2019年8月6日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「折りたたみ傘の世界」と「屋上ハチミツの世界」の2本立てでした。
その中から、「折りたたみ傘の世界」についてまとめました。
「屋上ハチミツの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニンニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして自宅に100本の傘をコレクションする男、土屋博勇喜(ひろゆき)さん。
スタッフさんに、「折りたたみ傘使いますか?」と聞かれたマツコさんは、「折りたたみ傘、大っ嫌い!」とバッサリ!
綺麗にたたんでからじゃないと袋に入れたくない性分で、そうなると毎回手はビシャビシャ。それが嫌なので使わないそうです。
折りたたみ傘をさして登場した、お茶目な動きの土屋さん。
マツコさんはじっと見つめ、「毎回はキツイけど、たまに会いたくなる友達みたい」と、その雰囲気を説明していましたね(笑)
今回、土屋さんがどうしても伝えたいことは、「折りたたみ傘は、どんな女性よりも美しい精密機器」とのこと。
マツコさんは直ぐに、「何を言ってるんだ、お前」と突っ込んでいましたが・・・
土屋さん曰く、コンパクトさ、スムーズな開閉、強度など、全てが兼ね備わった折りたたみ傘は“精密機器”だと言うのです。
そして更に、傘の骨が綺麗にカーブを描いているフォルムが、「女性の脚を見るより、くびれが綺麗」と言うのです!?
マツコさんが恐る恐る「興奮してるわけじゃないよね?」と聞くと、「興奮してます」と断言!
マツコさんは口をあんぐり開けて、「真性変態がとうとう来たぞ!」と言っていました(笑)
そもそも折りたたみ傘は、1928年にドイツ人の人工工学士、ハンス・ハウプトさんが考えたそうです。
ハンスさんは足が不自由だったため、ステッキと傘を両方持つのが不便で、ポケットにも入る傘を開発したとか。
現在の折りたたみ傘の骨の動き、ポール・ロック・システムを開発したそうです。
用意された、骨だけの折りたたみ傘を開閉しながら話を聞くマツコさん。
すると、土屋さんはその動きで「おふぅ!」と興奮気味!?(笑)
ここで、土屋さんのプロフィール紹介。
15歳の時、ホームセンターでアルバイトし、その後、東急ハンズの傘売り場に配属になって、傘のことを勉強するようになったそうです。
そこから「好き」といより「愛」に代わった、というのです。
そして今は、自由が丘の傘専門店「Water front」で働いています。
「毎日興奮しております」と言う状態で働いているそうですが、給料の半分を傘に使うほど大好き。
実家に置ききれない傘はお店にまで置いているそうですよ(笑)
従来のイメージを覆す! 進化系折りたたみ傘7選
マツコさんは、「折りたたみ傘は、日本人らしい傘」と思っていたようですが、実は世界の方が使用率は高いんです。
- 折りたたみ傘の使用率
世界 55%
日本 21%
日本人が折りたたみ傘を使わない理由としては、
- 広げたり、たたむのが面倒くさい
- 強風が吹くと、簡単に壊れる
- 何となくダサいイメージがある
があるそうです。
マツコさんも思春期の頃は、「黒や茶色」「サラリーマンが持っている」というものだったとか。
ただ、今回「マブイ土屋の女を見て」少し変わったと言っていましたね(笑)
そこでまず、土屋さんが紹介するのが、指一本で簡単操作ができる、Knirps『TS.220StripeMysticBlue』(6,240円税込)。
マツコさんは「そんな調子よいものはないでしょ」と否定的ですが、早速ボタンをポチッ。
ワンクリックで、パッと開きました。
そして、もう一度ボタンをポチッ。
すると、傘が一気に閉じたんです!
これにはマツコさんも目を見開いて驚きました!
「家で遊んじゃいそう」と気に入った様子で、「いい女だね」とも(笑)
この傘の精密機器ポイントは、傘全体を支える骨の中心は太く、先端はしなるようにする事で風を逃がす構造になっていること。
そして、強風で反り返った時にもボタン一つで元に戻る、「ウィンドプルーフ・システム」が採用されています。
ただマツコさんが不満に思っているのは、“たたむ時問題”!
それにも対処法があるとか。
- 生地の裾をもって軽く振ると、折り目が出てくる。
- 生地の内側に手を入れて、形を整えまとめるだけ。
実際たたんでみたマツコさんは、「これは中々マブい」と高評価!
