2020年3月3日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。
今回は、「干し芋の世界」と「ハリネズミの世界」の2本立てでした。
その中から、「干し芋の世界」についてまとめました。
「ハリネズミの世界」は、こちらをご覧下さい。
出演者・オープニング
出演者は、マツコ・デラックスさん。4ヶ月で70kg干し芋を食べる女性、小松亜子さん。
長野県出身の41歳、広報誌のライターをしています。ショートカットでしっかりしてそうな女性です。
ちなみに干し芋は6枚で約300gなので、70kgの干し芋というのは、およそ233袋に相当します。自宅の冷蔵庫と冷凍庫は干し芋がパンパンに詰まっていて、マツコさんには「アレですよ、なんかもうヤバい人」と言われてしまいました(笑)。
小松さんは21歳の時にプロダクションに就職しますが、そこがブラック企業でした。9年間無給で働き、精神を病んでしまいます。
そして34歳の時に品評会で金賞を受賞した干し芋に出会い、あまりの美味しさに衝撃を受け、干し芋が心の支えになったそうです。
今は12月から3月は毎日3食、おかず+干し芋という食生活を送っています。
マツコさんの干し芋のイメージは「世間一般的にはダサい」ですが、今の干し芋は甘くてもちもちの極上スイーツに進化していました!
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小松さんの人生を変えた究極の干し芋
日本で作られる干し芋の9割は茨城産です。潮風が運んだ豊富なミネラルと、1920年頃から組合を作り干し芋の研究を進めたことで、美味しい干し芋を夜に送り出しています。
ここで小松さんの人生を変えた、茨城が誇る究極の干し芋「川又農産のタマユタカ」が5kgの箱入りでスタジオに登場!
マツコさんは「干し芋ならではの風味、いい意味でちょっと田舎の匂いがするのよ」と、納得の味です。小松さんも一口食べて「ん~~~!」と満面の笑みでした。
小松さんは干し芋の食べ方として、冷蔵か冷凍で食べると美味しいと提案しますが、マツコさんは断然炙り焼き派なので「焼きます!」とカメラ目線で断言していました(笑)。
600の干し芋農家が頂点を競う!干し芋品評会
茨城の干し芋レベルが高い理由はもう一つあり、それが年に一度1月に開かれる干し芋品評会だと言われています。
小松さんが1年で一番楽しみにしているイベントで、今年の品評会に訪れたVTRが流れました。
干し芋作りが盛んなひたちなか市の大型ショッピングモールで開かれ、一般のお客さんが試食して投票するのが特徴です。
決勝に残った農家には、結果が電話で伝えられます。
今回、2年連続で金賞に輝いた東海村のエース「テルズ」と、那珂市で唯一決勝に残った「芋助」に密着しました。
那珂市唯一決勝に残った「芋助」は、初の銀賞で喜びもひとしお。
従業員総出で居酒屋に待機していた東海村の「テルズ」も銀賞で「また来年がんばります」と悔しさをにじませます。
そして金賞はひたちなか市の「川又農産」。川又さんは「4年ぶりの金賞、とてもうれしいです」とコメント。
マツコさんは「一般の人達が投票してるっていうのがすごいクリアな制度でいいわね」と、納得します。
ねっとり感が人気のべにはるか、昔ながらのタマユタカ以外にも、希少品種で作られた干し芋も紹介してくれました。
2012年登録の「シルクスート」は、絹のようななめらかな食感。クロサワファームの「シルクスート平干し」(200g/720円)は「これはもうね、半干しみたいな感じ。すんごい柔らかい」とマツコさんにも大好評です。
昔からあるけれど、タマユタカより3割も収穫量が少ない泉13号は黒糖のような濃厚な甘みが特徴です。永井芳典さんの「いずみ平干し」(200g/550円)は「あ!これうまい、ほぼキャラメル!」とマツコさんはとっても気に入ったようで、「泉13号、好きです、わたし」と宣言していました(笑)。
究極のスーツ系干し芋
スーパーで見る平干しではなく、丸干しという形状の干し芋があります。小さめの芋の皮を剥き、平干しの2~3倍の時間乾燥させて作ります。スーパーではほとんど流通していません。
小松さんが140回電話をかけても買えなかった干し芋工房しんあい農園の「べにはるか丸干し」(300g/1000円)がスタジオに登場!
品評会で頼み込み、余っているのを分けてもらったそう。
小さい方が美味しいそうで、ねっとりしていて干し柿に近い食感。「ああ、でもうまいコレ!」「外側のドライな部分と、中のしっとりねっとりの、このコントラストが最高です」と、小松さんもうっとりしながら味わっていました。
さらに農家では、丸干しの干し芋を天ぷらで食べるのだそう。マツコさんは思わず「うわ!これは…うまい!」「これはすごいわ、もっとなめらかになってる」とご満悦です。
小松さんが干し芋はスイートポテトやケーキにも負けないと力説すると、「あんた何か、干し芋以外に対する敵対心がすごいのよ」とマツコさんがつっこんでいました(笑)。
最後に
ダサいイメージのある干し芋ですが、今は甘みもアップして柔らかく進化していました。
丸干しタイプはほとんどスイーツのようで、一度食べてみたくなります!マツコさん泉13号愛にも驚かされました。
今回は、「干し芋の世界」と「ハリネズミの世界」の2本立てでした。
「ハリネズミの世界」は、こちらをご覧下さい。
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