神奈川県横浜市には、いくつかの七福神めぐりが存在します。
その中の一つが、横浜磯子七福神めぐりです。
新年に、一年の幸せを祈りながら参拝してみませんか?
それでは、横浜磯子七福神めぐりについて紹介していきます。
横浜磯子七福神めぐりとは?
横浜磯子七福神めぐりは、1918年に始まりました。
アジア太平洋戦争の時に一度途絶えましたが、1978年に復活しました。
歴史と文化に触れる・体力向上・健康保持の3つを目的とした、約9kmのコースが作られました。
徒歩でめぐると、約3時間くらいです。
横浜市磯子区と南区の寺社から構成されています。
スタンプ設置期間・・・毎年元日~1月15日
この期間は、七福神像が開帳されています。
スタンプを集めよう!
色紙代・・・500円
スタンプ代・・・無料
御朱印(御朱印帳の場合)・・・各300円
宝船を完成させよう!
宝船・・・500円
お守り・・・各200円
宝船を購入し、各寺社で購入出来る七福神のお守りを乗せていきましょう。
全て集まれば、ひとそろえの宝船が完成します。
弘誓院:福禄寿
高野山真言宗の寺院で、妙法山観音寺と号します。
1536年に創建されたそうです。
寶生寺:寿老人
高野山真言宗の寺院で、青竜山宝金剛院と号します。
古文書や仏画が多数ある、とても歴史のある寺院です。
本尊の大日如来坐像は、1601年に覚園寺塔頭から移されたそうです。
密蔵院:布袋尊
いつ開かれたのかは、はっきり分かっていません。
1597年や1599年の墓石があるので、その頃に開かれたと言われています。
本尊の不動明王は、1901年に仏師山口久吉に制作されたものです。
金剛院:大黒天
高さ21cmの、木造の薬師如来坐像を本尊としています。
日光菩薩と月光菩薩の厨子や、阿弥陀座像、聖観音菩薩像などが安置されています。
宝積寺:恵比寿
江戸中期に火災があり、文書類が焼失してしまいました。
そのため開かれた時期は不明ですが、1190年だと伝わっています。
ペット供養の納骨堂や千体地蔵、音楽イベントを行う多目的ホールなどもあります。
金蔵院:弁財天
薬師如来を本尊とする、高野山真言宗の寺院です。
1328年に、理空上人によって開かれたと言われています。
観音堂の前にある鯉塚は、元々戸塚区の妙法寺にありました。
魚介類の供養のために建てられたもので、1978年にこちらに移されました。
真照寺:毘沙門天
1182年に再興されたと伝えられていますが、それ以前の事は分かっていません。
毘沙門天像は、横浜市の指定有形文化財です。
平安後期に作られたとされています。
最後に
横浜磯子七福神めぐりについて紹介しましたが、いかがでしたか?
とても歴史のある寺社ばかりです。
約9kmのコースなので、1日で全部めぐる事が出来るのが嬉しいですね。
宝船に七福神を集めていくのは、子供も一緒に楽しめそうです。
一年の幸せを願って、家族みんなで参拝してみるのも良さそうですね。
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