2019年4月9日に放送された「マツコの知らない世界」、春の2時間SPを見ました。
今回は、「東京ディズニーシーの世界」と「お惣菜から揚げの世界」と「滝の世界」の3本立てでした。
その中から、「お惣菜からあげの世界」についてまとめました。
「東京ディズニーシーの世界」と「滝の世界」は、こちらをご覧下さい。
https://sacchiga.com/matsukonoshiranai-080/
https://sacchiga.com/matsukonoshiranai-082/
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、お惣菜から揚げを年間1500個たべる男、八木宏一朗さんです。
八木さんは、前回「手羽からあげの世界」にも出演しています。
マツコさんは「お久しぶり~」と迎え入れますが、前回と違ってスーツ姿のカチっとした姿を見て、思わず「どうしたの?」とポツリ。
八木さんは、「今回は、後ろに大きい企業がいっぱいついてるので・・・・」とちょっと緊張気味??
早速始まったのは、なんと八木さんの近況報告!?
なんと、酉年のフライドチキンの日(11月21日)にお子さんが誕生したそうなんです。
まだまだ可愛い1歳の息子さんの写真を見て、マツコさんも「似てなくてよかった」と毒舌ぶり。
からあげ業界の動向としては、2009年に大分県の「もり山」や「とりあん」という、からあげ専門店が東京に進出したことによって、からあげブームが始まり今でも続いているそうですが、八木さん曰く、2019年の最前線は「スーパーのお惣菜からあげ」らしいんです!
その理由としては、2013年頃からドラッグストアの品数が増えてきたため、スーパー側の対抗策で、調理場を持つ強みとして「お惣菜」に力を入れているようなんです。
ただ、「スーパーのからあげ」の世間からのイメージはあまり良くないようで・・・・
マツコさんも、「15年くらい前のことになるけど、岩食ってんじゃねえか、というくらい」のものもあったようです。
ところが最近は違うそうです。
以前は、時間が経つとベチャっとしがちな“バッター”という水溶きの衣で揚げているところが多かったのですが、最近は、粉状の薄衣を使うことで、美味しさUPしているそうなんです。
ただマツコさんは、「バリっとした(厚いのが)好きなのよ~」と、”薄衣“派に否定的・・・・
そこで、最近のお惣菜から揚げと、昔ながらのから揚げを試食してもらいます。
初めは、現在イオンで販売している「匠乃鶏唐揚げ 100g178円(税抜)」。
マツコさんの感想は、「味すごいしっかり入ってる」「(衣も)思ったより薄くなくて、この位が好き」と高評価!
次に、昔ながらの製法で作ったからあげを食べると、「昔はこんな感じだった」と納得し、「これはすっごい変化だね」と薄衣を認めてくれた様子。
今回は、そんな最先端“お惣菜からあげ”を八木さんが紹介していきます。
全国スーパーの食べるべき最強お惣菜からあげ
ここからは、イオンに続き、全国展開している3スーパーのお惣菜からあげを紹介していきます。
まずは、イトーヨーカドーの「薄衣で仕上げた おとなの塩レモンから揚げ」100g198円(税抜)。
永谷園とコラボしている商品なので、パッケージも「おとなのふりかけ」にちょっと似ています。
通常、工場でから揚げを作っている場合は2回冷凍するので、どうしても味が落ちてしまうのですが、イトーヨーカドーは店内仕込みなので、肉を凍らせるのが1回になり、素材感が残って美味しいそうなんです。
そして、八木さんおススメポイントは、「2粒でハイボール1杯いける」とのこと。
早速試食を始めると、「結構レモンの香りがする」とまず香りに驚くマツコさん。
始めは「二粒で1杯はいけないんじゃないの~」と言っていましたが、いざハイボールが運ばれてくると、半分ググっと飲んでいましたね。(笑)
お惣菜からあげの薄衣ブームは、専門店の影響も大きいようです。
更に衣だけでなく、大きさも専門店にならって、以前は一粒25gだったのが、最近は35gのところが多くなっているようです。
続いては、サミットの「塩にんにくの若鳥もも竜田揚げ」100g188円(税抜)。
八木さんポイントは、「平均サイズの倍の一粒45g」の食べ応え。
ピンク岩塩が味の決め手だそうで、「サクサク感も一番あるかな」とマツコさんも気に入った様子。
最後は、ライフの2品。
同じ会社ですが関東関西で競って切磋琢磨しているようで、関東は「純和赤鶏むねから揚げ」100g238円(税抜)、関西は「大分産豊後どり竜田揚げ(あごだし使用)」100g218円(税抜)。
東西で違う味付けにしているこだわりに、マツコさんも「へぇ~すごいわね」とすっかり感心しています。
ライフのから揚げは、持ち帰ってから「温め直し」をおすすめしているので、温めてからの試食になりました。
ここで八木さん流、お惣菜からあげの温め直し方法を紹介。
- 電子レンジで30~40秒(600w)
- トースターに移して30秒(1200w)
一方マツコさん流は、「鬼のようにオーブントースターで温めて、バリバリに食べる」とのこと(笑)
関東と関西のから揚げを試食した結果、マツコさんは「関東の人間だからか、関東の方が好き」だそうです。
関東は、塩とのバランス重視、関西はダシの味付けを重視する傾向があるようですよ。
4社食べ比べてみた結果、マツコさんの結論としては「やっぱりね、温かいのは美味しいっす」とのこと。
味の違いではなく、そこを言われてしまったので八木さんも苦笑い・・・
そりゃそうですよね(笑)
皆さんも、お惣菜から揚げを食べる時は、少し手間をかけても温め直しましょう!
