2019年5月29日に放送された「マツコの知らない世界」東京を楽しむ2時間スペシャルを見ました。
今回は、「ちくわぶの世界」と「タピオカドリンクの世界」と「東京展望スポットの世界」の3本立てでした。
その中から、「タピオカドリンクの世界」についてまとめました。
「ちくわぶの世界」と「東京展望スポットの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、タピオカドリンクにバイト代全てをつぎ込む女子大生“たぴりすと。”、華恋(かれん)さん、奈緒さん。
この紹介文を読んで、マツコさん一言、「良くない!」。
そして可愛らしい名前をみて「源氏名じゃないの?」とまで言っていました。女子大生を警戒してますね~(笑)
登場したお二人は、何故かマツコさんをみて大笑い。
そして「ヤバい」と発言するもんだから、マツコさんも「やや苦手~」と困り顔(笑)
華恋さんが「他局の番組で、マツコさんがタピオカを喉に詰まらせているのを見た」と言うと、マツコさんは「最近のタピオカはデカすぎる!」と主張します。
タピオカの第一次ブームは1992年頃、ココナッツミルクに半透明のタピオカが入ったデザートでしたが、当時のタピオカは、最近のよりも小さくて柔らかいのが特徴だったとか。
まずは、“たぴりすと。”なる不思議な肩書をもつ2人のプロフィール紹介から。
お二人は、慶應義塾大学に通う4年生。
華恋さんは「家庭教師とインターン」をかけもちして、奈緒さんは大学に通いながらネイルの学校にかよってネイリストをしながらタピオカ代を稼いでいて、マツコさん曰く「ちゃんとした」女の子たちでした。
そもそも2人がタピオカドリンクにはまったのは、「ゴンチャ」のタピオカドリンクに出会ってから。
ゴンチャは、2015年に原宿表参道に1号店がオープンし、世界で約1400店を展開する人気の台湾ティー専門店。
ゴンチャに出会ってからは、「毎日飲んでいる」「習慣になっている」という二人に、すっかりあきれたマツコさんは「味覚障害ね」とバッサリ(笑)
その後2017年に、「Chatime」「THE ALLEY」「CoCo都可」といったドリンク店が台湾から上陸し、2018年に
台湾の人気店「一芳(イーファン)」が上陸したことで、第三次タピオカブームが到来したそうです。
その一芳のタピオカドリンクを始めて飲んだ時、「衝撃的に美味しかった」と感動したそうです。
ただ「明日も飲むかな・・・」とまではいかず、タピオカの奥深さに気付いた2人は、新宿ルミネで3時間もタピオカドリンクの未来について話し合ったそうです。
マツコさん思わず、「その間に、2人の前を180人のオカマが通ったわね」と突っ込み(笑)
それから1日3杯飲んでタピオカを研究する生活が始まり、1日の最高記録は27杯!!