土屋さんも「アグレッシブでボーイッシュな女の子に見えちゃう」と楽しそう・・・(笑)
続いて紹介するのは、無印良品「2通りにたためる折りたたみ傘」(2,990円税込)。
通常の折りたたみ傘は、ちょっとお店に寄る時も、全て元通りにたたまないといけないものでしたが、この傘は長傘のようにたためるため、手間が省けます。もちろんケースも二通りに収納可能。
マツコさんは、「思わせぶりな女」と言いながらも、便利さに納得。
土屋さんは、「ON/OFFを切り替える、都会のキャリアウーマンのよう」と気に入っているそうです。
段々ノリノリになってきた土屋さんに、マツコさんは「ちょっと抑えてくれ」と一言(笑)
続いては、シューズサンダー「富山サンダー(2,700円税込)」。
日本海からの強風や豪雨豪雪で悩む富山県民のために開発された傘で、マツコさんも「ずっしり重いね」と頑丈さに、まずびっくり。
精密機器ポイントは、通常ハト目で止める支柱を合金で補強し、強度がアップされているそうです。
実際広げてみると、マツコさんでもすっぽり入る70cmのビッグサイズ。
マツコさんが「お前じゃまだ手の届かない女だろ」と言うと、「肝っ玉の座ったお母さんみたい」と。(笑)
続いては、アンベル「Pentagon72」(4,320円税込)。
マツコさんはそのサイズに、「ちっちゃ!」「かるい!」と驚き。
なんと、スマホの半分の重さ、72gなんです!
マツコさんがさしてみると、「トトロみたい(笑)」とやや小ぶりですが、「衝撃的な軽さ」だとか。
精密機器ポイントは、強くて軽いカーボンファイバーを採用し、風速15mに耐えられるというのです。
ここで強度実験!
大型扇風機で風速15mの風を作り、土屋さんが傘をさして風に向かって歩きます。反り返っても壊れることなく戻りました!
その強度はよく分かりましたが、マツコさん「こんな時傘ささないよね」とバッサリ(笑)
続いては、オシャレな傘たちの紹介。
まずは、日本の伝統美を折りたたみ傘に注入した、mab「12本折りたたみ傘 江戸」(3,780円税込)
開いてみると、和傘のように骨が多くキレイな丸いフォルムで、マツコさんも入る大き目です。
続いては、彫刻家が作った、ディチェザレデザイン「パンプキンブレラ スーパーミニサヴィ」「マルガリータ スーパーミニ モチーフジャガード」(各10,260円税込)
広げた形がとても特徴的なんですが、マツコさんは「変態性が強い」と少々引き気味!?
かぼちゃやマーガレットをモチーフにしたデザインで、土屋さんも「美大女子みたいで良い」と気に入っているそうです。
骨の構造が凄すぎる!究極の折りたたみ傘3選
“折りたたみ傘愛”が止まらない土屋さんが、一番魅力に感じているのは「骨の構造」!
仕事中や休憩中も骨の構造を眺めているほど、大好きなんだそうです。
ここからは、そんな土屋さんが驚いた傘を紹介していきます。
まずは、「思いやりあふれる骨の守護神、『バッグに優しい傘』(2,700円税込)」。
折りたたみ傘の骨の状態で紹介すると、なんと軸が中心からずれているんです!
軸をずらして左右非対称にすることで、リュックやハンドバッグを雨から守ってくれるというのです。
マツコさんも「結構使い勝手良いわね」と気に入った様子。
続いては、胸ポケットに入る薄さ、「スマートフラット(2,160円税込)」
通常の傘はたたむと丸くなりますが、3本にセパレートして折りたたむため、薄く出来るそうです。
マツコさんは、じっくり見て考えた上で「扇子みたい」と言うと、正にその通り、扇子をモチーフにした構造のようで、ドヤ顔!(笑)
最後は、土屋さんがどうしても紹介したい、究極の傘職人さん、グレイグ・ブレブナーさん。
NZ出身、工学士から傘デザイナーになり、骨の魔術師と言われ、傘業界を震撼させた傘を作っているそうですよ。
今回紹介するのは、「BLUNT XS METRO 7,020円(税込)」
その特徴は、傘の先端を生地に収納し丸くしたことで安全性がアップし、ぶつかった時に傘自体が回り衝撃を逃す構造。
実は、本人が先端恐怖症だったのんで、作られた先端技術だそうです。
「すべての傘がこの構造になっても良い」とマツコさんも納得の様子です。
マツコさんは収録を終えて、「今まで思っていたイメージはかなり古いものだった」「バッグの中に1本入れておこうと思う」と、折りたたみ傘気に入ったようですね。
そして土屋さんには「人間の女とも向き合うんだぞ」とアドバイスしていましたね(笑)
最後に
折りたたみ傘も、色々な機能を兼ね備えたものが出てきているんですね。最近はゲリラ豪雨もあるので、強度のあるワンタッチ傘、ぜひ買ってみたいですね。
今回は、「折りたたみ傘の世界」と「屋上ハチミツの世界」の2本立てでした。
「屋上ハチミツの世界」は、こちらをご覧下さい。
コメント