好きで、レトルトカレーを発売していたことから、“クリエイターとカレー”の関係に、マツコさんも何となく納得。
そんな神宮前で、松さん一番のおススメは、「MOKUBAZA CURRY&BAR」のナッツキーマカレー(1,040円)。
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元々はBARだったところ、ドライカレーが人気となり、昼はカレー店として営業し行列が絶えない人気店だそうです。
タマネギを10時間以上炒め、15種類のスパイスを調合し、「夜に食べても胃にもたれないカレー」をコンセプトに、元大手食品メーカー職員とレシピを開発した逸品です。
一口食べたマツコさん、心の底から「うまいね~」と声を出し、ぐいぐい食べ進めます。
インド産のブラックペッパーをたっぷり使うことで、ガツンとくる辛さを引き出しているそうですよ。
ペロリと完食してしまったマツコさん。
その間に、「ドライカレーは美味いね!」を何回言ったでしょう!(笑)
最後は、カレーをビールで流し込んでいました。
やっぱりマツコさんはカレー好きなんですね。
特に家でカレーを食べる時には、「子どもが産まれるんじゃないか、というくらいパンパンになるまで食べる」そうですよ(笑)
松さんが思う、ドライカレーの魅力二つ目は、「固形のカレーと食材のコントラストはもはやアート」と感じる造形美だそう。
最近のドライカレーをフリップで紹介しますが、確かに造形美を感じます!
例えば、名古屋の「なんてこった研究所」のキーマカレーネロ(1,100円)は、イカ墨を混ぜたチーズをのせて真っ黒の見た目。他にも「Jicca」の豚ひき肉と野菜のドライカレーは、上に乗せた肉を割ると、中に彩とりどりの野菜が入っていて色鮮やか。
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その中でもマツコさんが気に入ったのは、「チーズキーマ」「ローストトマトキーマ」の二つで、両方とも先ほど食べたMOKUBAZAのもの。
MOKUBAZA店主は、元グラフィックデザイナーなので、味だけでなく造形美も追及し、見た目も美しいカレーを作れるそうですよ。
そして、松さんが最強造形美カレーとおススメするは、吉祥寺にある「カレーハウスゴッド」のチーズドライキーマカレー(1,100円)。
卸したてのチーズが雪山のようにたっぷりかかった姿は、マツコさんも「嫌いじゃない」と好印象。
カレーの味を邪魔しない、あっさり目のパルミジャーノチーズを「ある意味夢の味」という程、たっぷりかけ、、カレーも日本人好みの甘辛の欧風カレーで、スパイスが効きつつ甘くてまろやかな味だそう。
スタッフさんがお皿を下げようとする手から、さっと逃れ、「カレーは食べちゃうね」と言いながら、またもや完食!
ここでマツコさんが、「あそこにキャラが濃い人がいるんですけど・・・」とスタジオにいた、カレーハウスゴッドのご主人を見つけます。
その風貌、マツコさんが「どう生きたら、ああうなるのか」というほど、確かに“濃い”(笑)
思わず、「どれだけ、カレーが生きづらい人達を救っているのか、カレーに感謝しなくちゃ」と納得していました(笑)
そして松さんが感じる魅力の三つ目は、カレーとコーヒーのアロマで極上の味になること。
カレーとコーヒーの組み合わせは、マツコさんも大好きで、松さんも「コーヒーが美味しい店はドライカレーも美味しい」と言います。
松さん曰く、「(香りや味にうるさい)文化人が多く、喫茶店が多い新宿」にレベルが高いお店があるそうですよ。
例えば「カフェアルル」の、インドオムラとコーヒー(820円)。
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チャーハン風のドライカレーをオムライスにして、ケチャップではなくカレーをかけているスタイル。
マツコさんは、見た目からして気に入ったようで、何度も「インドオムラだして!!」とリクエスト・・・(笑)
そんな新宿の聖地というのが、「カフェハイチ」のドライカレー。
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マツコさんも、「新宿のカレーといえばハイチよね」と納得でしたが、実は2011年に新宿店は閉店してしまったそう。その後、2015年に中野に復活したそうです。
昔の食器のままのカレーを一口食べるマツコさん。
「うっま」「泣きそうになる(!?)」と当時の「しょっぱい」思いが思い出されたよう(笑)
昔のままのカレーを再現できるマスターは、他のカレーを一切食べないそうです。
材料はたまねぎ、人参、牛豚の合挽肉のみ!シンプルだからこそ、スパイスが引き立つ味でファンが多いんですね。
そして食後のコーヒーには、ブランデーを少し垂らすのがハイチ流。
マツコさんは「テレビだからやりませんけど」と前置きした上で、いつもは食後に歯茎に残ったカレーをクチュクチュさせる感じで食べるとか!
スタジオに来ていたマスターも、「私もやりますよ!」と言っていたので、正式な食べ方なんですね(笑)
3000軒巡って発見!衝撃度NO.1!伝説のドライカレー
上にカレーを乗せるタイプのドライカレーが、どうして生まれたかと言うと、船の中でもこぼさず食べられるようにだとか(諸説あります)。
20世紀初頭のレシピを元に、現代風にアレンジしたドライカレーが食べられるのが、丸の内にある「ポールスター」の特製ドライカレー(1,600円)
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フライドオニオンとゆで卵がトッピングされ、マツコさんはこれも食べたい様で、「(紹介したもの)全部出しなさいよ!」と怒り気味(!?)
松さんは数多くのドライカレーを食べていますが、ドライカレー専門店、というのは数少ないそうです。
その中でも、「究極のレジェンド的なドライカレー専門店」というのが、横浜(白楽)にある、「サリサリカリー」。
美輪明宏のコメント、「ものすごく惚れた人に口の中を撫でまわされる感じ」を店外の看板にも出しています。
お店のメニューは、「スリーコースセット」のみ!
ミキサーで粗さを調整し、風味を壊さないようにスパイスを挽いています。
味付けは塩のみにで、水も使わず、野菜の水分とスパイスで8時間煮込んでいるそうです。
松さんが「すごく不思議なカレー」と紹介して、マツコさんが一口食べると、「懐かしい感じ」「食べた事ないのにホワッとする感じ」だそう。
現在77歳のご店主が、パキスタンの友人の結婚式に呼ばれ、家庭料理の一つとしてこのレシピを教わったそうです。
そしてなんと、ご店主はこの料理しか作れないとか!?
セットに入っているチャイもその時に教わったレシピで、爽やかな香りが特徴の高級スパイス「グリーンカルダモン」を使用しています。
一口飲んだマツコさん、「カレーの後のチャイもうまい!」と気に入った様子。
カレーの魅力を再確認したマツコさんは、最後に「みんな、インドの人のいう事聞いておけば良いんだよ」
と言ってました(笑)
最後に
夏はカレーが食べたくなりますが、ドライカレーも美味しいですよね。水を加えず作った「サリサリカリー」は、一度は食べてみたいですね。
今回は、「ドライカレーの世界」と「トンネルの世界」の2本立てでした。
「トンネルの世界」は、こちらをご覧下さい。
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