現在は、“たぴりすと。”として全国1000店舗以上巡って研究を続けているそうですが、就職するかタピオカを仕事にするか悩んでいるそうです。
マツコ初体験!自分好みのタピオカ選び
今は第三次タピオカブームが来ていて、東京は300店舗以上が乱立している激戦区で、特に原宿では、原宿~表参道駅までに38店舗も密集している、超激戦区になっているそうです。
そして最近、隠れた激戦区となっているのが、「葛飾??」。マツコさんもびっくり。
葛飾区では就職や進学、お隣の江戸川区では子育て支援政策で、若い世代の人口が増えているので、新小岩駅前のルミエール商店街を中心に、タピオカドリンク店が増えてきているそうです。
そんな新小岩駅のおススメ店舗は、「東季17(トウキセブンティー)」。
その外観は、可愛いネコのキャラクターが描かれたオシャレな雰囲気に、マツコさんも思わず「新小岩に何がおきてるんだ!?」。
こちらの、高級ジャスミンミルクティー590円(税込)が、美味しいそうですよ。
これだけのお店が東京にあるので、「何処から行ったら良いか分からない」という人のために、2人はタピオカの大きさと硬さの特徴をまとめています。
大きさは、小粒(理想:1吸い10粒)、中粒(理想:1吸い5粒)、大粒(理想:1吸い3粒)
硬さは、やわやわ系、やわもち系、もちもち系、弾力系
と分けていて、「自分好みの粒の大きさと硬さを見つけて欲しい!」と熱く語ります。
そこで、実際にマツコさんにも食べてもらい、お気に入りを見つけてもらいます。
まずは、大きさも硬さもスタンダードなGong chaの小粒もちもち系タピオカ。
初めにタピオカだけ食べると、マツコさんは「美味しい」「きな粉かけたい」と気に入った様子。
そして一番人気の、ブラックミルクティーを飲んでみると、「そんなに甘くなくてよい!」と、感触は良さそうですね。
ここで、“たぴりすと。”流、タピオカドリンクを上手に飲む方法も紹介。
- 「氷少な目」を注文する。(氷にタピオカがひっかかって吸えなくなってしまうため)
- タピオカは下に沈んでいるので、良く振ってから飲む。
- タピオカの吸い残しが無いように、ストローをカップの底に付けて飲む。
- 理想の数に合わせて一口吸い、タピオカから染み出る味とミルクティーのハーモニーを味わう
これで、タピオカを残すことなく美味しく飲めるそうですよ。
続いての試食は、GoldenRatioの小粒もちもち系。弾力があり10回ほど噛まないと飲み込めないのが特徴。
ドリンクは、乳酸ジャスミンティー 590円(税込)。
こちらも「あまり甘くないわね」と、さっぱりタイプのようです。
次は、吉龍糖の黒糖タピオカ、中粒やわやわ系。
お餅のような弾力と柔らかさが特徴のタピオカで、黒糖タピオカミルク669円(税込)で頂きます。
マツコさんは、「これは美味しい!」と、今までにない良い反応!
次は、チャカショウの黒糖タピオカ(大粒やわもち系)。わらび餅のような食感で、女子高生に大人気の大粒だそうです。
いちごタピオカラテ702円(税込)で頂きますが、マツコさんにはちょっと大きかったよう・・・
最後は、丸木製茶の黒糖タピオカ(大粒弾力系)。
噛んでも噛んでも飲み込めないグミ食感で、「普通に和菓子屋で出てきてもおかしくない」というほど、しっかり味も染み込んでいる美味しさ。
沖縄黒糖タピオカミルク550円(税込)で頂きますが、マツコさんは「これ、美味しいっ!」とかなり感動!
二つ目の吉龍糖と、最後の丸木製茶を「どっちが良いかな~」と真剣に悩むマツコさん。
それを見て、2人は「“たぴりすと。”になってる」と喜び、にやにや(笑)
悩むマツコさんに、奈緒さんが「それで、いいんです。みんなちがって、みんないい、ですから」と言うと、しっかり「金子みすゞか!」と突っ込んであげていました(笑)
大人も楽しめる!タピオカドリンク3選
“たぴりすと。”の2人は、タピオカをブームでなく文化として定着させたい、という夢があるのですが、今は壁があるそうなんです。
その一つが、インスタ映え。
インスタに度々登場するその見た目から、「女子高生のもの」というイメージがあって、大人は「恥ずかしい」と感じる人が多いようなんです。
そもそも、タピオカの原料は、キャッサバというイモのデンプン。
