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ハイブリッド・ティーのバラって?ハイブリッド・ティーの特徴と品種について。

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バラの本などを見ていると、よく目にする言葉に「ハイブリッド・ティー」というものがあります。

なんだかお茶の一種みたいな名前ですが、これはバラの分類の一つなんです。

四季咲き性で花が大きく、主に木立ち性のバラがこれに当たります。

ハイブリッド・ティーは豪華で見応えがあるので、とても人気があるんですよ。

ここではハイブリッド・ティーについての説明と、具体的な品種について紹介していきたいと思います。

目次

ハイブリッド・ティーの仲間には、どんな特徴があるの?

バラの品種は現在もどんどん誕生し続けていて、とてもたくさんの品種が存在しています。

そして、それらを樹形や特徴で大まかに分類しています。

ハイブリッド・ティーというのも、その分類名の一つなんです

その特徴は次の通りです。

四季咲き性

冬以外の季節は、何回も咲きます。

年間を通じて花が楽しめます。

大輪

大きな花が咲きます。花径は8~12cmくらいです。

木立ち性

自立することが出来る樹形で、支柱やフェンスなどに誘引しなくても大丈夫。

1つの茎に1つの花が咲く

花が終わって切り落とすと、次の花が先まで少し待たなくはならない。

見た目の特徴としては、何と言っても大きな花を咲かせることでしょう。

1つの茎に1つの花なので、切り花にしやすいです。

ハイブリッド・ティーは、頭文字を取って「HT」と書かれていることもあります。

ハイブリッド・ティーの歴史について

バラの品種改良は昔から盛んに行われていました。

江戸時代が終わる頃には、既にヨーロッパではたくさんの系統のバラが存在していました。

その頃の主流は、春にだけ開花する一季咲き性の品種でした。

四季咲き性の品種もあったものの、とても弱く育てるのが大変だったようです。

当時の主流だった品種をオールド・ローズと呼んでいますが、その中でも特に将来有望だった「ハイブリッド・パーペチュアル系統」と「ティー系統」との交雑が進んでいきました。

ハイブリッド・パーペチュアル系統は、大輪で鮮やかな色彩が魅力。

耐寒性に優れていたので、寒さが厳しいヨーロッパにおいて強健で育てやすく、次々と新品種が生み出されました。

完璧に思われるハイブリッド・パーペチュアル系統ですが、残念なことに四季咲き性ではありませんでした。

ティー系統は、中国のロサ・キネンシスというバラから作り出されました。

このバラは、ハイブリッド・パーペチュアル系統にはない四季咲き性の特徴を持っていました。

そして香りにも優れていて、まるで紅茶のようだったのでティーローズと呼ばれるようになったのです。

四季咲き性で香りの良いティーローズでしたが、花の鮮やかさに欠けていました。

そこで作り出されたのが、この両品種を組み合わせた「ハイブリッド・ティー」です。

頭文字を取って、「HT」と表記されることもあります。

そんなハイブリッド・ティーの特徴は、素晴らしい芳香と大輪の鮮やかな花を咲かせることです。

そしてここから、バラの新しい時代が始まっていきます。

バラの新時代に、最初に誕生した品種はラ・フランスです。

これは今でも多くの人に愛されている、素晴らしいバラです。

このラ・フランスが誕生した1867年より前のバラをオールド・ローズと呼び、1867年以降に誕生したバラをモダン・ローズと呼ぶようになりました。

ハイブリッド・ティーには、どんな品種があるの?

ハイブリッド・ティーの中から、おすすめの品種をいくつか紹介していきますね。

エリナ

クリームイエローの色合いが優しく、世界中で人気のある品種です。

2006年には、世界バラ連合の「栄誉の殿堂入り」をしました。

うどんこ病と黒星病に強く、薬剤散布をしなくても病気になりにくいです。

心配なら、株が小さい内は定期的に薬剤散布をしても良いですが、大きくなったら無農薬で大丈夫でしょう。

地植えにしておけば、必要なお世話は剪定や花がらを摘むくらいです。

耐寒性や耐暑性もあるので、育てやすくて初心者さんにも安心でしょう。

ただ香りが弱いので、素晴らしい芳香を求めている人にはおすすめ出来ません。

王妃アントワネット

バラの品種には、漫画「ベルサイユのばら」の登場人物の名前が付けられたシリーズがあります。

これもその一つです。

ローズピンクのフリルのような花弁は、パッと目を引く鮮やかさです。

うどんこ病にとても強いけど、黒星病の耐性は普通程度です。

でも薬剤散布をしなくても、病気でやられることはあまりありません。

耐暑性耐寒性があり、樹勢が強くよく育ちます。

花付き、花持ち共に良く、強めの素晴らしい芳香が漂います。

とても優れた品種で、初心者さんにおすすめです。

ノスタルジー

咲き始めの花は丸っこい感じですが、咲き進むと平咲きになっていきます。

白い花弁の縁がピンクで、白とピンクのコントラストがとても美しいです。

樹高は1mくらいで、比較的コンパクトなので鉢栽培も可能ですよ。

耐病性に優れていて、うどんこ病にも黒星病にもとても強いです。

薬剤散布の必要はないでしょう。

四季咲き性で花付きも花持ちも良く、たっぷりと花を楽しむことが出来ます。

ただ、小さいトゲが多めなので、お世話の時には手袋があると安心です。

香りはあまり強くありません。

ビブ・ラ・マリエ

花径12cmもある、純白の大輪を咲かせる品種です。

とても美しい白バラで、耐病性も最強クラスなんですよ。

バラで心配な、黒星病とうどんこ病の両方に強いので、初心者さんにもおすすめです。

白バラは病気に弱い品種が多いですが、どうしても白バラを育てたいのならこの品種から始めてみましょう。

樹勢が強く、薬剤散布をしなくても病気にやられません。

香りも素晴らしく、強めなのが魅力です。

最後に

バラの分類の一つである「ハイブリッド・ティー」について、特徴やおすすめの品種を紹介しました。

ハイブリッド・ティーとは、オールド・ローズの品種同士を交雑して作りだした、大輪で色鮮やかな強香品種です。

ハイブリッド・ティーが誕生する前のバラをオールド・ローズ、それ以降をモダン・ローズと呼んだりもしています。

バラにはたくさんの品種があって、特に初心者さんは選ぶだけでも大変なことですよね。

もしバラの大きな花と香りに魅力を感じているのなら、ハイブリッド・ティー系統から選ぶと良いですよ。

初心者さん向けの、強健種も色々あります。

今回紹介した品種は強いものばかりなので、是非参考にしてみてくださいね。

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