2020年5月26日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は過去に放送された中から、マニアだから見つけることのできたTV初公開の映像が盛りだくさんの回をまとめた構成でした。
エメラルドハンターの世界
2018年7月3日放送。
40万キャラットのエメラルドを所有する男、清水雅弘さん。
清水さんが厳選した、レアなエメラルド5点を紹介。
さらに、コロンビアのエメラルドキングの姿を、世界で初めてTVカメラに納めた映像も!
数億年かけて作られた証、インクルージョンエメラルド
1億数千年前の水分を内包したまま結晶化し、原石の内部に水と気泡が入っています。
レアですが緑色が薄いため、お値段は100万円です。
宝石マニア垂涎の激レアエメラルド、トラピッチェ
トラピッチェとは、天然で6本の線が*状に入ったエメラルドのこと。
お値段は380万円、「爽やかです」「爽やかって何なんです」
爽やかとは、ためらうことなく買うことができる額、という意味だそうです(笑)。
世界一の品質を誇る鉱脈で産出、MUZOエメラルド
コロンビアのMUZO鉱山では、内容物がほとんどない透き通るようなエメラルドが採れます。
今回持ってきたのは、カットのバランスもいい大粒の逸品。
値段はなんと5000万円!
「バカヤロー!爽やかじゃねーよ!」とお怒りでした(笑)。
2度と採れない幻の宝石、レッドエメラルド
エメラルドやアクアマリンと同じ分類の宝石で、赤いものはレッドベリルです。
唯一採掘できたアメリカのワーワー山脈が閉山し、2度と採れないと言われています。
お値段は0.05キャラットでも500万円です!
大自然が生んだ奇跡の宝石 スターエメラルド
宝石業界に37年携わる清水さんでさえ、1度しか見たことがない超レアな宝石。
ジュエリーブランドのラ・レジョンが指輪に仕立てたその石は、光を当てると内包物によって6条の輝きが現れます。
お値段、1728万円。
マツコさんも試着して、その美しさを絶賛していました。
最後は、コロンビアの首都ボゴタの取材映像です。
清水さんは、140万キャラットを所有するエメラルドキング、ホルマン・カランサさんを訪ねます。
ハイクラスな番組を装って取材交渉し、撮影成功!
清水さんも、取引のために再び会う約束を交わすことができました。
ホルマン・カランサさんがTVカメラの前に姿を現すのは、世界初だそうです!
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渋谷駅の世界
2016年1月12日放送の回です。
渋谷駅を18年間研究し続ける大学准教授、田村圭介さん。
渋谷駅の過去・未来を、精巧で巨大な模型とともに紹介してくれました。
田村さんが渋谷駅が世界遺産になると主張する理由
地上3階から地下5階まで、ツギハギに階段でつながる渋谷駅。
田村さん自作の1/100サイズの渋谷駅構内模型を見ると、まるで立体迷路のようです。
さらに、渋谷駅の地上と地下1階の間あたりに、暗渠化された渋谷川が流れているという、カオスな状態。
マツコさんは渋谷駅そのものより模型を作った田村さんの方に、「狂気性を感じる」とおどろきます(笑)。
おどろき!渋谷駅の過去
1885年から2013年までの模型で、渋谷駅の過去をわかりやすく解説!
渋谷駅再開発を知り尽くしたマツコさんでさえ知らない、おどろきの成り立ちでした。
1880年、渋谷川と宇田川が合流する土地に、谷があった。
1885年、山手線開通。今の渋谷駅より300mほど南だった。
1920年、玉川鉄道が開通、山手線と玉川鉄道がクロスする場所に駅を移動。
1938年、東横線、井の頭線、銀座線が開通。関東大震災で人口が流入し、一気に栄える。
1960年、オリンピックで東急などの駅ビルがほぼ完成。
進化し続ける渋谷駅の未来
2018年渋谷ストリーム、2019年渋谷スクランブルスクエア、2019年渋谷フクラスと、次々と新ビルがオープン。
2023年には桜丘口の再開発も完成予定です。
どんどん変わる渋谷ですが、道玄坂周辺のカオスは残ってほしいというマツコさん。
「ここに〇〇がいっぱいある」と、放送禁止用語を使って説明していました(笑)。
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落とし物の世界
2020年1月3日放送。
15歳で鮮烈デビュー、今は世界で活躍するシンガーソングライターの宇多田ヒカルさん。
作詞するときは歩くという宇多田さんは、気がつくとTwitterやInstagramが落とし物画像で埋まってしまう、落とし物マニアでした。
落とし物の話以外にも、デビュー作PVのマル秘話や、母・藤圭子さんとのエピソードなど、TV初披露のエピソード満載の回です!
デビュー作Automatic、PVマル秘話
宇多田さんの記憶では、セットの幅がなく、立ち上がってカメラが引くと横が見切れてしまう、しかしずっと座っているのも…と思い、中腰で動きをつけたためにできたPVなのだそう。
ロンドン、子育て話
ロンドン在住の宇多田さん。
息子の友だちのママが開いたハロウィンパーティーに出席したあと、小さなコンサート会場に落ちていた天使の羽を撮影しました。
ママ友付き合いがあると知り「そういうこともやってんのね」と、マツコさん。
そこから、息子さんの話に。
「子供、血引いてる?」「そうですね、すごく」
「すごいのよ、藤圭子から宇多田ヒカルっているのがすごい!」と、藤圭子ファンのマツコさんが興奮します。
藤圭子さんは宇多田さんのことを「ヒカルの声はいいから」と、歌う方向にプッシュしていたそう。
「娘がすごいの!」と、徹子の部屋で宇多田さんの音源を流したこともあるそうです。
写真撮影以外の落とし物の楽しみ方
落とした人のことを想像するのも、また面白いのだそう。
2014年1月12日、パリ。
ビルの凹みに詰め込まれるように落ちていた女の子の人形は、下を向いていて、宇多田さんは「落とされたことへの恨みが…」と想像します。
さらに2016年9月18日ロンドンの道端に落ちていた成人男性のズボン。
宇多田さんは「歩きながら脱ぎ捨てていった感じが…」と妄想しますが、マツコさんは「寝そべってたと思う!」と、妄想。
発想力の鋭さに、「落とし物の研究家になれますよ!」と宇多田さんが太鼓判を押していました(笑)。
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最後に
さまざまなマニアが登場するマツコの知らない世界。
TV初公開という映像も多く、実はものすごい番組なのでは!?と、感心する回でした!
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