ご当地スーパーから厳選!地域の特徴が詰まったからあげ
全国展開している大手スーパーのから揚げを試食してきましたが、実はこのブーム、ご当地スーパーが始めたというのです。
いわゆるご当地スーパーというのは、それほど規模が大きくないので、店内仕込みの総菜を作っている所が多いため、味にこだわるお店は昔から薄衣だったというのです。
マツコさんも「地方に行くと、お惣菜に力を入れているスーパーが多いよね」と納得の様子かと思いきや、「『ガイヤの夜明け』でやってた」と、ガイヤ情報でした・・・(笑)
たとえば、北海道のから揚げは“ザンギ”と言われていますが、「“ザンギ”と言えばラルス(RALSE)」と言われるほど、北海道のご当地スーパー「ラルス」の“ザンギ“は人気があるようです。
他にも、八木さんが「絶対はずせない」と言う、埼玉県のご当地スーパーYAOKOは、「お惣菜のリーディングカンパニー」と言われ、全国のバイヤーさんが勉強しにくるほど、お惣菜に命を懸けているそうです。
これもマツコさんは、「『ガイアの夜明け』でやってた・・・」と既に知っていたよう。
ご当地スーパーの総菜からあげは、県の特産品が使われていたり、県民の好みの味付けがあったりと個性豊かなので、「死ぬまでに一度は食べて欲しい、ご当地スーパー激うまからあげ」と題して紹介していきます。
まず初めは、新潟県のスーパー「原信ナルス」のから揚げを紹介するのですが・・・
ここでクイズ!「新潟県の味付けと言えば?」
マツコさんの答えは、「新潟と言えば、まず“ルマンド”、“柿の種”、“田中角栄”」。
味付けになるものありません!!(笑)
答えは「カレー」。
マツコさんも知っていた様で、新潟には有名なカレー味のから揚げを出すお店があり、それがソウルフードとなって、総菜から揚げになっているようです。
早速食べてみると、「これはズルいわよね」と美味しさに納得。
誰も大好きなカレー味を和風仕立てにして、食べやすくしているそうです。
続いては、愛媛県のスーパー「フジ」。
ここでまたクイズ!「愛媛県の味付けといえば?」
マツコさんが、「“一六”(あんこを使ったお菓子)」と答えたように、愛媛県の人たちは甘~い味付けを好む傾向があるそうなんです。
なので、総菜からあげも「日本で一番甘いからあげ」だそうです。
試食の時に、パックを開けると「あ、匂いが甘い!」とマツコさんも驚いている様子。
キビ糖の自然な甘さで味を際立たせているのが特徴だそうです。
「思ったより甘くない」「美味しい」と、甘ったるいことはなく、美味しいようですよ。
続いては、高知県のスーパー「サニーマート」。
ここの総菜からあげは「生姜香る醤油のうまみぎゅっと唐揚げ」と言う様に、特産の生姜を使っています。
マツコさんは生姜大好きなようで、「私が一番好きなタイプ」と。
「(生姜は)なんでもお酒に合う用にできてるのよ」とかなり期待している様子。
そして、から揚げを運んできてくれたのは、このから揚げを開発したバイヤー野口道子部長!
「呑むんでしょ?」というマツコさんの質問に、野口部長は「人並に」と答えますが、マツコさんは「高知の“人並み”は、ほとんど“獣並み”だから」と呑兵衛が多い県民性を突きます。
このから揚げの特徴は、なんとスーパーの売り場にフライヤーを出して揚げたてを提供していること。そして、女性でも食べやすい25gと小粒なこと。
マツコさんは「超スタンダードな味」「すっごい美味い!」と大絶賛していました。
最高峰の味を再現。名店監修系お惣菜から揚げ
スーパーのお惣菜からあげのレベルが上がってきていますが、から揚げ専門店が監修を務めたものが出てきて、更に拍車をかけているそうです。
大分県中津市は、「から揚げの聖地」と言われいてますが、そこの有名店、醤油の“鳥しん”、塩の“もり山”と言われる二店が監修し、スーパー内で惣菜からあげとして味を競うイベントが全国で行われているそうなんです。
店主のこだわりが強く、なかなかOKが出なかったようなんですが、味がどのくらい再現出来ているか、監修した総菜からあげと、本家の味を比べてみます。
まずは、塩味のからあげ。
総菜の方は、「塩とニンニクの味が効いてて、美味しい」とのこと。
本家を見たマツコさんは、「やっぱり本家は見た目も豪華ね」と言いながら、アツアツのから揚げをスゴイ顔して頬張ります。
「味の方向性はあってるけど、そりゃこっち(本家)が美味いっすわ」と専門店の美味しさにはかなわないよう。
続いて醤油味。
総菜の方は、「から揚げとして考えれば、かなりハイレベル」と八木さんも言う様に、マツコさんも「凄い美味しい」と満足の様。
でもやっぱり本家を食べると・・・「うっうまい」と自然と言葉が出ちゃうくらいなんですねぇ(笑)。
沢山のから揚げを試食した八木さんは「最高ですね」と、かなりご満悦。
マツコさんも、「から揚げは卑怯よね」と、美味しさに脱帽。
思わず八木さんからの「定期的にやりたいですね」との提案に、「いいわよ」と言っていましたね。
最後に
唐揚げは、子どもから大人まで皆が愛する総菜ですよね。
家でなかなか揚げ物ができなくても、スーパーこだわりの総菜から揚げのレベルがこれだけ上がっているんだったら、是非食べてみたいですね。
今回は、「東京ディズニーシーの世界」と「お惣菜から揚げの世界」と「滝の世界」の3本立てでした。
「東京ディズニーシーの世界」と「滝の世界」は、こちらをご覧下さい。
https://sacchiga.com/matsukonoshiranai-080/
https://sacchiga.com/matsukonoshiranai-082/