淡水化物のためお腹に溜まるので、忙しいビジネスマや主婦に最適なんだと、熱く語ります。
それを聞いて、マツコさんも「多いなる可能性があると思う」と思うと、2人は手を叩いて大喜び。
するとマツコさん、ふと気づきました。
「お前らがどうしてキャバクラに行く分かった。『わーっ』てやられると、悪い気はしない」とボソり(笑)
ここからは、“たぴりすと。”の2人から、大人におススメなタピオカドリンクを紹介します。
まずは東京原宿や、広島や大阪など全国で展開している、『cafe no.(カフェナンバー)』。
おしゃれな専用ボトルがあるので、差し入れに最適だと言います。
マツコさんも、「これはオシャレよ」「確かに差し入れに良いかもね」「こんど使おう」となかなかの好感触。
続いては、「黒いタピオカも恥ずかしい」という理由で遠ざけてしまう大人におススメな、東京表参道の『KOI The(コイティー)』。
タピオカの粒が極小で、パールタピオカが透明で見えないといいますが・・・
マツコさんは見た瞬間、「見えるね」と言っていました(笑)
ただ、飲んだ瞬間「美味い!」と爽やかさにびっくりしたようで、「夏にぴったりよ」「すごい清涼感」と、かなり気に入っていました。
最後は、家族におススメの、『かっぱ寿司』タピオカ台湾ミルクティー324円(税込)
台湾からタピオカを輸入し、茶葉をオリジナルブレンドしているそうです。
かっぱ寿司からタピオカドリンクが出ていると聞いて、マツコさんも意外だったようですが、「これはもうスタンダードになった証拠」と太鼓判を押します。
タピオカ業界に殴り込み!お茶専門店
タピオカ業界の最新ニュースとしては、流行をうけてタピオカ不足が深刻化してきたことと、お茶専門店が参入してきた、という動きがあるそうです。
最後は、お茶専門店から、2人のおススメを紹介していきます。
一つ目は、東京西新宿にある、国産茶葉専門店mocha。
牛乳と割った時に、茶葉の香りを残しつつ、しつこくない茶葉を厳選していて、その味も“濃い”“薄い”とえらべるそう。
おススメは、「ほうじ茶ラテ 500円(税込)」
二つ目は、東京北参道にある、紅茶専門店Tea Stand…7。
もともとは、“埼玉の紅茶王子”と言われる人が、埼玉で紅茶専門店を開いていたのを、タピオカドリンクのお店として、北参道と錦糸町に出したお店です。
こちらの紅茶専門店の紅茶は、女性の名前がついていて、その名前から性格などを想像して作っている、オリジナルブレンドティーだそうです。
そこで、マツコさんの性格を分析したオリジナルのタピオカドリンクを、紅茶王子が作ってきてくれたそうです。
王子によるマツコさんのイメージは、「食にたいして保守的」「世の中にたいして怒っている」の二つ。
マツコさん「46にもなって、大分丸くなりましたけどね~」と苦笑い。
王子はリラックスしてもらえるよう、パイナップル、白桃、マンゴー、ストロベリーのブレンド紅茶を作ります。
紅茶を入れたら、氷をたっぷり入れた大き目の軽量カップを二つ用意し、一方から一方へ紅茶を行き来させます。「こぼれるのを気にせず、ダイナミックに一気に冷やすと、茶葉の香りも立ち香りも増します」とのこと。
一口飲んで、マツコさんは「このタピオカなに?? 美味しい!」と驚き。
何故か、言い方が段々女子高生っぽくなってる・・・・笑
アイスティー用に作っているパステルタピオカは、マンゴーやオレンジ、アップルをブレンドしたティーシロップに味付けしていて、ソーダにも合いそうな爽やかな美味しさのようですよ。
色々なタピオカドリンクを試食して、マツコさんは「日本人にとっては、わらび餅を彷彿とさせる懐かしさがあるので、定着すると思う」と感じたようです。
それを聞いて、“たぴりすと。”の2人も大喜び!
最後に、「就職した方がよいか、タピオカを仕事にした方が良いか」とアドバイスを求めると、マツコさんはきっぱりと「就職するべきです」と答えていましたね(笑)
最後に
タピオカドリンク、時々飲みたくなりますが、こんなに沢山の種類やお店があったんですね~。確かにお腹にも貯まるし、見た目も可愛いので、今年の夏は何杯も飲んでしまいそうです。
今回は、「ちくわぶの世界」と「タピオカドリンクの世界」と「東京展望スポットの世界」の3本立てでした。
「ちくわぶの世界」と「東京展望スポットの世界」は、こちらをご覧下さい。